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閑話
可愛い神様と 可愛くない神様
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ソファーには座らず ソファーの前に座り背を預け だらし無く座る。
片手にはワイン、片手にはペンを握り、時折 器用にクルリと一回転させてはワインを舐める様にコクリと呑んでる。
不貞腐れたくもなるし、飲みたくもなる。
毎日毎日 反省文をかいてるのだ。いい加減 書く言葉も無くなってくる、それでも書かなければ、今以上に恐ろしい事が待ってるかも知れないと思うと、書かずには居られない。
「もぉ~無理 言葉が思い付かない。私のミスよ。私が不甲斐ないからよぉ~。グスン
見守るべき人間を私のミスで・・・やっちゃいけないこと やっちゃったのよ」
「ほぉ 反省すべき者の姿とは 程遠いなフリージア」
「あっあっあっ あの!!
おおおおっ 遅れずに毎日毎日 反省文 お
『ほおぉ 反省文な。反省文と言い切るなら、反省文とは何かを語れ』
フリージアの言葉に遮りジュナイルが良く分からない要求をする。
「へ?反省文を語る」
パチンと指を鳴らすジュナイル。
背もたれにしていたソファーが パッと消え、そのままみっともなく 背後に倒れ込んだ。
「消すなら コレも消して!」
背後に倒れた為に手に持ってたワインを思いっ切り自分の顔にぶっかけてしまった フリージアはワイングラスを高々を上げてジュナイルに見せて叫ぶ。
「たっぷり飲めただろ。俺のおかげだな。感謝したい気持ちは分かるが 私の質問に応えろ」
余計なお世話だ!とは絶対に言えない。
「反省文とは反省してる気持ちを文にしたものです。毎日欠かさず 送ってますよ」
「そうだ。貴様反省の念はあるのか?」
「あります!ありますとも!!毎日毎日 反省して過ごしてます!」
「反省してる者が だらし無く座って ワイン片手に 反省してる事を言うのだな?」
手の指の関節をボキボキ鳴らしながら 一歩一歩近づいてくる。
「ヒィー、だっ だって、ふっふぇ~ん」
「泣いて許されるのか?」
「許されないけど、毎日 頑張って書いてるもん。美穂さんには幸せになって欲しい。
本当は恋愛して結婚して子供も出来る人生も合ったんだから。・・・だから今度は1人で頑張る人生ではなく、誰かと支え合う人生を楽しんで欲しい・・・うっ ごめんなさい」
「なぜ、謝る」
「ジュナイルが・・・・・怖いから」
目に涙が溜まるがなんとか堪えた。
正直に話したのに肺の中の空気が全部抜けてるのではと、疑いたくなる程の長い溜め息を吐かれてしまう。
「コレは朗読してみろ」
渡されたのは毎日毎日送ってる私の反省文を声に出して読めとか 本気でコイツは鬼だと思う。
「本気で言ってます?」
「冗談に聞こえるなら耳がおかしいのだろ。真面に聞こえるようにしてやろうか」
「大丈夫です!朗読させて頂きます」
「反省文
私はしてはならない事をしてしまい反省しております。二度と同じような事が無いように務めます。反省してます。もの凄くしてます。許して下さい。二度としません。ごめんなさい。本当に反省しております。凄く凄くもの凄く反省しております。ごめんなさい。
誠心誠意 美穂が、幸せになれるように私が出来ることはすべてしますのでもう、許してください。ごめんなさい。許してください。・・・・・・・・・」
「それが最初の頃の反省文だ、次はコレだ」
やっと読み上げたのに次を渡されてしまった。
「ごめんなさい、ごめんなさい。二度と同じ事はしません。反省してます。ごめんなさい。二度としません。同じ過ちは犯しません。ごめんなさい。許してください。ごめんなさい、ごめんなさい。十分に反省してます。二度としません。許して下さい。ごめんなさい、ごめんなさい。反省しまくってます。許してください。・・・・・・」
なんとか読み切ったけど、何がしたいの?
