173 / 199
遠のくスローライフ
驚愕の真実 (3獣とジュナイル
しおりを挟む
初めから普通では無いと分かっていたし、ジュナイル様が関わってるなら何かあると思っていた。
こちらから お前は何処から来た 何者だ!等と何度も聞くもミホを疑ってる様で 本人の意思で聞きたくて ずっとだまってたが、やっと今日 地球の星から来たものだと聞かされた時は嬉しかった。
が・・・
「聞いているのか?!」
「ええ、聞いてますよ」
「うん、しっかり聞いてる」
「ぅむ」
我々は今は絶賛 叱られ中。
この世界で我々を本気で叱ることが出来るのは、ミホかこの世界の神であるジュナイル様位だろう。
「一人歩きをさせるな!なぜ、お前達が がん首揃えて 固まって居ないといけない?そうだろ?常に誰かが傍に居れる様にお前達 3獣を認めたと思っている?頭を使わなくても解るだろ!常に1人は美穂の傍に居れる様にだ!!それを森の浅瀬だからと美穂を一人歩きさせるとは危機感がないのか?ああ!どうなんだ お前ら」
「すみません」
「すまなかった」
「ごめんなさい」
「美穂は本気をだせば強い!でもな、本人はそれも気がついてない。力の使い方を間違っては居ないが、どんどん身を守る為のものから自分の興味のある物しか力を使ってないんだ!そんな子が、もし襲われでもしたらどうする?パニックになって 力が暴走でもしたら 怖くて口にも出来ん!!そうな事にならない為にもお前達を3獣を婚約者候補と認めたというのに!!お前ら 本気で美穂に惚れてるのかも怪しく見えてきた」
「本気で愛してます」
「ミホを好いておる」
「ミホじゃなきゃ愛せない」
「だったら、出掛けた先で一人歩きさせるな!しかも 森の中など1人にするなど 考えられん、お前達!美穂の婚約者の婚約者候補だ!」
「それは、つまり 婚約者から1つ下がった位置になったと?」
「婚約者になる為の婚約者候補となるのか?」
「婚約者の婚約者?あれ婚約者になる為の婚約者候補?婚約者候補から落選したらどうなるの?」
「皇輝 いい質問だ。婚約者になる為の婚約者候補から落選したものは美穂の傍から離れろ。美穂の夫には相応しくない」
「1つハッキリさせておきたい。
ミホは地球から来たと言っていた。ジュナイル様が迎え入れたのは確かだが、人 一人をそこまで肩入れするのは何故だ?」
「碧士 それを知ってどうする?」
「どうもしないが、ただ人ひとりにそこまで肩入れするのはどうしてだと誰しも思う所だ」
「肩入れして何が悪い。あの子は私の中なの魔石とフリージアの魔石で甦った子だ。つまりだ、わたしとフリージアの子供となる。子の行く末を見守ることは神としても許されてる範囲内だ。文句あるか?」
「全くありません」
「ミホ 凄すぎる」
「まさかとは思うが、ミホの伏字になってた部分は」
「私とフリージアの子供だ!いいか?!父親は私だ、私が認めない限り 貴様らに美穂の行く末を任せられん。美穂を本気で愛してるなら美穂を一人歩きさせるな!美穂の言われた通りに動くのではなく、美穂を一人歩きさせないように気を配れ 特に結界外の外だ!!わかったな!!」
「はい」
「ぅむ」
「うん、わかった」
話は終わったとばかりに、勝手に呼ばれ
さっさと返された3人は顔を見合わせ ため息を吐いた。
深夜を周り 3人でより集まって 話そうとした所に 突然ジュナイルに呼ばれ永遠とも思える叱責を受け、婚約者からなぜか 婚約者候補にさせられてしまった。
「ミホがジュナイル様とフリージア様の子供だって知ってた?」
「知ってるわけないだろ」
「知りませんよ」
「ミホは知ってるのかなぁ?」
「知ってますね」
「知ってるだろうな」
3人のため息が 虚しく暗闇に消えて行った。
3獣が傍に着いてるから ココ最近は 適度に美穂を見守る事にしていた。が、偶然にも 美穂が1人で森の中を歩いてる姿を見た時は腹がたった。
浅瀬だろうと 誰が傍に着いてるもんだろ!
