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無慈悲なゴング
僕が決めた事だから
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次の日、朝から母は夏風邪らしい。僕の優先順位はもちろん母だ。だからこそザシコに
「申し訳ないけど、母を優先させてもらうね」
と言った。
ザシコは拗ねるどころかデレェ~としてた。僕は何が何だかわからなかったが、ザシコは僕の頭を撫でた。
「流石マコじゃ!」
ほかの神は嫉妬の眼差しを僕に向けていた。それに気が付いたのか、ザシコは三体それぞれに撫で撫でし、三体は(本当にコイツら神なのか?)と思ってしまう位デレデレし、犬のへそ天みたいな格好をしていた(コイツら……それで良いのか?)
「マコ、はっきり言って今日の任務にお前は邪魔じゃ!」
「へいへい、わかってますよ」
「だから母上のそばを離れるでないぞ!?」
「いつもそうしてるけど」
「今日は特にじゃ!いいか!!!!!!!!!」
怒鳴り声にも近いお願い方がどこまでも響き渡った。
「………わかってるよ、ザシコ」
「はっ!す、すすすすまん、ただマコと母上野の事が心配で、その、心配で」
もじもじしているザシコのホッペに人差し指をグリグリした。他の者は目を覆ったり、目を輝かせていたり、当のザシコはより乙女チックになっていたり。
「何をギスギスしているのか分からないけど、これから何かおっ始めようってことでしょ?いつも通りやれば良いじゃん」
ザシコは顔を赤らめながら
「そ、そうじゃ、いつも通りのことじゃて」
とドヤ顔をした。
「マコ、ここ数日行方をくらます。大丈夫!なんかあっても必ず帰ってくるから!ん!?おい!あたたたたた!」
僕はザシコのほっぺを引っ張った。
「何かなくても帰ってく~る~の~!いい??」
「あいたたっ。もちろんじゃ!何事もなくてもあっても帰ってくる!…………それじゃ皆の者、出発じゃ!!」
一瞬にして姿を消したたザシコ達のいた足場をそっと撫で、僕は少し寂しさを覚えた。
「申し訳ないけど、母を優先させてもらうね」
と言った。
ザシコは拗ねるどころかデレェ~としてた。僕は何が何だかわからなかったが、ザシコは僕の頭を撫でた。
「流石マコじゃ!」
ほかの神は嫉妬の眼差しを僕に向けていた。それに気が付いたのか、ザシコは三体それぞれに撫で撫でし、三体は(本当にコイツら神なのか?)と思ってしまう位デレデレし、犬のへそ天みたいな格好をしていた(コイツら……それで良いのか?)
「マコ、はっきり言って今日の任務にお前は邪魔じゃ!」
「へいへい、わかってますよ」
「だから母上のそばを離れるでないぞ!?」
「いつもそうしてるけど」
「今日は特にじゃ!いいか!!!!!!!!!」
怒鳴り声にも近いお願い方がどこまでも響き渡った。
「………わかってるよ、ザシコ」
「はっ!す、すすすすまん、ただマコと母上野の事が心配で、その、心配で」
もじもじしているザシコのホッペに人差し指をグリグリした。他の者は目を覆ったり、目を輝かせていたり、当のザシコはより乙女チックになっていたり。
「何をギスギスしているのか分からないけど、これから何かおっ始めようってことでしょ?いつも通りやれば良いじゃん」
ザシコは顔を赤らめながら
「そ、そうじゃ、いつも通りのことじゃて」
とドヤ顔をした。
「マコ、ここ数日行方をくらます。大丈夫!なんかあっても必ず帰ってくるから!ん!?おい!あたたたたた!」
僕はザシコのほっぺを引っ張った。
「何かなくても帰ってく~る~の~!いい??」
「あいたたっ。もちろんじゃ!何事もなくてもあっても帰ってくる!…………それじゃ皆の者、出発じゃ!!」
一瞬にして姿を消したたザシコ達のいた足場をそっと撫で、僕は少し寂しさを覚えた。
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