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89 ご招待 ②
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□□□〈レオ〉
ソード達が来てるか確かめに行く。王子の命令とは言え監視してるみてぇで気分は良くないな。
あいつら元々仲が悪いしな。まぁ、勝手にレグが酷い扱いするから当然ソードも嫌になるんだけど。ソードはソードで媚びないからな~。
俺は全然いいやつだと思うんだけど、やっぱり目付きか?確かに目付き悪いがそこまで酷いとは思わないがな。んー何か見透かされてる気分にはなるけど…馴れない奴にはダメなのかね。ソード見た目で嫌いになるやつは裏で何かしてるのかもな。
今回は王子妃との手合わせだが俺が責任もってやらねぇとな。まさか、レグが手合わせ了承するとは思わなかったな…
面倒な事頼んだからソードは怒ってそうだな…悪いとは思うが本来の目的はもう一つある。あいつはあの人を見てどう思うか…会わせたい。正直、城生活はウンザリだがあの人の為にも辞めるわけにはいかない。
ふっ、相変わらず三人仲良く歩いてるな。結婚してんだもんな~
「よう、三兄弟」
□□□
よく晴れた朝、手合わせ当日。ソード達はカウロに乗り城に向かっていた。
昨日まで憂鬱と言っていたソードが今日は一切言わず朝も自分で起きて準備を整えていた。ソードは城に行く前に二人に話をしていた。
「あくまでも相手はこの国の王子って事でお前らもよろしく」
「「わかった」」
「絶対に王子妃と王子に剣、向けるなよ」
「「わかった」」
「ならいい」
「気づいてると思うが、王子妃はこれから会うのが本命だ。国民が見てるのはただの飾りの妃だ」
「「……。」」
「俺らの学校では有名だったけど、二個下のやつでベタ惚れだ。口外する奴は1人もいない。だせば家がなくなるからな。お前らは驚いたりはしないと思うが一応な、どう紹介するか知らんが絶対そいつに話しかけるな」
「「わかった」」
「よし、行くか」
「「うん」」
城の大きな門の前に着き検問を受ける。中に入り塀沿いをカウロで移動し、左右別れる道を左に行き更に門の前に着いた。正門は大きな行事や公務の時にしか開けられる事はないので幾つかある門の一つから入る事になる。ピタリと止まる、カウロはどうやらここまでらしい。
降りて再び検問を受けるとその奥にはレオの姿が見えていた。
「よう、今日はよろしく頼むな」
「あぁ」
「珍しい、素直に返事なんて。怒らないのか?」
「チッ、これ貸しだからな!どーせお前が口滑らしたんだろ!」
「あ、バレたか。すまん!」
「いいよ」
「俺が責任もってやるから、手合わせしてやってくれ」
「はぁ…手合わせね…わかったよ」
やっぱりレオは知らないな。
俺だけ狙ってくれるならその方がありがたい。
広い道を歩きながら会話をした。
「レイ、ロキ、久しぶり!元気だったか?」
「久しぶりです!変わりないです」
「久しぶり~俺も」
「にしちゃあ、二人とも相当強くなってるな」
「そうですか?」
「ソードといるから全然わかんない」
「ははは、冒険者は楽しいか?」
「「楽しい!」」
「ならよかった」
そんな話をしながら建物に入り石段をかつかつ降りて行く。
「ソード、終わったらさっきの検問で待ってろ」
「ん」
聞こえるか聞こえないかの声で素早くレオが話した。石階段を降りた先には護衛が入り口に二人、奥の扉に二人いた。王子を守る必要最低限の人数。
声の響くの広い剣術場は天井にも高さがあり剣を振るうには十分だった。上の方には光を取り入れる窓が幾つかある。
