異世界無知な私が転生～目指すはスローライフ～

遠のくスローライフ

商業ギルドで

幅広く考えればいいと修行前に出来る限り作ります。が、肝心の味見は後だとイベントリに詰め込み作戦です。
遠慮なく作りますよ！時間は2時間半 くるくると動き回り ユキナにも遠慮なく指示を飛ばしコウキに能力で窯の中を一気に温めて貰います。

粉ミルクは牛乳で伸ば少し、調味料で味付けし、今はコレしかないので仕方なく 帆立のほぐし身を入れてクリームコロッケ。
粉ミルクと牛乳でクラムチャウダー。
鶏肉とパスタでグラタン！チーズは無くてもパン粉を多めに掛けて窯に
クリームパン
クリームパスタは粉ミルクと水で伸ばして やってみた。
それと アヒージョ、芋は中をふっくら外はカリカリを狙って1度蒸してみた、それとエビと帆立
さて 、昼晩と味見の為にクリーム系ばかりになりましたが仕方ないです。


朝食は味わって食べれないので、ケバブとスープを食べたことろでケビンがやって来たので 修行を始めます。

盛り付けにも気を使う様になってきたレビンの日々の成長が見られます。オイルと粉ミルクが取れる水の実、オイルだけを取るなら1玉銀貨2枚は高いと思うけど、本命のオイルはもちろん、粉ミルクの使い道で もしかしたら1玉銀貨2枚の価値が出てくるかもしれない。レビンに是非 使わせたいと思う。

「だいぶ 腕を上げてきたわね。女性はもちろん男性が見ても目で楽しめて 舌で味わえる最高の料理になってきわ」

元々 薬草を使い慣れてるから本当に教えがいがある。

「お昼からリビリィが基本接客マナー講座だから、リビリィには商業ギルドに来てもらう事になってるけど大丈夫？」

「ええ、数日前からやる気に満ちててリューイをお客様に見立てていらっしゃいませなんてしますよ」

「あらあら、可愛らしいお客様なのね」

「それが、手厳しいと リビリィが漏らしてましたよ」

「うわぁ～、私もリューイちゃんがお客様ならダメ出しがありそうで怖いわ」

そんな事を話してレビンは帰って行った。




さっさと クリームパスタをアオト ユキナとで食べたけど何かが足りなし塩気も足りなかった。

「ちょっと残念ですね、あとひとつ足りない気がします」

「そうね、もしかして濃厚さを狙った牛乳と粉ミルクで作ったクラムチャウダーの方が かなり美味しいかもね」

それぞれの意見を言いながら完食して、商業ギルドに付けばコウキが待ってた。
その隣は 子宝お父さんですか？？

「お待たせ。この方がドゥマﾝ

コウキに近づき声をかけたけど、いきなり がっしりした狸の獣人さんに両手を握りブンブン握手してきた。

「やあやあやあやあやあやあ 君が私の黒炭を使いたいって」

悪気が無さそうな 豪快なお父さんみたいだけど。

「急なお呼び出しで失礼いたしました。私が作った物と相性がいいか見たいのでお呼びいたしました。早速で悪いのですが黒炭？ですか？見せて頂くことは可能でしょうか？」

「あぁー、是非 俺の自信作を見てくれ」

「ええ、その席には私も一緒したいのですがよろしいでしょうか？」

「私も」

「ご一緒させて下さい」

あはは、アオトに頼んでお時間が有ればと声を掛けて貰ってたけど本当に3人とも来ちゃったよ。