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そして、異世界人になる
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しおりを挟むナグマに嫁いで早2週間。
「俺、ここにいていいのかな?」
「……。」
フィグの顔が一気に険しくなり俺に近づく。じっと顔を見られるが……険しい顔も格好いいな。
毎日フィグは俺の部屋に来ては文字を教えてくれる。後はあちこち案内してくれるがまだよくわからない。何だかイマイチよくわからないまま妃の返事をしてしまった感がたまに出る。何か大事な事を忘れてるような……。
「愛を確かめる」
「え!」
フィグが愛を確めるというのはつまり行為だ。俺が愛の手助けといったばかりに玩具に興味を持ち使われる事になる。
「これは何だ?」
「これは多分…」
フィグにプロポーズをされたその日、初物過ぎて全くフィグのフィグを入れる事ができず失敗に終わった。
その様子をどうぞ
「待って!てか寒い!フィグさんのエッチ!」
俺はプロポーズを受け恥ずかしくて小さな声で「……はぃ」と言ったのをフィグは勿論聞いていて、そこからフィグの顔が男に変わったのだが。男としたことがないから「どっちがどっち」と聞いたとたん押し倒された。
俺が入れるのもありだと思うのだが問答無用で抱かれる側に。腹筋3万回腕立て伏せ5万回やるヤツのマッスルに敵うわけない。
そのまま愛撫をされたけど今までされたことの無い感覚にどう反応していいか悩んだ。
「くすぐったいような…」
フィグは基本喋らない。最中のたまに無意識でアイコンタクトを出す。言えばいいと思うのだがこちらではこれが普通なのかも?読めない。
「何て書いてんの?」
ハッとフィグがしたのでやはりこれが普通みたい。
「やまと好き」
「そ、そっか」
何か急に恥ずかしくなって横を向くがフィグが愛撫を続けるから身体も熱くなってしまった。
指をそのまま入れようとしたので慌てて説明した。だってローション無いと!
「フィグ入らないから。俺、本当に初めてで指も入れられたこと無い!ローションあるから使って!」
フィグは一瞬不思議そうな顔をしたが大丈夫だと言った。ちょっと怖くて目をつむりたかったが俺は見てしまった。フィグの指がゆっくり入っていく。
「なんで入っ…て…」
目が離せなくなってしまい太い指が第二関節まで入っていた。なぜか指がぬるぬるしていてキツイ感覚はあるが痛くはない。
「やまとが言う、まほうを使ったからだ。こちらではこれが普通だ」
そうなのか…要らぬ心配をして恥ずかしい説明をしてしまった。ぬるぬる動かされる感覚が妙にもどかしくなり俺の下半身が反応し始めた。太ももにキスをされるのもくすぐったいし。どこが気持ちいいかと言われるとよく分からないが。1本から2本に増やされた時には完勃ちしていた。
フィグが首にキスをしてきたので思わず今だと思った。イける時にイっとかないと!
「いっていい?」
「いいぞ」
俺は自分で擦るとフィグも手を上から絡ませ一緒に擦ってくれた。何か手がぬるぬるしてきたのは多分フィグが出してる魔法だけど便利なような~てか、指なめたときにローション出されなくて良かった。なんて事を思っていたらだんだん気持ちよくなり手を早めた。
「フィグいきそ…っ」
白い液が勢い良くでて体から力が抜けた。ふぅ、人前でイクの恥ずかしいけど大丈夫だったな。
気持ちよさの余韻にボーッとしてなんとなくフィグを見た。その顔はとてつもなくエロかった。思わずフィグのそこを見てしまう。
まさかこっちにもいたのか…絶滅したと聞いていた。にわかに信じがたいがここナグマ国に生存していた。世紀の大発見!
巨大ツチノコ!!
「フィグ無理」
「愛がある」
「あってもそれは無理。絶対無理。ツチノコ入らない」
「言っている意味がわからん」
「無理!!」
こうして全く入りそうも無いフィグのフィグを入れる事なく初めては終わった。
そーいや、この時点でクラムさんの言ってる規則破ってるし!
こっちに来てから何度かチャレンジしたがフィグのツチノコを未だに入れていない。部屋はフィグと別だが夜な夜な(昼間も)来てはガチガチにさせているのを見ると申し訳なくなる。
そこで俺の持ってきた道具で試したんだけど。
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