場の中央にレオが三人を案内する。ソードはそこで足を止め一歩後ろの右にロキ左にレイが立った。レオはソードの数歩先の斜め前に立ち王子達を待った。
楽しそうな話し声が徐々に近づきレオが合図し立て膝を着くよう座ってみせた。三人もすぐに同じ姿勢をとり頭を下げる。
門兵により扉が開けられ前後に4人護衛を引き連れこの国の王子と妃が入ってきた。空気が一瞬にして緊張する。
扉から観覧場まで絨毯が敷かれた先に豪華な椅子が一脚置いてある。王子がどかっと椅子に座りその上に王子妃を抱き乗せた。
「レグ!恥ずかしいんだけど!」
「いつもリヒトの位置だろ~」
「そうだけど…俺、今日手合わせにきてるし。気合い入れてるんだけど!」
「じゃあ、気合い入れてやる」
そういい二人はキスをした。
「やめてよね!」
怒りながら嬉しそうにして膝の上から降りた。誰も顔を上げる事も話す事もなく頭を下げたままでいる。リヒトがレオに話しかけた。
「レオさん、この方が手合わせしてくれる人?」
「はい」
「へぇーレグとレオさんの同級生にそんな強い人居たの知らなかったな」
「俺も知らなかった。同級生に強いやつがいるなんてな~リヒトと同じぐらい強いらしいがな。お前もたまにはレオ以外の奴と思って連れてきた」
「何してる人?」
「冒険者をしている者です」
「へぇー楽しそうだね!」
「レオ、お前が声かけろ」
レオが頷く。
「ソード、挨拶を」
「この度はお招き頂き誠に光栄です。また、私を過大評価していただき喜びの極み。その評価に恥じぬよう本日は全力を持ちまして手合わせいたします。ソード=クラークス」
「ん、そんな名前だったか。まぁいい。後ろ」
レオが対応する。
「王子より向かって右にレイ=クラークス、左、ロキ=クラークス。共にソードと組む冒険者になります。本日はこの二人も手合わせの観戦をさせたく私が招待しました」
「あ~そんな事言ってたな…」
三人同じ家名?
クラークス…あいつの家名は確かクラークスじゃない。どちらかに入ったのか。見た目からしてレイとか言う方だな。
「おい、レイの父親の名前は?」
一国の王子、自分の利用できる物に関しての洞察力と勘は鋭い。レオがすぐ答える。
「ルーベンです」
ルーベン…
ルーベン=マグノリア=クラークスか…ははは。
あのウェザーお抱えの邪教の息子か?
これは面白い。あいつは邪教の養子にでもなったか。経緯はわからんが大出世だな。息子の顔を見とくのもありだな。
「レイ、顔を上げろ」
「はい」
レグはレイに顔を上げさせた。すると言ってはいけない言葉を王子妃が言ってしまった。
「うわ、すごい格好いい~」
「あ゛?」
その低い声にすぐレオがレイに合図して顔を下げさせた。
「いや、レグには全然かなわないけど!!」
「リヒト…わかってるのか?」
「レグ~怒らないでよ!!レグのが格好いいってば!!」
機嫌が一気に悪くなるレグを見てレオがすかさず言った。
「リヒト様、証明を」
「えー!!」
リヒトは手合わせが無くなるのが嫌で素直に従いレグルスの膝に戻り唇を重ね濃厚なキスをして甘えた。
「ん、レグ、ダメ?俺、手合わせ楽しみにしてるんだけど…ちゅ」
「はぁ…終わったら覚えとけ」
「うん、レグ大好き」
キスをするとあっという間に機嫌は治り、リヒトの気が散らないようすぐに手合わせを促した。
「レオ、お前が合図をしろ。決着はどちらかが降参と言うまでだ」
「はい」
リヒトはレグから離れ手合わせ用の剣をとり軽く振り始める。ソードはマントを外し同じく剣を取る。レイとロキは壁側に立ち始まるのを待った。
王子の右側にリヒト左側にソードが立つ。場の真ん中にレオが立ち審判をする。剣をお互い前に差し出し合図を待つ。
