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第81話 神々のお話

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「と、言う訳だフォレス妖精が持ってる精霊の卵をエルフに渡してくれ」
何とも大雑把な事を言うのは水神リアス。
「ちょっと、本気か?いくら人間の魔力が必要だからってそんな簡単に決めてどうしてくれる⁈」
困った顔をし呆れているのは豊穣の神フォレス。
「だってエアリア面白いし、見てみろよ」
パチン
リアスはエアリアとの対話を映す。流石神。
「この髪の色、愛し子じゃないか‼︎」
「そう、我等が愛し子」
リアスはウットリしながら呟く。
「今まで愛し子は生まれてきたがこんな規格外の子は初めてだ」
そんな言葉を吐きながらも目線は映像をガン見だ。
「この子まだ2歳なのにレインボーイリアウルフ、召喚獣にしてるのよ、信じられる?失われし魔神王の獣を従えてるのにエアリアはおともだちと呼びあの獣の心を満たしているのよ」
「この子は本気なんだね、妖精も精霊も助けようとしている」
「あぁ、優しい子だ黙ってたレイアを殴らないとな」
「ならば僕の役目はエルフにこの子を伝えることか、エルフはあぁだからなぁ大丈夫か?」
「だがチャンスだ愛し子の魔力で目覚めたら精霊王の可能性もある。あの子はこちらの意図も全て覚悟して精霊の羽化を提案した」
「本当に前の愛し子達とは違うんだな僕も会いたいな、レイアズルイなんで隠してた」
「まぁ、落ち着けフォレス、お前の力も借りるといったらエアリアお前の分のチョコレートを置いていった、お前の好きな甘味だ」
「これがチョコレート、本当にあのカカオから作られた物なのか」
フォレスは匂いを嗅いでいる。
「これは極上だ、本人はまだ沢山の甘味を作りたいと言っていた、いずれお前の所にも来るんじゃないか?って、聞いてないか」
フォレスはチョコレートを堪能していた。

一方エアリアは
宿の部屋で結界魔法と防音魔法をかけて困っていた
「と、いうわけで、せいれいしゃんをたすけましゅ」
「全く主は妖精の妨害にあったらどうするんです」
ヨウハはため息をつく。
「これはかみしゃまからのおねがいでさしゅそれにさからいわたしにがいをなせばしんばつがおりるでしょう」
「確かに、リアス様はあっという間に我等に歯向かったら人間の魔力を奪い取ってしまった」
あの光景を見ていたアクアが呟く。
「なんだ、魔力を全て奪ったのか、その人間、長生きせぬぞ」
ソルリアは言う
「なんで?はんせいすればまりょくはもどるじゃない、ながいきしないって」
「それは普通の場合だ、全て奪うと言うことは戻す気が無いと言うこと、生まれついて持っていた魔力の源まで奪うのは違う。魔力は体の中を巡り密接になるそんな大人が魔力を全て奪われると生命力も持っていかれる」
ほかの召喚獣と呆然とする。
「まぁ、よいかエアリアに傷を付けたのだから」
と、アクア。
「「めぇめぇ、めぇめぇ‼︎」」
あっさり過ぎなエアリア第一の召喚獣達だった。
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