153 / 199
遠のくスローライフ
面接〜
しおりを挟む
やっぱりかと言いたくなるのはわかる。誰もが最初に名を上げたのがトパーズ・ジャムリアさん。
好感触で皆の印象に残って1番最初に決まった。
2番目に決定したのが2人のお子さんがいるハルス・ナジェリーさん33歳 下の子が8歳と手も離れて来たが、ちゃんと勉学も習わせたいので少し稼ぎたいとの事、明るくハキハキと受け答えが出来ていた所が良かったし笑顔も良かった。
3番目は17歳のサマリア・エドリヤさん。はにかむ笑顔でも眼力が印象的で、しっかりした印象的だった。この子は1日働きたいと希望も出てきた。どうしてかと尋ねると家族の中でも優秀な弟の夢でもある騎士団にどうしても入れたくて勉学を学ばせたいから お金が欲しいとの事。
4番目は 男性だった。元は自邸団に務めてたが 脚を負傷してしまい 辞めて故郷のこの地に戻って来た。長く立って居ると どうしても傷が痛む。割のいい半日仕事を探してたが思う様に見つからず焦っていたところに人伝に聞いて面接に来たそうだ。
まだ幼い子供と妻の為にも宜しくお願いしますと丁寧に頭を下げた。フォーダム・ビリダーナさん23歳。
5番目は ユーリン・ローダーさん40歳。旦那さんと2人で暮らし。家事は疎かにしたく無いが 半日ならと思い面接に来たそうだ。今度生まれてくる孫の為にも少しいい物を買ってやりたいと 言っていた。穏やかな笑顔がホッコリとさせる人柄だった。
この選出はリビリィとメイーナに殆ど任せた。
この他にも 何名かに議論したが 3人からやんわりとストップがかけられた。何かしら思う所があったのだろう。
そしてどうしても気になるあの子。ルチアーナちゃん。この子を何とかしてやりたい。13歳にしてはやせ細ってた。
「私、ルチアーナちゃんを雇いたいと思いますが やはりお客様の前にはまだ早いような気がするんです。だからと言って見過ごす事もできなくて、ミホさん何かいい方法ありますか?」
「そうね、給金は下がるけどいい方法がある。例えばお昼1時からの4-5時までの3-4時間、固定時間で連絡係なんてどうかしら?
皆さんの連絡方法が直接訪問ってなってたでしょ?直接行かないと行けないなら誰かに頼まないと行けない。ならば 余り仕事は無いけど拘束時間としての給金を払うの?連絡係として」
「なるほど、1時から5時は交代があるけど少し伸びて帰ってこない家族の心配が無くなる。そうなると給金は銅では多いわね鉄になってしまうわ」
「連絡係になれば休みがあまり無いけど時間が短くなるわね給金はどうしたらいいかしら」
リビリィとメイーナは考えて込んでしまった。
「そうだね~、鉄貨4・5枚だと思うよ?3枚は少ないしね」
コウキのナイスアドバイス。
「そうね、4枚でいいかしら?1時間1枚の計算になるけど」
「私も最初はそれでもいいと思います」
「なら決定だね、後は平民の自衛隊の方に働けない母親と、幼い子供が居る事を報告したら、教会で少しの間 母子の面倒を見てくれたはずです」
へぇ~知らなかった。結構ちゃんとしてるのね。リビリィは知らなかったようで驚いてる。メイーナは流石は貴族の娘だけあり知っていたようで、「少し動いてみます」とありがたい言葉が返ってきた。各自の合格発表はメイーナとリビリィで教えて回ることで決まった。
合格者はまず お辞儀 あいさつ お客様に対してのマナー 宿泊の手続きの仕方 講師は私とメイーナとユキナだ。
勿論 講義も拘束時間があるので給金半額支払いを致します。
好感触で皆の印象に残って1番最初に決まった。
2番目に決定したのが2人のお子さんがいるハルス・ナジェリーさん33歳 下の子が8歳と手も離れて来たが、ちゃんと勉学も習わせたいので少し稼ぎたいとの事、明るくハキハキと受け答えが出来ていた所が良かったし笑顔も良かった。
3番目は17歳のサマリア・エドリヤさん。はにかむ笑顔でも眼力が印象的で、しっかりした印象的だった。この子は1日働きたいと希望も出てきた。どうしてかと尋ねると家族の中でも優秀な弟の夢でもある騎士団にどうしても入れたくて勉学を学ばせたいから お金が欲しいとの事。
4番目は 男性だった。元は自邸団に務めてたが 脚を負傷してしまい 辞めて故郷のこの地に戻って来た。長く立って居ると どうしても傷が痛む。割のいい半日仕事を探してたが思う様に見つからず焦っていたところに人伝に聞いて面接に来たそうだ。
まだ幼い子供と妻の為にも宜しくお願いしますと丁寧に頭を下げた。フォーダム・ビリダーナさん23歳。
5番目は ユーリン・ローダーさん40歳。旦那さんと2人で暮らし。家事は疎かにしたく無いが 半日ならと思い面接に来たそうだ。今度生まれてくる孫の為にも少しいい物を買ってやりたいと 言っていた。穏やかな笑顔がホッコリとさせる人柄だった。
この選出はリビリィとメイーナに殆ど任せた。
この他にも 何名かに議論したが 3人からやんわりとストップがかけられた。何かしら思う所があったのだろう。
そしてどうしても気になるあの子。ルチアーナちゃん。この子を何とかしてやりたい。13歳にしてはやせ細ってた。
「私、ルチアーナちゃんを雇いたいと思いますが やはりお客様の前にはまだ早いような気がするんです。だからと言って見過ごす事もできなくて、ミホさん何かいい方法ありますか?」
「そうね、給金は下がるけどいい方法がある。例えばお昼1時からの4-5時までの3-4時間、固定時間で連絡係なんてどうかしら?
皆さんの連絡方法が直接訪問ってなってたでしょ?直接行かないと行けないなら誰かに頼まないと行けない。ならば 余り仕事は無いけど拘束時間としての給金を払うの?連絡係として」
「なるほど、1時から5時は交代があるけど少し伸びて帰ってこない家族の心配が無くなる。そうなると給金は銅では多いわね鉄になってしまうわ」
「連絡係になれば休みがあまり無いけど時間が短くなるわね給金はどうしたらいいかしら」
リビリィとメイーナは考えて込んでしまった。
「そうだね~、鉄貨4・5枚だと思うよ?3枚は少ないしね」
コウキのナイスアドバイス。
「そうね、4枚でいいかしら?1時間1枚の計算になるけど」
「私も最初はそれでもいいと思います」
「なら決定だね、後は平民の自衛隊の方に働けない母親と、幼い子供が居る事を報告したら、教会で少しの間 母子の面倒を見てくれたはずです」
へぇ~知らなかった。結構ちゃんとしてるのね。リビリィは知らなかったようで驚いてる。メイーナは流石は貴族の娘だけあり知っていたようで、「少し動いてみます」とありがたい言葉が返ってきた。各自の合格発表はメイーナとリビリィで教えて回ることで決まった。
合格者はまず お辞儀 あいさつ お客様に対してのマナー 宿泊の手続きの仕方 講師は私とメイーナとユキナだ。
勿論 講義も拘束時間があるので給金半額支払いを致します。
12
お気に入りに追加
2,550
あなたにおすすめの小説
知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる