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スローライフに不穏な足音
退場 願います
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真っ青になるマリナドに容赦なく言葉を選ばないコウキが
「こうなるってわかんなかっのぉー、バッカだよねぇ~。独りよがりで大暴走した挙句、こーんな大馬鹿をやらかす者まで引き当てるなんて凄いよね。それで良くパズルフィ商業ギルドマスターなんてやってられるよね」
たしかに独りよがりだよな。大迷惑。ってレビンにリビリィ 貴方達縮こまなくても大丈夫だから。それでも必死に子供を自分に向き合わせて耳を塞いでるレビンは父親なのだ。
「馬鹿は言い過ぎですからね。愚か者にしときなさい」
バカと愚か者 言われてマシなのってどっちなんだ?
「自分の感に自信があるのはいい事だが、最初に説明を聞いても 儲けに走るとは愚かだな。死人が出ても 知らなかったと言って とぼける気でいたのか?」
死人が出るとか言わないでよ!最悪の場合の話だからねアオト。
「そんな事は思ってないわよ。常に冷蔵が必要なのか どうかを調べましょうって言ったわよ。それに、試食の白くてとろみのあるスープは食べれなかったけど、あの黄芋を使った料理は最高だったのよ。サラダも新しい白い食べ物も濃厚で・・・誰もが後でサインした事に後悔してたのよ」
悔しさを滲ませるマリナドに同情は出来ないよね。
「勝手に後悔してて下さい。私には関係ない話です。
今回 貴方をここに呼んだのは、私が迷惑をかけられてる事実を教える為と、私が 新たに考えた料理を商品化するのは私の弟子。その弟子が商品を売ることは承認して欲しいからよ。その為にこの宿に先行投資して欲しいから呼んだの」
一瞬 ポカーンとしたマリナドは直ぐに表情を引き締めて私を見る。
「ちょっと待て!わざわざ ワシがマリナド様を呼んできたのはこの宿の為か」
自分に有利に動くと思ってたのおっさん?
面の皮厚すぎないか?
「そうよ!呼んできてくれてありがとうございます。ご迷惑なのでさっさとお帰り下さい」
「あなたの為に高級宿を抑えて、わざわざこうやって出迎えに来てる私達の思いが伝わったのでは?」
「迷惑をかけられて 感謝を感じる お人好しはいませんよ。貴方も試食会に居たならサインしましたよね。私の意思を無視してまで商品化なんてしませんよね。
貴方みたいな横暴な方も嫌いなんです。勝手に高級だがなんだか知りませんが頼んでも無い宿を予約して恩を着せようなんて厚かましい」
ブルブル震えるおっさんを無視してマリナドにも もう少し言わないと気が済まない。
「前の3点は諦めて下さい。
今はまだ個人登録のままです。貴方のせいで この宿の方にも迷惑かけてるんですよ!マスターなら 自分の行動を1つ起こすにも、その先の事まで考えないのですか?」
「諦めきれなかったのよ!いつもいつも 同じような味付けで変化も無い。初めて聞く食材なんて聞くと誰でも飛びつくと思う。
確かに後先考えずに貴方を説得出来ないかと先走った行動は謝るは、ごめんなさい。グロン商会の方は私が厳重注意しとくわ」
投げやり感は頂けないが、毎日 毎日 同じような味付けはたしかにうんざりするわよね。
だからって それはこの世界の全ての人が思う事であって貴方だけが特別に思う事では無いのよ。
それに本気で思ってるなら 新地開拓をしてるはず。してたなら、この宿の事も調べられるわよね。ここの料理はかなり進化してるとおもうわよ。それを知らないって事は、私にした言葉もただの言い訳にしか聞こえない。
「今すぐ諦めて下さい。私は迷惑かけられたくありませ。それと さっさと弟子を取ってからの商品販売は承諾してもらえるのかしら?」
「弟子って話しなら、我商会の抱える料理人を付けますよ」
