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遠のくスローライフ

合格者

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合格者達のやる気と従業員の一員としての誇りを持って欲しいと メイーナに1つお願いをしてその日は分かれた。

良い人が見つかって良かったねぇーとゴロゴロしながら話してる。

「トパーズ・ジャムリアが面接に来てたのは大収穫ですね。あの方は人柄もよくイタズラ好きの妖精がそれとなく5人程付いてますからね。何かしら問題もそれとなく解決するでしょう」

「あーやっぱり 妖精よね。緑さんとピンクさんと茶色さんが肩や腰に引っ付いてた」

「妖精と精霊も好き嫌いがハッキリしてますからね。特にイタズラ好きの妖精が自ら助けてやりたいと思う人は珍しいですからね。それだけ人徳がある証拠ですよ」

「そうなんだ。やっぱりトパーズ・ジャムリアさんは宿に来てもらえて良かったわね」

横からアオトがギュッと抱きしめてきた。

「トパーズ・ジャムリアは所帯持ちだ」

「?知ってるわよ、どうしたの」

「・・・ミホはあの位の年齢が好きではないのか?」

「・・・・・まあ~落ち着ける年では有るわね。でも、渋さが足りないから」

渋さがあるのと紳士的な初老との違い。ちょいワルオヤジと真面目で1本でやってきた男性 分かるかなぁ~この違い?

「「「渋さが足りない?」」」

ジトォ~と 見てくる3人

「ミホは歳上の渋いおじさんが好みなの?」

「・・・・好み・・・・・です?」

「「ふ~ん」」
「やっぱりな」

なんでしょうか?

「でもさ、年上は軽くクリアしてるから大丈夫だよね」

ニカッと笑うコウキと麗人の微笑みを向けて来るユキナ。

「それもそうですね」

・・・確かに間違いなく年上である。
ギュッとわずかに力を込めて来るアオト

「やっぱり、あの時の騎士に見とれてたんだな」

・・・あの時の騎士?・・・あっ!もろタイプのエルビスさん。
チラッとアオトを見るとブスッとしてる。

「ぷっ くふふふふっ あはははっアオトあの後 可笑しかったのね。大丈夫よ、今は恋人もいるんだし」

なるほど と合点したら可笑しくなってするりと出た自分の言葉に驚いてる。

「うわぁ~ 恋人って言った?言ったよね」

「確かに言いましたね」

「言ったな」

「・・・はいはい。言いましたよ、明日も忙しいから寝るよ」

いつもの通りにチュッとキスして眠りに着いたけど・・・自分自身に動揺してて、なかなか寝付けなかった。





昨日はレビンが集中力が無かったが、今日は私が集中力が無く、グダグダだったけど なんとかやりきった。
お昼に10~15分のちょい寝って気持ちいいよ。
そのちょい寝にも現れるもう1人の私。現実の私は頑張ってるのに夢の中の私は3匹に囲まれて夢の様なスローライフっぷりよ。



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