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遠のくスローライフ

楽しい物作り

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いつもの通りにレビンの修行をやるが、やはり火加減が難しいのかなかなか成功には至らない。泡立てるなと言うけど なぜかシャカシャカと泡立ててしまうレビン。今日は一緒に作って見てその違いを分かって貰えるように務めて今日は終わった。

レビンが帰っていったのを確認すると、創造で登り窯を作り素焼きをする。
素焼きの間はコウキに見ててもらい 、ユキナに紙になる植物を見せてもらう。
糊は平たいアセロラに似ていた。茶色の皮を向くと粘つく液体がだらだらと垂れる。
それをバケツに受け止め棒でかき混ぜると重たい。粘りはつよいが水を入れると入れた分 薄まるが糊がトルコアイスみたいに伸びる、水の量を増やしてシャバシャバにしてみた。手を入れて掬って見ると薄い粘膜の様に絡みつく糊を見て紙に最適なのかも知れない!と期待がたかまる。

繊維が質が多いサトウキビの様な植物を渡された。水辺に多く一年中生えてるミズビキと言う植物だそうだ。
植物を叩いて繊維を柔らかくして見ると避けるチーズみたいに縦に繊維が入っていて一つ一つが絹のよう細い。
コレなら何度も炊いたりしなくても作れるかも。

「ありがとう、コレならいい物が作れそう」

大まかに叩いて柔らくして貰ってる間に、大釜に水と適当に切ったミズキをいれ柔らかく煮ると見た目と違い泥色に出てくるアク。何度も煮るては水換えを繰り返す。
薄い茶色になった所で、この世界の洗剤としてる薬草の泡草を布に入れてミズビキと一緒にグツグツ煮た。
繊維が茶色だったけど、少し黄ばんだ色になり、もう一度 水と泡草を入れた布で煮たら白に近い繊維が出来上がった。今日ここまで。
かなり手間暇がかかったけど、これが成功するかもと思うとだけで楽しみだ。

素焼きした物をそよ風を当てて冷めると、釉薬を掛けてたり色付けをしてもう一度乾かして明日 本焼きをして見ることにした。



次の日 やっと合格点をやれるプリンの出来に笑が深まる。自分でも手応えがあったのか拳を高々と挙げてるレビン。

「コレなら次はブリュレね」

冷やしたプリンの上に直接砂糖を掛けて 高温度の火で炙る。レビンは火の魔法が使えいからこの作業はリビリィの作業だ。明日はリビリィに来てもらうことを話してして終わった。

レビンが帰ってから登り窯をに釉薬を掛けたもの並べて火入れをして本焼き、火の番をまたもやコウキに頼み 私たちは紙漉きにチャレンジする事にした。
全てはテレビで見たことあるような背の高い浴槽を創造で作り、糊と繊維を混ぜて入れた。紙漉きをテレビの中では見たことあるように動かし紙を掬う。
紙漉きに使った底の簾を外し、板に貼り付けて見る
凸凹してるが なんとか第一号ができた。コレなら もしかして 上手く行く予感。
私がしてたのを見ていたユキナがしてみたいと言い出してさせてみた。
ジェラシーを感じたのは私より上手いのだ。
初めてのくせに 長年やってる職人に見えるのは何故だ?

創造でもう1つ作り上げて糊の量を薄めた物を作り紙漉きで空いて乾かすこあぶらとり紙の様に薄い紙ができた。糊わ少し変えて作ってみたがコレは紙ナプキンにつかえるかも。
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