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遠のくスローライフ
接客リーダー
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レビンと共に作ってるのはガムシロップ、なぜこんな単純な事に気が付かなかったのか不思議、1:1・5の割合で作るガムシロップは呆気なく出来た。
出来上がったガムシロップを使いミルクセーキは初めて成功。
リビリィも10個中 8個と成功
「頑張ったわね。コレで明日は1日おやすみしましょう」
「はい、ありがとうございます」
「復帰したら もう一度ミルクセーキとコース料理の前菜やサラダに使うドレッシングを作って行きましょう」
表情を引き締めるレビンにはやる気が満ちてる。
「よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく。ねぇ、リビリィ お願いしてたアルバイトの募集の件なんだけど、まだ お返事を貰って無いけど伯爵家の娘さんを接客リーダーにどうかしら。作法も整ってるし、元侯爵令嬢の従女をしてたんだから、大丈夫だと思うけど?」
「そんな 伯爵家の娘さんなんて ・・・家に勿体無いですし 来てくれるとは到底思えません」
戸惑うのは当然だと思う。
「宿は高級を売りにするつもりだから、本物の令嬢がいた方が万が一何かあった時にも対象できると思います。宿としてもplusにしかならないと思う」
「そうね、私達としてもいい勉強にもなります。でも、来てくれるかしら?」
「今日、話して見るから返事はそれからになるわね。リビリィに先に話たのは リビリィに了承して欲しかったからなの。でも、令嬢が嫌だと言うかも知れないから、余り期待しないで待ってて欲しい。内装工事は順調?」
「えぇ、問題無くて進んでます」
たわいもない 話をしながら午前中の修行を終えて帰って行くリビリィとレビンを見送った。
午後に尋ねてきたメイーナは鮮やかブルーのドレスに綺麗に結い上げるてる髪は何処からどう見てもいい所のお嬢様だ。
「ロリーナ様がお若い頃お気に入りで着ていたドレスらしくて」
「いいじゃない、よく似合ってるわ。さぁ おかけになって」
隣には満足そうなロリーナ様が付き添っていらしゃいます。
「ロリーナ様コチラをお願いシテもよろしいでしょうか?」
差し出すのは プリンとお皿を見ると 目を輝かせるロリーナ様 「よろしくってよ」と声をかけて下さいます。その後は丁寧にメイーナに手解きをしながらプリンをプルンプルンさせます。
メイーナ様 ナイスリアクション!!
それを見たロリーナ様も スクスクやっておりますが、メイーナ様は気が付きません。
「本来なこのままいただいて貰いますが、ここに 私なりの新たなおもてなしを考えてます。しばらくお待ち下さい。代わり映えしませんが カップをお選び下さい」
ロリーナは最初から決めてたのか花柄、クローバー、今日はハートです。満遍なく楽しむおつもりで。
メイーナは昨日と同じクローバーです。お気に入り 一直線タイプなのかな?
お茶を入れてくれるのは珍しくアオトです。
問題無くクリア。
ワゴンの上でお試しに作ったらパンケーキとフルーツキャンディを飾り立てて2人の前にプリンアラモードもどきを置きます。
扇子を広げる暇もなく感嘆の声が上がります。
「なんなんですのコレは!素晴らしいですわ」
「それはプリンアラモードでございます。フルーツをキャンディに包み飾りたれるように致しましま。プリンと共にパンケーキをお楽しみ下さい」
メイーナ様 ロリーナ様共に お皿を回して楽しんでます。
淑女はまず見た目から入るのですね。しかもどの角度からも見るのですね。勉強になります。
フルーツキャンディはガムシロップを作ってる最中のアイディア。
パンケーキはホロ芋をすりおろすと粘りが強くて火を通すと膨らむことから腹持ち芋と人気が高い。一般的な芋だ。山芋にそっくりだ。小麦、卵、ホロ芋、牛乳で焼き上げたパンケーキだ。
フルーツのパリ!中のフルーツの旨みが飴と溶け合って旨み倍増を狙ってます。
そこに少しほろ苦いシロップを塗ったパンケーキと甘いプリンが更に甘く感じるはず!
「まあ~ どれも美味しいですわ。プリン単独でも美味しいのに 更に美味しさが増してます」
「コレは宿のメニューに乗りますがどうでしょう?」
「1番人気になるのでは?金貨1枚出してでも食べるべきだわ!私は毎日でも食べたいわ」
興奮とまらないロリーナ様です。
「ふふっ ありがとうございます。さて、メイーナ様を雇うと言ったのは私が監修する宿の接客リーダーを務めて頂きたいと思ってのこと。色んなお客様が来る中で貴族の方も居ます、そんな中にどう対処したらいいか戸惑う事も出てくる事もあると思います。
そんな中に メイーナ様、貴方ならキット最善の対処が出来ると思うの。どうかしら?