美穂はこの世界で1番強い、力を上手く使えても なぜか自分の趣とするものにしか 使わないようになってきた。それならそれで 構わない。聖獣が3獣も居るのだ。美穂を守るには十分だと思っていた所に 何故か 森の中の一人歩きを平然とさせてる3獣。
なにが、本気で愛してますだ!?愛してるなら一時も目を離さない。常に気を掛けているものだ。
コレは呼び出し 叱りつけなければ気が治まらないと 早速 3獣が集まった時に 勝手に呼び出し 怒ったのだ。
素直に頭を垂れ 反省も見て取れたので 今回は婚約者降格で許してやることにして 元の場所に戻した。
戻す前に 俺とフリージアの子だとばらしたのは 俺とフリージアの子供だと知れれば 次は間違った行動はしないと思っての事だ。
けして 俺とフリージアの子だと自慢したかった訳では無い。
そんな事を思っていれば
「ジュナイルどうしたの?」
可愛らしい声を掛けてくるフリージア
「ああ、あのバカ者達が 美穂を森の中の一人歩きさせたものだから叱ってのだ」
「この頃 美穂さんは物作りばかりに力を使ってるから魔物に出会うと 力が暴走するかも、危険だわ」
美穂の魔力の高さを最近しっかりと 分かってきたフリージアが顔を青ざめさせる。
「しっかり 一人歩きさせるなと叱って置いたからな 次は同じ事はないだろう」
「そぉ、可哀想に 怖かったでしょうに」
フリージアは叱られた3獣の事を思っての呟きだったが、ジュナイルは美穂の事を思っての事だと思った。
はやり、俺がしっかりと美穂を見ていないと フリージアが落ち着かないのだと おもう。
「安心しなさい。私達の子だからね、ちゃんと見てるよ」
確かに 私とジュナイルの魔石で生き返った子だから、私達の子だと言っても嘘ではないが、美穂は美穂だと思ってる フリージアであった。
こちらから お前は何処から来た 何者だ!等と何度も聞くもミホを疑ってる様で 本人の意思で聞きたくて ずっとだまってたが、やっと今日 地球の星から来たものだと聞かされた時は嬉しかった。
が・・・
「聞いているのか?!」
「ええ、聞いてますよ」
「うん、しっかり聞いてる」
「ぅむ」
我々は今は絶賛 叱られ中。
この世界で我々を本気で叱ることが出来るのは、ミホかこの世界の神であるジュナイル様位だろう。
「一人歩きをさせるな!なぜ、お前達が がん首揃えて 固まって居ないといけない?そうだろ?常に誰かが傍に居れる様にお前達 3獣を認めたと思っている?頭を使わなくても解るだろ!常に1人は美穂の傍に居れる様にだ!!それを森の浅瀬だからと美穂を一人歩きさせるとは危機感がないのか?ああ!どうなんだ お前ら」
「すみません」
「すまなかった」
「ごめんなさい」
「美穂は本気をだせば強い!でもな、本人はそれも気がついてない。力の使い方を間違っては居ないが、どんどん身を守る為のものから自分の興味のある物しか力を使ってないんだ!そんな子が、もし襲われでもしたらどうする?パニックになって 力が暴走でもしたら 怖くて口にも出来ん!!そうな事にならない為にもお前達を3獣を婚約者候補と認めたというのに!!お前ら 本気で美穂に惚れてるのかも怪しく見えてきた」
「本気で愛してます」
「ミホを好いておる」
「ミホじゃなきゃ愛せない」
「だったら、出掛けた先で一人歩きさせるな!しかも 森の中など1人にするなど 考えられん、お前達!美穂の婚約者の婚約者候補だ!」
「それは、つまり 婚約者から1つ下がった位置になったと?」
「婚約者になる為の婚約者候補となるのか?」
「婚約者の婚約者?あれ婚約者になる為の婚約者候補?婚約者候補から落選したらどうなるの?」
「皇輝 いい質問だ。婚約者になる為の婚約者候補から落選したものは美穂の傍から離れろ。美穂の夫には相応しくない」
「1つハッキリさせておきたい。
ミホは地球から来たと言っていた。ジュナイル様が迎え入れたのは確かだが、人 一人をそこまで肩入れするのは何故だ?」
「碧士 それを知ってどうする?」