「感想は」
「ごめんなさい。二度としません」
「頭の中は空っぽなのか。
俺は反省文を書けと言ったな。どの辺が文書になってるのか事細かに説明しろ」
文書・・・
ペラ・・・ペラ・・・・・ペラ
文書だと説明出来る部分を探すが、全てが単語になっているため ココが文書です。と、胸を張って言える部分が無い。
「・・・ヒィー ごめんなさいごめんなさい
怒らないで、ちゃんとします。誰が見ても文書だと分かるように書きます。だから反省文増やさないでぇぇぇ~~」
一歩 近づいて来たのがわかった時には、泣きながら平謝りで必死に謝ったのに 全く聞き入れて貰えずに私の前に立ちはだかる ジュナイル。
「誰にでもわかる文書だな。だったら今日中に提出する反省文を今すぐに書け」
パチンと指を鳴らすとソファーとテーブルが出てくる。
私には 机と椅子のセット。机の上にはご丁寧に原稿用紙が乗ってた。
やっぱりジュナイルは鬼だと思いながらも、ジュナイルの監視の元単語にならない様に気をつけながら反省文書を書き上げるハメになった。
☆☆☆☆☆
馬鹿な子ほど可愛いと良く言ったものだ。
フリージアを訪ねて来みれば、だらしなく座りワイン片手に反省文もどきを 書いてる姿は頂けない。
「もぉ~無理 言葉が思い付かない。私のミスよ。私が不甲斐ないからよぉ~。グスン
見守るべき人間を私のミスで・・・やっちゃいけないこと やっちゃったのよ」
離れてても良く通る声で独り言を言ってる為に良く聞こえる。
根は優しいいい子なのだ。自分のミスで1人の人生を奪ってしまった時にはパニックに陥って フリージアも消え欠けてしまっていた。
美穂に選択させてそれをフリージアに見届ける責任があると言い聞かせて、思い留まらせたのは俺だ。
「ほぉ 反省すべき者の姿とは 程遠いなフリージア」
たっぷりイヤミをこめて言ってやれば思い通りの反応が返ってくる。
全く 聞くに絶えない動揺ぷっりだな。
毎日送ってますとか何とかだろ。
先ずは ざっくりとした要求から行こうか。
コレだけの要求でも 聡い者なら間違えずに答えられるが フリージアは馬鹿な子だから分かってない。馬鹿でも素直で可愛い子だからな。コレから教えて行けばいいが ソファーに真面に座れないのは許せん。
地べたに据わってソファーを背もたれにしていたものを消し去った、見事に後ろにひっくり返った。
見事なものだな。
そうも綺麗に背後に倒れないだろう。
オマケにワインを綺麗に顔面から被るとは、見てるだけでも飽きない。
コレも消せと喚くが 私には関係ないよ。
注意力がない己の責任だと思うぞ。それより私の質問に答えろ。
「反省文とは反省してる気持ちを文にしたものです。毎日欠かさず 送ってますよ」
ほぉ~、私に反抗する気か?面白い
どう、料理をしてやろうか?!
強気な態度も一転 泣きだしてしまった。
泣いても許されない事はフリージアが1番良くしてっいる。
美穂のもう1つの選択人生を語るフリージア。
叶わなかったもう1つの人生を送ってほしいと、転生した美穂にどの様に生きて欲しいか、しっかり 考えてたのだな。
それを文書にしろと言ってやるか。
そんな事を思ってると、突然謝るフリージアに首を傾げる。
理由を聞けば 怖いからだと!
適切なアドバイスをしてやろうと思っていた矢先のお馬鹿な発言に怒りさえ湧いてこない。
朗読しろと渡したのは最初の頃の反省文。
フン!お前の思ってる事は全てお見通しだ。
冗談に聞こえるならその耳を削ぎ落とし新たに創ってやろうか?
本気が伝わったのか 生真面目に読み上げた。
最近の最も酷いものを出してやり 朗読させた。
感想はと求めても首を捻るだけのフリージアに拳骨をしそうになったが、なんとか自制した。
涙目で怖いと言われたばかりだからな。
ありのままのフリージアは 考えもせずに 応えた。
文書では無く単語にになってるの事を伝えると、ペラペラと捲り項垂れた。
真っ直ぐで素直な所は好ましく フリージアらしい1番いい所だ。
そんな所は変わらずに、そのままでいて欲しいと思ってる。
折角来たのだ。もう少し一緒に居てやろう。
文書とはどんなもなのか教えてやってもいいが、まずは 何処まで文書力があるか見てやらねば。
黙々 書き進めてる姿を見ながら、馬鹿な勘違いをした獣が1匹。フリージアの為にも我が見守ってやらねばならない子を脅しにかかってる。
毎日 飽きる程一緒に居ながら、どこを勘違いをした!
誤解だと気が付いた様だが 腹が立つ。
フン!
ここで 溜まった鬱憤を晴らしとくか。
拳骨!!!