貴方にしたらふざけるなとお思いな事も十分理解できます。期間を設けてもいい。
どうか力を貸して下さい」
立ち上がり頭を下げます。
「そんな、頭をあげてけ下さい。私の方こそミホさんと働けるチャンスを頂けて光栄です。コチラこそお願いします」
「ありがとうございます。メイーナ様、良かった。断られたらどうしようって、本当に良かったわ」
ロリーナを承認にひと月の給金と1年契約など大まかに決めて 明日は届けを出す事にした。
住処はロリーナ立っての願いで 次の住処が見つかるまでは居てほしいとの事なのでメイーナもロリーナの言葉に甘えた。
出来上がったガムシロップを使いミルクセーキは初めて成功。
リビリィも10個中 8個と成功
「頑張ったわね。コレで明日は1日おやすみしましょう」
「はい、ありがとうございます」
「復帰したら もう一度ミルクセーキとコース料理の前菜やサラダに使うドレッシングを作って行きましょう」
表情を引き締めるレビンにはやる気が満ちてる。
「よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく。ねぇ、リビリィ お願いしてたアルバイトの募集の件なんだけど、まだ お返事を貰って無いけど伯爵家の娘さんを接客リーダーにどうかしら。作法も整ってるし、元侯爵令嬢の従女をしてたんだから、大丈夫だと思うけど?」
「そんな 伯爵家の娘さんなんて ・・・家に勿体無いですし 来てくれるとは到底思えません」
戸惑うのは当然だと思う。
「宿は高級を売りにするつもりだから、本物の令嬢がいた方が万が一何かあった時にも対象できると思います。宿としてもplusにしかならないと思う」
「そうね、私達としてもいい勉強にもなります。でも、来てくれるかしら?」
「今日、話して見るから返事はそれからになるわね。リビリィに先に話たのは リビリィに了承して欲しかったからなの。でも、令嬢が嫌だと言うかも知れないから、余り期待しないで待ってて欲しい。内装工事は順調?」
「えぇ、問題無くて進んでます」
たわいもない 話をしながら午前中の修行を終えて帰って行くリビリィとレビンを見送った。
午後に尋ねてきたメイーナは鮮やかブルーのドレスに綺麗に結い上げるてる髪は何処からどう見てもいい所のお嬢様だ。
「ロリーナ様がお若い頃お気に入りで着ていたドレスらしくて」
「いいじゃない、よく似合ってるわ。さぁ おかけになって」
隣には満足そうなロリーナ様が付き添っていらしゃいます。
「ロリーナ様コチラをお願いシテもよろしいでしょうか?」
差し出すのは プリンとお皿を見ると 目を輝かせるロリーナ様 「よろしくってよ」と声をかけて下さいます。その後は丁寧にメイーナに手解きをしながらプリンをプルンプルンさせます。
メイーナ様 ナイスリアクション!!
それを見たロリーナ様も スクスクやっておりますが、メイーナ様は気が付きません。
「本来なこのままいただいて貰いますが、ここに 私なりの新たなおもてなしを考えてます。しばらくお待ち下さい。代わり映えしませんが カップをお選び下さい」
ロリーナは最初から決めてたのか花柄、クローバー、今日はハートです。満遍なく楽しむおつもりで。
メイーナは昨日と同じクローバーです。お気に入り 一直線タイプなのかな?
お茶を入れてくれるのは珍しくアオトです。
問題無くクリア。
ワゴンの上でお試しに作ったらパンケーキとフルーツキャンディを飾り立てて2人の前にプリンアラモードもどきを置きます。
扇子を広げる暇もなく感嘆の声が上がります。
「なんなんですのコレは!素晴らしいですわ」
「それはプリンアラモードでございます。フルーツをキャンディに包み飾りたれるように致しましま。プリンと共にパンケーキをお楽しみ下さい」
メイーナ様 ロリーナ様共に お皿を回して楽しんでます。
淑女はまず見た目から入るのですね。しかもどの角度からも見るのですね。勉強になります。
フルーツキャンディはガムシロップを作ってる最中のアイディア。
パンケーキはホロ芋をすりおろすと粘りが強くて火を通すと膨らむことから腹持ち芋と人気が高い。一般的な芋だ。山芋にそっくりだ。小麦、卵、ホロ芋、牛乳で焼き上げたパンケーキだ。
フルーツのパリ!中のフルーツの旨みが飴と溶け合って旨み倍増を狙ってます。
そこに少しほろ苦いシロップを塗ったパンケーキと甘いプリンが更に甘く感じるはず!
「まあ~ どれも美味しいですわ。プリン単独でも美味しいのに 更に美味しさが増してます」
「コレは宿のメニューに乗りますがどうでしょう?」
「1番人気になるのでは?金貨1枚出してでも食べるべきだわ!私は毎日でも食べたいわ」
興奮とまらないロリーナ様です。
「ふふっ ありがとうございます。さて、メイーナ様を雇うと言ったのは私が監修する宿の接客リーダーを務めて頂きたいと思ってのこと。色んなお客様が来る中で貴族の方も居ます、そんな中にどう対処したらいいか戸惑う事も出てくる事もあると思います。
そんな中に メイーナ様、貴方ならキット最善の対処が出来ると思うの。どうかしら?
貴方にしたらふざけるなとお思いな事も十分理解できます。期間を設けてもいい。
どうか力を貸して下さい」
立ち上がり頭を下げます。
「そんな、頭をあげてけ下さい。私の方こそミホさんと働けるチャンスを頂けて光栄です。コチラこそお願いします」
「ありがとうございます。メイーナ様、良かった。断られたらどうしようって、本当に良かったわ」
ロリーナを承認にひと月の給金と1年契約など大まかに決めて 明日は届けを出す事にした。
住処はロリーナ立っての願いで 次の住処が見つかるまでは居てほしいとの事なのでメイーナもロリーナの言葉に甘えた。
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