「始め!」
キン!と剣音が鳴り響き手合わせが始まった。
ソード達が来てるか確かめに行く。王子の命令とは言え監視してるみてぇで気分は良くないな。
あいつら元々仲が悪いしな。まぁ、勝手にレグが酷い扱いするから当然ソードも嫌になるんだけど。ソードはソードで媚びないからな~。
俺は全然いいやつだと思うんだけど、やっぱり目付きか?確かに目付き悪いがそこまで酷いとは思わないがな。んー何か見透かされてる気分にはなるけど…馴れない奴にはダメなのかね。ソード見た目で嫌いになるやつは裏で何かしてるのかもな。
今回は王子妃との手合わせだが俺が責任もってやらねぇとな。まさか、レグが手合わせ了承するとは思わなかったな…
面倒な事頼んだからソードは怒ってそうだな…悪いとは思うが本来の目的はもう一つある。あいつはあの人を見てどう思うか…会わせたい。正直、城生活はウンザリだがあの人の為にも辞めるわけにはいかない。
ふっ、相変わらず三人仲良く歩いてるな。結婚してんだもんな~
「よう、三兄弟」
□□□
よく晴れた朝、手合わせ当日。ソード達はカウロに乗り城に向かっていた。
昨日まで憂鬱と言っていたソードが今日は一切言わず朝も自分で起きて準備を整えていた。ソードは城に行く前に二人に話をしていた。
「あくまでも相手はこの国の王子って事でお前らもよろしく」
「「わかった」」
「絶対に王子妃と王子に剣、向けるなよ」
「「わかった」」
「ならいい」
「気づいてると思うが、王子妃はこれから会うのが本命だ。国民が見てるのはただの飾りの妃だ」
「「……。」」
「俺らの学校では有名だったけど、二個下のやつでベタ惚れだ。口外する奴は1人もいない。だせば家がなくなるからな。お前らは驚いたりはしないと思うが一応な、どう紹介するか知らんが絶対そいつに話しかけるな」
「「わかった」」
「よし、行くか」
「「うん」」
城の大きな門の前に着き検問を受ける。中に入り塀沿いをカウロで移動し、左右別れる道を左に行き更に門の前に着いた。正門は大きな行事や公務の時にしか開けられる事はないので幾つかある門の一つから入る事になる。ピタリと止まる、カウロはどうやらここまでらしい。
降りて再び検問を受けるとその奥にはレオの姿が見えていた。
「よう、今日はよろしく頼むな」
「あぁ」
「珍しい、素直に返事なんて。怒らないのか?」
「チッ、これ貸しだからな!どーせお前が口滑らしたんだろ!」
「あ、バレたか。すまん!」
「いいよ」
「俺が責任もってやるから、手合わせしてやってくれ」
「はぁ…手合わせね…わかったよ」
やっぱりレオは知らないな。
俺だけ狙ってくれるならその方がありがたい。
広い道を歩きながら会話をした。
「レイ、ロキ、久しぶり!元気だったか?」
「久しぶりです!変わりないです」
「久しぶり~俺も」
「にしちゃあ、二人とも相当強くなってるな」
「そうですか?」
「ソードといるから全然わかんない」
「ははは、冒険者は楽しいか?」
「「楽しい!」」
「ならよかった」
そんな話をしながら建物に入り石段をかつかつ降りて行く。
「ソード、終わったらさっきの検問で待ってろ」
「ん」
聞こえるか聞こえないかの声で素早くレオが話した。石階段を降りた先には護衛が入り口に二人、奥の扉に二人いた。王子を守る必要最低限の人数。
声の響くの広い剣術場は天井にも高さがあり剣を振るうには十分だった。上の方には光を取り入れる窓が幾つかある。
場の中央にレオが三人を案内する。ソードはそこで足を止め一歩後ろの右にロキ左にレイが立った。レオはソードの数歩先の斜め前に立ち王子達を待った。