「ヒィー ちゃ、ちゃんとやってます」
「あぁ してっる、文書の書き方で困ったか」
「大丈夫です。あっ でも困った時は助けて下さい」
「勿論だ、ここに居るから安心して 書きなさい」
優しく微笑んでやれば、フリージア顔を引き攣らせながら原稿用紙に視線をもどした。
片手にはワイン、片手にはペンを握り、時折 器用にクルリと一回転させてはワインを舐める様にコクリと呑んでる。
不貞腐れたくもなるし、飲みたくもなる。
毎日毎日 反省文をかいてるのだ。いい加減 書く言葉も無くなってくる、それでも書かなければ、今以上に恐ろしい事が待ってるかも知れないと思うと、書かずには居られない。
「もぉ~無理 言葉が思い付かない。私のミスよ。私が不甲斐ないからよぉ~。グスン
見守るべき人間を私のミスで・・・やっちゃいけないこと やっちゃったのよ」
「ほぉ 反省すべき者の姿とは 程遠いなフリージア」
「あっあっあっ あの!!
おおおおっ 遅れずに毎日毎日 反省文 お
『ほおぉ 反省文な。反省文と言い切るなら、反省文とは何かを語れ』
フリージアの言葉に遮りジュナイルが良く分からない要求をする。
「へ?反省文を語る」
パチンと指を鳴らすジュナイル。
背もたれにしていたソファーが パッと消え、そのままみっともなく 背後に倒れ込んだ。
「消すなら コレも消して!」
背後に倒れた為に手に持ってたワインを思いっ切り自分の顔にぶっかけてしまった フリージアはワイングラスを高々を上げてジュナイルに見せて叫ぶ。
「たっぷり飲めただろ。俺のおかげだな。感謝したい気持ちは分かるが 私の質問に応えろ」
余計なお世話だ!とは絶対に言えない。
「反省文とは反省してる気持ちを文にしたものです。毎日欠かさず 送ってますよ」
「そうだ。貴様反省の念はあるのか?」
「あります!ありますとも!!毎日毎日 反省して過ごしてます!」
「反省してる者が だらし無く座って ワイン片手に 反省してる事を言うのだな?」
手の指の関節をボキボキ鳴らしながら 一歩一歩近づいてくる。
「ヒィー、だっ だって、ふっふぇ~ん」
「泣いて許されるのか?」
「許されないけど、毎日 頑張って書いてるもん。美穂さんには幸せになって欲しい。
本当は恋愛して結婚して子供も出来る人生も合ったんだから。・・・だから今度は1人で頑張る人生ではなく、誰かと支え合う人生を楽しんで欲しい・・・うっ ごめんなさい」
「なぜ、謝る」
「ジュナイルが・・・・・怖いから」
目に涙が溜まるがなんとか堪えた。
正直に話したのに肺の中の空気が全部抜けてるのではと、疑いたくなる程の長い溜め息を吐かれてしまう。
「コレは朗読してみろ」
渡されたのは毎日毎日送ってる私の反省文を声に出して読めとか 本気でコイツは鬼だと思う。
「本気で言ってます?」
「冗談に聞こえるなら耳がおかしいのだろ。真面に聞こえるようにしてやろうか」
「大丈夫です!朗読させて頂きます」
「反省文
私はしてはならない事をしてしまい反省しております。二度と同じような事が無いように務めます。反省してます。もの凄くしてます。許して下さい。二度としません。ごめんなさい。本当に反省しております。凄く凄くもの凄く反省しております。ごめんなさい。
誠心誠意 美穂が、幸せになれるように私が出来ることはすべてしますのでもう、許してください。ごめんなさい。許してください。・・・・・・・・・」
「それが最初の頃の反省文だ、次はコレだ」
やっと読み上げたのに次を渡されてしまった。
「ごめんなさい、ごめんなさい。二度と同じ事はしません。反省してます。ごめんなさい。二度としません。同じ過ちは犯しません。ごめんなさい。許してください。ごめんなさい、ごめんなさい。十分に反省してます。二度としません。許して下さい。ごめんなさい、ごめんなさい。反省しまくってます。許してください。・・・・・・」
なんとか読み切ったけど、何がしたいの?
「感想は」
「ごめんなさい。二度としません」
「頭の中は空っぽなのか。
俺は反省文を書けと言ったな。どの辺が文書になってるのか事細かに説明しろ」
文書・・・
ペラ・・・ペラ・・・・・ペラ
文書だと説明出来る部分を探すが、全てが単語になっているため ココが文書です。と、胸を張って言える部分が無い。
「・・・ヒィー ごめんなさいごめんなさい
怒らないで、ちゃんとします。誰が見ても文書だと分かるように書きます。だから反省文増やさないでぇぇぇ~~」
一歩 近づいて来たのがわかった時には、泣きながら平謝りで必死に謝ったのに 全く聞き入れて貰えずに私の前に立ちはだかる ジュナイル。
「誰にでもわかる文書だな。だったら今日中に提出する反省文を今すぐに書け」
パチンと指を鳴らすとソファーとテーブルが出てくる。
私には 机と椅子のセット。机の上にはご丁寧に原稿用紙が乗ってた。
やっぱりジュナイルは鬼だと思いながらも、ジュナイルの監視の元単語にならない様に気をつけながら反省文書を書き上げるハメになった。
☆☆☆☆☆
馬鹿な子ほど可愛いと良く言ったものだ。
フリージアを訪ねて来みれば、だらしなく座りワイン片手に反省文もどきを 書いてる姿は頂けない。
「もぉ~無理 言葉が思い付かない。私のミスよ。私が不甲斐ないからよぉ~。グスン
見守るべき人間を私のミスで・・・やっちゃいけないこと やっちゃったのよ」
離れてても良く通る声で独り言を言ってる為に良く聞こえる。
根は優しいいい子なのだ。自分のミスで1人の人生を奪ってしまった時にはパニックに陥って フリージアも消え欠けてしまっていた。
美穂に選択させてそれをフリージアに見届ける責任があると言い聞かせて、思い留まらせたのは俺だ。
「ほぉ 反省すべき者の姿とは 程遠いなフリージア」
たっぷりイヤミをこめて言ってやれば思い通りの反応が返ってくる。
全く 聞くに絶えない動揺ぷっりだな。
毎日送ってますとか何とかだろ。
先ずは ざっくりとした要求から行こうか。
コレだけの要求でも 聡い者なら間違えずに答えられるが フリージアは馬鹿な子だから分かってない。馬鹿でも素直で可愛い子だからな。コレから教えて行けばいいが ソファーに真面に座れないのは許せん。
地べたに据わってソファーを背もたれにしていたものを消し去った、見事に後ろにひっくり返った。
見事なものだな。
そうも綺麗に背後に倒れないだろう。
オマケにワインを綺麗に顔面から被るとは、見てるだけでも飽きない。
コレも消せと喚くが 私には関係ないよ。
注意力がない己の責任だと思うぞ。それより私の質問に答えろ。
「反省文とは反省してる気持ちを文にしたものです。毎日欠かさず 送ってますよ」
ほぉ~、私に反抗する気か?面白い
どう、料理をしてやろうか?!
強気な態度も一転 泣きだしてしまった。
泣いても許されない事はフリージアが1番良くしてっいる。
美穂のもう1つの選択人生を語るフリージア。
叶わなかったもう1つの人生を送ってほしいと、転生した美穂にどの様に生きて欲しいか、しっかり 考えてたのだな。
それを文書にしろと言ってやるか。
そんな事を思ってると、突然謝るフリージアに首を傾げる。
理由を聞けば 怖いからだと!
適切なアドバイスをしてやろうと思っていた矢先のお馬鹿な発言に怒りさえ湧いてこない。
朗読しろと渡したのは最初の頃の反省文。
フン!お前の思ってる事は全てお見通しだ。
冗談に聞こえるならその耳を削ぎ落とし新たに創ってやろうか?
本気が伝わったのか 生真面目に読み上げた。
最近の最も酷いものを出してやり 朗読させた。
感想はと求めても首を捻るだけのフリージアに拳骨をしそうになったが、なんとか自制した。
涙目で怖いと言われたばかりだからな。
ありのままのフリージアは 考えもせずに 応えた。
文書では無く単語にになってるの事を伝えると、ペラペラと捲り項垂れた。
真っ直ぐで素直な所は好ましく フリージアらしい1番いい所だ。
そんな所は変わらずに、そのままでいて欲しいと思ってる。
折角来たのだ。もう少し一緒に居てやろう。
文書とはどんなもなのか教えてやってもいいが、まずは 何処まで文書力があるか見てやらねば。
黙々 書き進めてる姿を見ながら、馬鹿な勘違いをした獣が1匹。フリージアの為にも我が見守ってやらねばならない子を脅しにかかってる。
毎日 飽きる程一緒に居ながら、どこを勘違いをした!
誤解だと気が付いた様だが 腹が立つ。
フン!
ここで 溜まった鬱憤を晴らしとくか。
拳骨!!!
「ヒィー ちゃ、ちゃんとやってます」
「あぁ してっる、文書の書き方で困ったか」
「大丈夫です。あっ でも困った時は助けて下さい」
「勿論だ、ここに居るから安心して 書きなさい」
優しく微笑んでやれば、フリージア顔を引き攣らせながら原稿用紙に視線をもどした。
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