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松編 ①
松 5
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クラムさんと別部屋に行き経緯を話した。俺もクラムさんからこれまでの話を聞いていろいろわかった。
「王がもっと上手く断ればこんな事には…」
「いえ、結局断っていてもあの妃なら同じだったと思います」
「確かに…そこまで王の事が好きだったとは思いませんでした」
「それも違います。好きとは一度も言ってないです。それよりも、周りに王と結婚すると言われ続けていたのに結婚できなかった事と今までの時間が無駄になった事が悔しくて当たりたかったんだと思います」
「そうですか」
「にしても、元妃も男なんですね」
「はい、小さい頃から候補はいます。最終的に優秀な人が王と婚姻を果たします」
「へぇ~」
凄い国だな~自由というのか厳選に厳しいというのか。
「松君さん…その妃が貴方に謝りたいと言ってますが…」
「わかりました」
妃を部屋に招き入れた。
もじもじしている妃。
「あの…先ほどはすみませんでした」
「いえ、気持ちもわかりますが二人は相思相愛で邪魔は無粋ですよ。諦めて他の方探して幸せになってください」
うつむく。
クラムにヒソヒソと話した。
それを松に伝える。
「松君さん…それよりも話したいこがあるそうです」
「はい」
「ソルト様が松君さんを好きになったと言ってます」
「へぇ~」
「……。」
「「……。」」
「松君さん…どうでしょう…一つここは」
「嫌です」
「まだ、話してません!」
「結婚しません。仕事ありますし、面倒なので」
「付き合うだけでも!」
「嫌です!こんな面倒な性格の奴。河口君ぐらい可愛い性格ならともかく、性格ブスは嫌です!」
「そう言わず…」
クラムがソルトを見るとソルトの目はハートになっていた。それに驚き口を開けているとソルトが松の前に跪いていた。
「松君様…あの冷たい目線が堪らなく忘れられません。一生お守りしますので伴侶になって下さい!!」
「お断りです」
「あぁ~素敵!何て良い言葉!!断る所が好きです!」
「ざけんな!!」
「松君様、ちなみにこちらの妃様は王と許嫁となれるほどの地位と教養と財産をお持ちです」
「クラムさんその解説いらないです」
松はソルトの肩を足でグイグイ押すと嬉しいそうにそれを受け入れた。それを見て顔を歪める松。
「おい、ドM!俺は結婚願望も夢見るような幸せも望んでない。ついでに金持ちでも地位も権力も全くないただの人だ。魔法も使えない。どうだ、嫌だろ。諦めろ」
「……いい。」
「「は?」」
「良い!!私が求めていた理想です!何もない人こそ大きな心をお持ちです!一生大事にします!!伴侶にしてください!!!」
「ちょっ、クラムさん!!こいつ、どうにかして!!」
「松君さん、ソルト様は優秀で才色兼備でいらっしゃいます!歳は21歳で趣味は料理と魔物狩り!得意は魔石3つ回し!」
「ソルト押ししないで下さい!!」
松が足で蹴れば蹴るほど喜ぶソルトでした。
「王がもっと上手く断ればこんな事には…」
「いえ、結局断っていてもあの妃なら同じだったと思います」
「確かに…そこまで王の事が好きだったとは思いませんでした」
「それも違います。好きとは一度も言ってないです。それよりも、周りに王と結婚すると言われ続けていたのに結婚できなかった事と今までの時間が無駄になった事が悔しくて当たりたかったんだと思います」
「そうですか」
「にしても、元妃も男なんですね」
「はい、小さい頃から候補はいます。最終的に優秀な人が王と婚姻を果たします」
「へぇ~」
凄い国だな~自由というのか厳選に厳しいというのか。
「松君さん…その妃が貴方に謝りたいと言ってますが…」
「わかりました」
妃を部屋に招き入れた。
もじもじしている妃。
「あの…先ほどはすみませんでした」
「いえ、気持ちもわかりますが二人は相思相愛で邪魔は無粋ですよ。諦めて他の方探して幸せになってください」
うつむく。
クラムにヒソヒソと話した。
それを松に伝える。
「松君さん…それよりも話したいこがあるそうです」
「はい」
「ソルト様が松君さんを好きになったと言ってます」
「へぇ~」
「……。」
「「……。」」
「松君さん…どうでしょう…一つここは」
「嫌です」
「まだ、話してません!」
「結婚しません。仕事ありますし、面倒なので」
「付き合うだけでも!」
「嫌です!こんな面倒な性格の奴。河口君ぐらい可愛い性格ならともかく、性格ブスは嫌です!」
「そう言わず…」
クラムがソルトを見るとソルトの目はハートになっていた。それに驚き口を開けているとソルトが松の前に跪いていた。
「松君様…あの冷たい目線が堪らなく忘れられません。一生お守りしますので伴侶になって下さい!!」
「お断りです」
「あぁ~素敵!何て良い言葉!!断る所が好きです!」
「ざけんな!!」
「松君様、ちなみにこちらの妃様は王と許嫁となれるほどの地位と教養と財産をお持ちです」
「クラムさんその解説いらないです」
松はソルトの肩を足でグイグイ押すと嬉しいそうにそれを受け入れた。それを見て顔を歪める松。
「おい、ドM!俺は結婚願望も夢見るような幸せも望んでない。ついでに金持ちでも地位も権力も全くないただの人だ。魔法も使えない。どうだ、嫌だろ。諦めろ」
「……いい。」
「「は?」」
「良い!!私が求めていた理想です!何もない人こそ大きな心をお持ちです!一生大事にします!!伴侶にしてください!!!」
「ちょっ、クラムさん!!こいつ、どうにかして!!」
「松君さん、ソルト様は優秀で才色兼備でいらっしゃいます!歳は21歳で趣味は料理と魔物狩り!得意は魔石3つ回し!」
「ソルト押ししないで下さい!!」
松が足で蹴れば蹴るほど喜ぶソルトでした。
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