「どうもしないが、ただ人ひとりにそこまで肩入れするのはどうしてだと誰しも思う所だ」
「肩入れして何が悪い。あの子は私の中なの魔石とフリージアの魔石で甦った子だ。つまりだ、わたしとフリージアの子供となる。子の行く末を見守ることは神としても許されてる範囲内だ。文句あるか?」
「全くありません」
「ミホ 凄すぎる」
「まさかとは思うが、ミホの伏字になってた部分は」
「私とフリージアの子供だ!いいか?!父親は私だ、私が認めない限り 貴様らに美穂の行く末を任せられん。美穂を本気で愛してるなら美穂を一人歩きさせるな!美穂の言われた通りに動くのではなく、美穂を一人歩きさせないように気を配れ 特に結界外の外だ!!わかったな!!」
「はい」
「ぅむ」
「うん、わかった」
話は終わったとばかりに、勝手に呼ばれ
さっさと返された3人は顔を見合わせ ため息を吐いた。
深夜を周り 3人でより集まって 話そうとした所に 突然ジュナイルに呼ばれ永遠とも思える叱責を受け、婚約者からなぜか 婚約者候補にさせられてしまった。
「ミホがジュナイル様とフリージア様の子供だって知ってた?」
「知ってるわけないだろ」
「知りませんよ」
「ミホは知ってるのかなぁ?」
「知ってますね」
「知ってるだろうな」
3人のため息が 虚しく暗闇に消えて行った。
3獣が傍に着いてるから ココ最近は 適度に美穂を見守る事にしていた。が、偶然にも 美穂が1人で森の中を歩いてる姿を見た時は腹がたった。
浅瀬だろうと 誰が傍に着いてるもんだろ!
美穂はこの世界で1番強い、力を上手く使えても なぜか自分の趣とするものにしか 使わないようになってきた。それならそれで 構わない。聖獣が3獣も居るのだ。美穂を守るには十分だと思っていた所に 何故か 森の中の一人歩きを平然とさせてる3獣。
なにが、本気で愛してますだ!?愛してるなら一時も目を離さない。常に気を掛けているものだ。
コレは呼び出し 叱りつけなければ気が治まらないと 早速 3獣が集まった時に 勝手に呼び出し 怒ったのだ。
素直に頭を垂れ 反省も見て取れたので 今回は婚約者降格で許してやることにして 元の場所に戻した。
戻す前に 俺とフリージアの子だとばらしたのは 俺とフリージアの子供だと知れれば 次は間違った行動はしないと思っての事だ。
けして 俺とフリージアの子だと自慢したかった訳では無い。
そんな事を思っていれば
「ジュナイルどうしたの?」
可愛らしい声を掛けてくるフリージア
「ああ、あのバカ者達が 美穂を森の中の一人歩きさせたものだから叱ってのだ」
「この頃 美穂さんは物作りばかりに力を使ってるから魔物に出会うと 力が暴走するかも、危険だわ」
美穂の魔力の高さを最近しっかりと 分かってきたフリージアが顔を青ざめさせる。
「しっかり 一人歩きさせるなと叱って置いたからな 次は同じ事はないだろう」
「そぉ、可哀想に 怖かったでしょうに」
フリージアは叱られた3獣の事を思っての呟きだったが、ジュナイルは美穂の事を思っての事だと思った。
はやり、俺がしっかりと美穂を見ていないと フリージアが落ち着かないのだと おもう。
「安心しなさい。私達の子だからね、ちゃんと見てるよ」
確かに 私とジュナイルの魔石で生き返った子だから、私達の子だと言っても嘘ではないが、美穂は美穂だと思ってる フリージアであった。
13
お気に入りに追加
2,567
あなたにおすすめの小説
知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜
トンコツマンビックボディ
ファンタジー
馬場香澄49歳 専業主婦
ある日、香澄は買い物をしようと町まで出向いたんだが
突然現れた暴走トラック(高齢者ドライバー)から子供を助けようとして
子供の身代わりに車にはねられてしまう
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる