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第67話 宿にてお話し

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「アサバしゃんしゅごかったねぇ」
ソルリアを撫でながら言う。

「うむ、あれだけ繊細な仕事が出来る人間はそういまい」
「アサバしゃんうちのおかかえさんににゃってくれないかなぁ」
「うむ、素材で釣ればいいのでは?」
「そうだよね、ましせぇきたくさんあるし」
みんなの前で見せた魔石は一つだか、他にも色んな色をした魔石がアイテムボックスにゴロゴロある。
ソルリアが貴重すぎる故隠しておけと言ったので出さなかったのだ。
「あんなにおいしいアンラナバードもそざいににゃるし」
そう、あんなバクバク食べたアンラナバードの骨も素材だった。
本当に何でもありだな異世界。
そういえば魔法大辞典にレイアから
「ソルリア、ひとはそらをとぶまほうをちゅかわないの?」
そう、鉱石の変形と飛行魔法は私が一番に開発だと書いてあった。
「長らく人間をみているがないな魔法が発展し過ぎて必要とせぬのだろう」
「確かに、召喚獣でも飛べるのは私とソルリア殿だけですからね」
「アクア…じゃぁ、飛行魔法は見せない方がいい?」
「エアリア様が考えられたのならば大丈夫かと。まずはご家族に話しては?」
「うん、そうよね、あってこまりゅまほうじゃないもんね」

チョコレートをもぐもぐ。
それを横目に疲れ果てて寝ているネバーシープの4匹を見る。
はしゃぎ過ぎて流石にぐっすりだ。
そのお腹でヨウハとスイルも寝ている。

「あしたはハルバのまけんかぁ」
「魔剣は使えれば強大な威力の剣になるからな楽しみだ」

なかなか黒い会話をしながら話は弾む。
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