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遠のくスローライフ
オープンまで 3
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さて、コレはどうしたら・・・
トパーズさんは奥さんと2人の息子と妻 孫
ハルスさんは子供と旦那さんの両親と自分の両親
サマリアさんは 両親と妹と弟と祖父母
フォーダムさんは妻と子供 自分の両親と妻の両親
ユーリンさんは旦那さん娘と息子とその妻を招待したいけど、お嫁さんの出産が終わってからではダメでしょうか?と相談されてしまった。
もちろん、ルチアーナちゃんも幼い兄妹と母親を招待した。
メイーナも招待したい方が居たら遠慮なく招待して欲しいと言ったら 妹を招待したいと申し出てくれた。
リビリィとメイーナとで相談して部屋割りをして貰った。
親子は離さず 祖父母夫妻は同じ部屋にした。
私もそれでいいと思う。
さて、えんぴつ作りだ。オープンに間に合うようにしたいが、何故か 商業ギルドとクロウさんが私を訪ねてきた。
商業ギルドは・・・登録した商品の展開を求める話だ。陶器と紙を作る工場のご提案に伺いました。確かにそれは必要かな?とは思っては居たけど コレは大規模にならない?
図面には都市を出て直ぐの土地。つまり森の入り口付近にデンと建てましょう!ってなわけだ。
初めから大きすぎよねぇ~?まずは小手調べとか無いのか?どんぶり勘定もいい所よ。
ニコニコといい笑顔の商業ギルドのマスターのカッテリーナは"どおだ"とばかりに胸を張る。
「はぁ~、私も工房は必要かなと思ってましたが、こんなにも大きくとは思ってません。それに、陶器に使う粘土は森の中間地点にある良質な粘土を使ってますので 大規模な工房を作ったとしても 半分以上休ませる事になるとおもいますよ。それに紙を作るにしてもこんな森の中ではなく良質な水が流れてる川か井戸の近くがいいと思ってました。意見の食い違いどころか見切り発車ですね。全く話になりません」
うーん。目の前で落ち込むの辞めて貰えます。
「だから言っただろ。勝手な構想案は通らないと」
クロウは疲れた様子でカッテリーナに話すが貴方は何しに来たのだ?
「そうですね。人の意見を聞かずに勝手にした結果がコレでは全くお話になりませんね。っで、クロウ様は何しに来られたのですか」
「はぁ~、1つの提案として聞いてほしい。ミホさんにはこの地に腰を据えてもらいたいと思ってる人が多くてな」
はぁ?
「いや、自由にあちらこちら回ったとしても帰ってくる家があれば安心できるだろ?」
家ならあります!とは、言えないわね。
「そこで、もし 拠点としてこの地に居てくれるなら この家を贈与させて欲しいと思ってる」
「あの、贈与ってあげます?って、事よね?この家を私に?」
「そうだ!その通りだ!!どうだ?悪い話ではないと思うぞ」
「うーん、そうね?でも、私一人では答えが出せないから保留させてもらえる?」
「もちろんだ!!」
カッテリーナは若干項垂れて、クロウは元気に帰って行った。
贈与ねぇ~。欲しいとは思えないのよねぇ~
トパーズさんは奥さんと2人の息子と妻 孫
ハルスさんは子供と旦那さんの両親と自分の両親
サマリアさんは 両親と妹と弟と祖父母
フォーダムさんは妻と子供 自分の両親と妻の両親
ユーリンさんは旦那さん娘と息子とその妻を招待したいけど、お嫁さんの出産が終わってからではダメでしょうか?と相談されてしまった。
もちろん、ルチアーナちゃんも幼い兄妹と母親を招待した。
メイーナも招待したい方が居たら遠慮なく招待して欲しいと言ったら 妹を招待したいと申し出てくれた。
リビリィとメイーナとで相談して部屋割りをして貰った。
親子は離さず 祖父母夫妻は同じ部屋にした。
私もそれでいいと思う。
さて、えんぴつ作りだ。オープンに間に合うようにしたいが、何故か 商業ギルドとクロウさんが私を訪ねてきた。
商業ギルドは・・・登録した商品の展開を求める話だ。陶器と紙を作る工場のご提案に伺いました。確かにそれは必要かな?とは思っては居たけど コレは大規模にならない?
図面には都市を出て直ぐの土地。つまり森の入り口付近にデンと建てましょう!ってなわけだ。
初めから大きすぎよねぇ~?まずは小手調べとか無いのか?どんぶり勘定もいい所よ。
ニコニコといい笑顔の商業ギルドのマスターのカッテリーナは"どおだ"とばかりに胸を張る。
「はぁ~、私も工房は必要かなと思ってましたが、こんなにも大きくとは思ってません。それに、陶器に使う粘土は森の中間地点にある良質な粘土を使ってますので 大規模な工房を作ったとしても 半分以上休ませる事になるとおもいますよ。それに紙を作るにしてもこんな森の中ではなく良質な水が流れてる川か井戸の近くがいいと思ってました。意見の食い違いどころか見切り発車ですね。全く話になりません」
うーん。目の前で落ち込むの辞めて貰えます。
「だから言っただろ。勝手な構想案は通らないと」
クロウは疲れた様子でカッテリーナに話すが貴方は何しに来たのだ?
「そうですね。人の意見を聞かずに勝手にした結果がコレでは全くお話になりませんね。っで、クロウ様は何しに来られたのですか」
「はぁ~、1つの提案として聞いてほしい。ミホさんにはこの地に腰を据えてもらいたいと思ってる人が多くてな」
はぁ?
「いや、自由にあちらこちら回ったとしても帰ってくる家があれば安心できるだろ?」
家ならあります!とは、言えないわね。
「そこで、もし 拠点としてこの地に居てくれるなら この家を贈与させて欲しいと思ってる」
「あの、贈与ってあげます?って、事よね?この家を私に?」
「そうだ!その通りだ!!どうだ?悪い話ではないと思うぞ」
「うーん、そうね?でも、私一人では答えが出せないから保留させてもらえる?」
「もちろんだ!!」
カッテリーナは若干項垂れて、クロウは元気に帰って行った。
贈与ねぇ~。欲しいとは思えないのよねぇ~
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