楽しそうな話し声が徐々に近づきレオが合図し立て膝を着くよう座ってみせた。三人もすぐに同じ姿勢をとり頭を下げる。
門兵により扉が開けられ前後に4人護衛を引き連れこの国の王子と妃が入ってきた。空気が一瞬にして緊張する。
扉から観覧場まで絨毯が敷かれた先に豪華な椅子が一脚置いてある。王子がどかっと椅子に座りその上に王子妃を抱き乗せた。
「レグ!恥ずかしいんだけど!」
「いつもリヒトの位置だろ~」
「そうだけど…俺、今日手合わせにきてるし。気合い入れてるんだけど!」
「じゃあ、気合い入れてやる」
そういい二人はキスをした。
「やめてよね!」
怒りながら嬉しそうにして膝の上から降りた。誰も顔を上げる事も話す事もなく頭を下げたままでいる。リヒトがレオに話しかけた。
「レオさん、この方が手合わせしてくれる人?」
「はい」
「へぇーレグとレオさんの同級生にそんな強い人居たの知らなかったな」
「俺も知らなかった。同級生に強いやつがいるなんてな~リヒトと同じぐらい強いらしいがな。お前もたまにはレオ以外の奴と思って連れてきた」
「何してる人?」
「冒険者をしている者です」
「へぇー楽しそうだね!」
「レオ、お前が声かけろ」
レオが頷く。
「ソード、挨拶を」
「この度はお招き頂き誠に光栄です。また、私を過大評価していただき喜びの極み。その評価に恥じぬよう本日は全力を持ちまして手合わせいたします。ソード=クラークス」
「ん、そんな名前だったか。まぁいい。後ろ」
レオが対応する。
「王子より向かって右にレイ=クラークス、左、ロキ=クラークス。共にソードと組む冒険者になります。本日はこの二人も手合わせの観戦をさせたく私が招待しました」
「あ~そんな事言ってたな…」
三人同じ家名?
クラークス…あいつの家名は確かクラークスじゃない。どちらかに入ったのか。見た目からしてレイとか言う方だな。
「おい、レイの父親の名前は?」
一国の王子、自分の利用できる物に関しての洞察力と勘は鋭い。レオがすぐ答える。
「ルーベンです」
ルーベン…
ルーベン=マグノリア=クラークスか…ははは。
あのウェザーお抱えの邪教の息子か?
これは面白い。あいつは邪教の養子にでもなったか。経緯はわからんが大出世だな。息子の顔を見とくのもありだな。
「レイ、顔を上げろ」
「はい」
レグはレイに顔を上げさせた。すると言ってはいけない言葉を王子妃が言ってしまった。
「うわ、すごい格好いい~」
「あ゛?」
その低い声にすぐレオがレイに合図して顔を下げさせた。
「いや、レグには全然かなわないけど!!」
「リヒト…わかってるのか?」
「レグ~怒らないでよ!!レグのが格好いいってば!!」
機嫌が一気に悪くなるレグを見てレオがすかさず言った。
「リヒト様、証明を」
「えー!!」
リヒトは手合わせが無くなるのが嫌で素直に従いレグルスの膝に戻り唇を重ね濃厚なキスをして甘えた。
「ん、レグ、ダメ?俺、手合わせ楽しみにしてるんだけど…ちゅ」
「はぁ…終わったら覚えとけ」
「うん、レグ大好き」
キスをするとあっという間に機嫌は治り、リヒトの気が散らないようすぐに手合わせを促した。
「レオ、お前が合図をしろ。決着はどちらかが降参と言うまでだ」
「はい」
リヒトはレグから離れ手合わせ用の剣をとり軽く振り始める。ソードはマントを外し同じく剣を取る。レイとロキは壁側に立ち始まるのを待った。
王子の右側にリヒト左側にソードが立つ。場の真ん中にレオが立ち審判をする。剣をお互い前に差し出し合図を待つ。
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