「貴方の商会の人では無理ですよ。私はこの宿の主人で料理人 レビンでなければ弟子を取りません」
「ふん!こんな流行ってもない宿の料理人とは、貴方ほど方なら 高級宿の料理人でも頭を下げて教えを願う。自分の価値を下げたいのか?」
へぇ~私って価値ある人間なんだ~?!知らなかった。
「貴方に私の価値を決めてほくはありません。それに、私は高級が嫌いなんですよ。誰でも 高級と言えば飛びつくと思ってる 単細胞な生き物はもっと嫌いですけどね」
「っんだとぉー黙って聞いてればあ 小娘!ワシを誰だと思ってるんだ!!グロン商会代表だ!!貴様の持ってる商品が良いだけで貴様には価値のない!!商品を買ってやる 言い値を払ってやるから 3点の権利をワシに売れ!!!」
ふーん、私から無理に奪うとかではないのね。良かったわ暴力的な人でなくて。
「あら 買ってくださるの?無限に広がりますから コレからが楽しみの商品ですよ。そうですね白金10000枚でどうですか?ああ、言い忘れてましたよ1点で白金10000枚でお願い出来ます?」
顎が外れてますよ?大丈夫ですか?醜い脂ぎったお顔が更に酷くなってますよ。
「はぁ はぁー はぁ」
なんですか!!気持ち悪い息遣いは 聞くに絶えない。
「はぁ白金 10000まぃ 白金10000枚 1点10000枚 貴様ァぁぁぁぁぼったくりも大概にせいよォ!!!」
汚ったないなぁ~ 唾飛ばさないでよ。
「ぼったくりになるのかしら?正当な金額だと思うけど、マリナド 貴方1度は計算したのでは?どうなの、私はぼったくりなのかしら」
「私達も貴方から商品を買い取る為に試食会の後で見積もってみたわ、貴方の提示した金額は私達の計算よりも安いわ。安いけど用意できないわよ、そんな馬鹿げた金額。
だから、あなたの 説得をしたいのよ」
「ぼったくりにはならないらしいですよ。良かったですね。私はかなり良心的な金額を提示したようです。
買い取りがムリならさっさと退場して頂けません?邪魔なので」
言いたいことも言ったので さっさと退場してもらいましょう。
私が 本当に話したいのはレビンなのよ。
「こうなるってわかんなかっのぉー、バッカだよねぇ~。独りよがりで大暴走した挙句、こーんな大馬鹿をやらかす者まで引き当てるなんて凄いよね。それで良くパズルフィ商業ギルドマスターなんてやってられるよね」
たしかに独りよがりだよな。大迷惑。ってレビンにリビリィ 貴方達縮こまなくても大丈夫だから。それでも必死に子供を自分に向き合わせて耳を塞いでるレビンは父親なのだ。
「馬鹿は言い過ぎですからね。愚か者にしときなさい」
バカと愚か者 言われてマシなのってどっちなんだ?
「自分の感に自信があるのはいい事だが、最初に説明を聞いても 儲けに走るとは愚かだな。死人が出ても 知らなかったと言って とぼける気でいたのか?」
死人が出るとか言わないでよ!最悪の場合の話だからねアオト。
「そんな事は思ってないわよ。常に冷蔵が必要なのか どうかを調べましょうって言ったわよ。それに、試食の白くてとろみのあるスープは食べれなかったけど、あの黄芋を使った料理は最高だったのよ。サラダも新しい白い食べ物も濃厚で・・・誰もが後でサインした事に後悔してたのよ」
悔しさを滲ませるマリナドに同情は出来ないよね。
「勝手に後悔してて下さい。私には関係ない話です。
今回 貴方をここに呼んだのは、私が迷惑をかけられてる事実を教える為と、私が 新たに考えた料理を商品化するのは私の弟子。その弟子が商品を売ることは承認して欲しいからよ。その為にこの宿に先行投資して欲しいから呼んだの」
一瞬 ポカーンとしたマリナドは直ぐに表情を引き締めて私を見る。
「ちょっと待て!わざわざ ワシがマリナド様を呼んできたのはこの宿の為か」
自分に有利に動くと思ってたのおっさん?
面の皮厚すぎないか?
