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第76話 ストレス大爆発

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ギルドマスター・ヤガバラさんに挨拶をしギルド本部レインボスト基地にスライム達の召喚陣を設置し、ギルド側もアサバさんと連絡が取れる様にしてカマナタを旅立った。

「ハルバのゼウスはきりゅときにかみなりをだしゅの?」
「それも可能ですが剣自体が雷魔法を発動する事も出来ます」
「?ハルバが雷魔法を使うのとどう違うんだ」
「発動に時間が必要ありません、自分が剣で攻撃しながら剣は自ら雷魔法を使う。高速戦闘が可能です」
「ハルバカッコいい」
「ありがとうございます」

魔物を倒しながら進む事数日。
あと1時間でヴィンデというところまで来て奴らは来た。

「おいそこの馬車、死にたくなければ今すぐ金目のもの置いていきな」
面の悪いニイちゃん達が10数人。

え、誰?そっちこそ死にたくなければそこどけよ。
こちとら国滅ぼす神獣いるんだぞ。

「にいしゃまあれはなんでしゅか?」
「恐らく山賊じゃないか?人の物を奪う奴らだ」
「どろぼうでしゅ」
「エアリア様見てはいけません、目が汚れます」

うーむ、退いてくれないなぁ
ちょっと熱源感知魔法で人数を。
ん?隠れているのが沢山

「にいしゃま、たくしゃんかくれていましゅ」
「うーん、つけられても迷惑だなぁ、全部殲滅したい」
「ダメでしゅ、ボスがいるとはかぎりましぇん」
「まったく、空気読んで欲しいですね」

こんなに呑気な会話をしているのもソルリアが防御魔法を発動しているから。全く効かないのに未だに攻撃している。

「はやくすすみたいでしゅ、うみみたいでしゅ」
「うん、邪魔だねぇ」
「はい」

あーも、ヴィンデに着くのが遅れる‼︎

「エア、おはなししてきましゅ!」
「こら、エアリア‼︎」
「エアリア様」

じれったくて馬車から降りる。
結界魔法を掛ける。
一番舐められる私が行くのが一番だ。

「ソルリア伝達魔法」
ソルリアに録画をお願いしてチンピラ共の前に立つ。

「これだけこうげきしてもむだなのだからかくれているおともだちをつれてさりなさい」

変換すれば
「邪魔だからサッサと退けクズ共」かな?

「なんだとガキが生意気いいやがっててめえらが荷物置いていけば良いんだよ」
「りかいのないかたね、あなたがたにあげるものなどないからのくりゆうもないといっているの」
「サッサと退け!チビ!」

ザッ
相手の剣が腕をかする。

ブチッ
「さきにてをだしたのはあなたたちですよ?」

「ランススコール‼︎」

後ろの方を殲滅する。あ、ちゃんと手加減してるよ。悲鳴が上がるが気にしない。

「ガキが粋がって、お前らやっちまえ‼︎」

うわぁどこのドラマのセリフだよ。

「セイントシャイン‼︎」
聖魔法の目くらましからの

「フレアスコール‼︎」
辺り一帯が炎の雨になる。私は機嫌が悪いんだよ、リリとレレの特訓、武器作り、兄様騒動。

もふもふ不足でイライラしてるんだよ‼︎

そこには丸焦げの山賊?達が。

「まだやりますか?」

まだ倒れていない人に笑いながら言う。

「う、うわぁぁぁ‼︎」
斬りかかってくるがまるでなってない。
フン。
身体強化魔法を掛けて全員殴る。

クルクルストン。
10点満点着地‼︎

ふむ、全員倒した様だ。

「エアリア、怪我‼︎」
あれ?兄様が走ってくる。
戦闘中に魔法解けちゃったか。まだまだだな。

「これくりゃいへいきでしゅハルバ、ヴィンデまではあのまほうみえたかな?」

そうワザと大きな魔法を使いヴィンデの警備隊を呼び寄せるが一番だ。100人も引きずって行きたくない。

「エアリアこちらに来い、傷を癒す」

ソルリアにヒールをかけてもらっていると
私を斬った奴が氷漬けになっていた。
に、兄様?

「エアリアに傷をつけるとはお前ら余程死にたいらしいな」
「にいしゃま、にいしゃまがあんなのにてをよごすひつようはありません」
「エアリアは優しいなぁ」

「エアリア様、警備隊が来た様です」

さて、こうゆう時こそ権力の使いどころね‼︎

エアリアはもふもふ不足で山賊を一人で倒してしまった。
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