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第78話 調味料
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ヴィンデの領主マクナル・デリア様の邸に赴いたが何でも病気でお会い出来なかった。
…あれは仮病だな。あのボンボンから金貰ってたなコイツ。
兄様もハルバも領主館を虫ケラを見るような目で見てる。
まぁ、良い会いたく無いと言われるならこっちも好き勝手に出来る
地獄に行くのが早いか遅いかだけだ。
なんか、神様が魔力の祝福の反対に魔堕印を司るのが分かる気がする。この世界に生まれて2年、剣より魔法が全ての世界だ。
まぁ、考えても仕方ない。神様なんてアレだからね。
ヴィンデには神殿での報告ともう一つ用がある。
「ダイラしゃん‼︎こんにちは」
「エアリアお嬢様、お元気そうで」
ダイラ・アルナド フェリア家御用達の商人さんで国一番のアルナド商会会長だ。思い出せない?カカオを見つけてくれた人だよ。
チョコレートを売り出ししてくれてるのもこの人だ。
否、正確には手伝ってくれているだ。
私が開発したチョコレートはフェリア家の資産として門外不出になっていだが平民向けのチョコレートを売り出すときふと、父様が
「エアリアが会長の商会を作っておこう」
など言い出し、私が呑気にもふもふライフを楽しんでいた裏であっという間に設立され気づいたら私は商会会長兼開発長の座に就いていた。
こうして2歳にして私は会社を持つことになった。
商会の名前も母様が決めた「リアラ商会」
と、言うわけでお仕事です。
名前だけの会長なんて言わせないからね‼︎と燃えに燃えて私は前世知識を活かした物を開発し続けている。
「こちらが今回量産に成功した調味料というものでしゅ」
アイテムボックスから取り出す。
塩、砂糖、醤油、味噌、塩麹、鰹節、そして蜂蜜。
塩、砂糖の生産農家には大変お世話になった。
なんでこれに見向きもしない?という位細々とした農家が家のせいで農家トップに行く勢いになっている。
この海産物の街では醤油と鰹節は行けるだろうと見込んでる。
あわよくばワカメがないか調べねば。
まだ諸外国には出さないが先ずは国内の国民の舌を肥えさせよう。
と始まった調味料。皇都では既に塩と砂糖は家庭で必需品になっている。
大豆の生産過程で取れる枝豆はお手軽なおつまみとして大人気だ。
が、私は基本無職だったのでお金の価値が分かっていない。公爵家に産まれて余計に分からなくなっていた。
いや、はっきりと言おう。数学苦手なんだよね。アハ。
なので商品価格はダイラさんにお任せだ。
あーあ、領主様に許可とってヴィンデでも売り出そうと目論んでたのに。あの調子ではなぁ。
ダイラさんにお任せしてアルナド商会支部を後にする。
さぁ、水神リアス様に会わなくちゃね。あ、リリとレレにはお仕置きが待ってるんだっけ?優しい神様だと良いなぁ。
人はそれをフラグという。
…あれは仮病だな。あのボンボンから金貰ってたなコイツ。
兄様もハルバも領主館を虫ケラを見るような目で見てる。
まぁ、良い会いたく無いと言われるならこっちも好き勝手に出来る
地獄に行くのが早いか遅いかだけだ。
なんか、神様が魔力の祝福の反対に魔堕印を司るのが分かる気がする。この世界に生まれて2年、剣より魔法が全ての世界だ。
まぁ、考えても仕方ない。神様なんてアレだからね。
ヴィンデには神殿での報告ともう一つ用がある。
「ダイラしゃん‼︎こんにちは」
「エアリアお嬢様、お元気そうで」
ダイラ・アルナド フェリア家御用達の商人さんで国一番のアルナド商会会長だ。思い出せない?カカオを見つけてくれた人だよ。
チョコレートを売り出ししてくれてるのもこの人だ。
否、正確には手伝ってくれているだ。
私が開発したチョコレートはフェリア家の資産として門外不出になっていだが平民向けのチョコレートを売り出すときふと、父様が
「エアリアが会長の商会を作っておこう」
など言い出し、私が呑気にもふもふライフを楽しんでいた裏であっという間に設立され気づいたら私は商会会長兼開発長の座に就いていた。
こうして2歳にして私は会社を持つことになった。
商会の名前も母様が決めた「リアラ商会」
と、言うわけでお仕事です。
名前だけの会長なんて言わせないからね‼︎と燃えに燃えて私は前世知識を活かした物を開発し続けている。
「こちらが今回量産に成功した調味料というものでしゅ」
アイテムボックスから取り出す。
塩、砂糖、醤油、味噌、塩麹、鰹節、そして蜂蜜。
塩、砂糖の生産農家には大変お世話になった。
なんでこれに見向きもしない?という位細々とした農家が家のせいで農家トップに行く勢いになっている。
この海産物の街では醤油と鰹節は行けるだろうと見込んでる。
あわよくばワカメがないか調べねば。
まだ諸外国には出さないが先ずは国内の国民の舌を肥えさせよう。
と始まった調味料。皇都では既に塩と砂糖は家庭で必需品になっている。
大豆の生産過程で取れる枝豆はお手軽なおつまみとして大人気だ。
が、私は基本無職だったのでお金の価値が分かっていない。公爵家に産まれて余計に分からなくなっていた。
いや、はっきりと言おう。数学苦手なんだよね。アハ。
なので商品価格はダイラさんにお任せだ。
あーあ、領主様に許可とってヴィンデでも売り出そうと目論んでたのに。あの調子ではなぁ。
ダイラさんにお任せしてアルナド商会支部を後にする。
さぁ、水神リアス様に会わなくちゃね。あ、リリとレレにはお仕置きが待ってるんだっけ?優しい神様だと良いなぁ。
人はそれをフラグという。
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