「そうよ!呼んできてくれてありがとうございます。ご迷惑なのでさっさとお帰り下さい」
「あなたの為に高級宿を抑えて、わざわざこうやって出迎えに来てる私達の思いが伝わったのでは?」
「迷惑をかけられて 感謝を感じる お人好しはいませんよ。貴方も試食会に居たならサインしましたよね。私の意思を無視してまで商品化なんてしませんよね。
貴方みたいな横暴な方も嫌いなんです。勝手に高級だがなんだか知りませんが頼んでも無い宿を予約して恩を着せようなんて厚かましい」
ブルブル震えるおっさんを無視してマリナドにも もう少し言わないと気が済まない。
「前の3点は諦めて下さい。
今はまだ個人登録のままです。貴方のせいで この宿の方にも迷惑かけてるんですよ!マスターなら 自分の行動を1つ起こすにも、その先の事まで考えないのですか?」
「諦めきれなかったのよ!いつもいつも 同じような味付けで変化も無い。初めて聞く食材なんて聞くと誰でも飛びつくと思う。
確かに後先考えずに貴方を説得出来ないかと先走った行動は謝るは、ごめんなさい。グロン商会の方は私が厳重注意しとくわ」
投げやり感は頂けないが、毎日 毎日 同じような味付けはたしかにうんざりするわよね。
だからって それはこの世界の全ての人が思う事であって貴方だけが特別に思う事では無いのよ。
それに本気で思ってるなら 新地開拓をしてるはず。してたなら、この宿の事も調べられるわよね。ここの料理はかなり進化してるとおもうわよ。それを知らないって事は、私にした言葉もただの言い訳にしか聞こえない。
「今すぐ諦めて下さい。私は迷惑かけられたくありませ。それと さっさと弟子を取ってからの商品販売は承諾してもらえるのかしら?」
「弟子って話しなら、我商会の抱える料理人を付けますよ」
「貴方の商会の人では無理ですよ。私はこの宿の主人で料理人 レビンでなければ弟子を取りません」
「ふん!こんな流行ってもない宿の料理人とは、貴方ほど方なら 高級宿の料理人でも頭を下げて教えを願う。自分の価値を下げたいのか?」
へぇ~私って価値ある人間なんだ~?!知らなかった。
「貴方に私の価値を決めてほくはありません。それに、私は高級が嫌いなんですよ。誰でも 高級と言えば飛びつくと思ってる 単細胞な生き物はもっと嫌いですけどね」
「っんだとぉー黙って聞いてればあ 小娘!ワシを誰だと思ってるんだ!!グロン商会代表だ!!貴様の持ってる商品が良いだけで貴様には価値のない!!商品を買ってやる 言い値を払ってやるから 3点の権利をワシに売れ!!!」
ふーん、私から無理に奪うとかではないのね。良かったわ暴力的な人でなくて。
「あら 買ってくださるの?無限に広がりますから コレからが楽しみの商品ですよ。そうですね白金10000枚でどうですか?ああ、言い忘れてましたよ1点で白金10000枚でお願い出来ます?」
顎が外れてますよ?大丈夫ですか?醜い脂ぎったお顔が更に酷くなってますよ。
「はぁ はぁー はぁ」
なんですか!!気持ち悪い息遣いは 聞くに絶えない。
「はぁ白金 10000まぃ 白金10000枚 1点10000枚 貴様ァぁぁぁぁぼったくりも大概にせいよォ!!!」
汚ったないなぁ~ 唾飛ばさないでよ。
「ぼったくりになるのかしら?正当な金額だと思うけど、マリナド 貴方1度は計算したのでは?どうなの、私はぼったくりなのかしら」
「私達も貴方から商品を買い取る為に試食会の後で見積もってみたわ、貴方の提示した金額は私達の計算よりも安いわ。安いけど用意できないわよ、そんな馬鹿げた金額。
だから、あなたの 説得をしたいのよ」
「ぼったくりにはならないらしいですよ。良かったですね。私はかなり良心的な金額を提示したようです。
買い取りがムリならさっさと退場して頂けません?邪魔なので」
言いたいことも言ったので さっさと退場してもらいましょう。
私が 本当に話したいのはレビンなのよ。
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