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第20話 お庭でのんびり。

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久しぶりにお庭で遊ぶ。
ソルリアも通常サイズだ。
さっきミニサイズでかけっこしたが負けた。
流石速い、いや、私が遅いのかな?前は運動オンチだったし。
…レイア、並みにしてます様に。
お庭番アスとデイルは何故か戦っている。
見た目はじゃれてる様に見えるが。
なんでもソルリア曰く漢の戦いらしい。

本日は通常サイズをお手入れ。
シャンプーはマリーとロイと一緒にま眩しい。
大変なのはブラシだ。一房、一房ずつ丁寧にとく。
しかしツヤツヤだなぁ。
スリスリ、スリ「主」はっ、
「ソルリアごめんなしゃい、つい」
誘惑に負けた。
「構わぬ、主の手は優しいからな」
「ありあと」

その時アスが吠えた。
勝負がついたらしい。
デイルを下敷きにしている。

父様はどうやってアスと仲良しになったのだろう?

しかし、ソルリアはフェリア家に来てからますますキラキラしている。
ようやく護衛や使用人が腰を抜かさなくなったし。

「しかし、キャメルとの遊びを邪魔したのにはお礼をせねばな」
あぁ、私が初めてソルリアに会った時話してた戦神か。
邪魔したのはレイア…
「こんどしんでんにいこうね、おいのりしなきゃ」

ごめんレイア、私には止められない、しかし、なんで横槍を?
まさか私とソルリアを合わせるため?
まさかね、よね?

「はい、おていりぇおわり」
「うむ、オヤツだな」
「きょうはチョコのけーきだって」
オヤツがチョコだと聞くと

「さあ、早く行くぞ、」
チョコレートはすっかりソルリアの好物だ。

通常サイズになると私をひょいと乗せて歩き出す。
おお、ツヤツヤだぁ、いい天気で眠くなる…
もふっ、もふもふもふもふ
た・ま・ら・ん

こんな日もいいよね。
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