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スローライフに不穏な足音
ペテン師笑顔 崩れる
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後から堂々とギルマスが付いてくる。
イライラ全開のアオトも怖いし、後ろから付いてくるギルマスも怖い。
どちらにも 声をかけづらい。
私の腕を離さないアオトは迷いなく門に向かってる。
おぉーい、アオト~ 魔道具店と薬屋を忘れてますよォ~。言いたいのに言い出せずにいる私だ。
門の手前で声を掛けてきたのは勇気あるギルマス。
「ミホさん、私が知ってる有名な魔道具店を紹介しますよ」
「結構だ。ギルマスも戻って仕事をしたらどうだ」
「私にも休みはありますよ。ミホさんが、欲しいと思ってる魔道具と私が紹介するお店の魔道具、どちらがいい物か見比べてみてはいかがですか」
アオトを綺麗にサラッと受け流し、私に話しかけて来たギルマスは神経図太い。
答えは 行きたくない。だけど 今はイライラ状態のアオトと2人きりも辛い。
火に油を注ぎたくは無いけど、ギルマスの意見にも乗りたい。
「そうだね見るだけ見るのもいいかもしれない。行ってみない」
行くとは断言せずに、アオトに聞いて見るが、 失敗だった。
「コチラですよ」
道案内を始めたギルマスの後を歩くしかない私と、イライラ状態のアオトは私の腕を離さずに付いてくる。
小綺麗な1軒の店に入って行くギルマスの後に続く、外見とは違い 棚に雑然と置かれてる物から、壁に掛かってる物は売り物だと解るけど、足元に転がってるのは売り物なのかどうなのか頭を悩ませる。
顔中髭もじゃ 髪の毛は最後にクシを通したのか聞きたくなる 小柄なおじさんが出てきた。
「おや、珍しい ダンナかい。どうした」
「お久しぶです、今日はコチラのミホさんに合った魔道具を求めに来たんですよ」
お互い 挨拶をしたが、アオトは不機嫌なままに挨拶するが相変わらず私の腕を掴んだままだ。店主のダダンは物作りが得意なドワーフ族。つくづく 神話の世界だな。
「嬢ちゃんの属性はなんだ?」
「火です」
「他に属性はないのかい」
「ないです」
「魔力量はどれくらいなんだ」
「魔力量は人よりちょっと多い方です」
私の事を聞きながら 足元に転がってる杖と棚に置かれてる変わった形の杖の2本を持って私に渡してきた。
「嬢ちゃんに合いそうな物はこんな所かな?魔力をちぃ~っと 流してみろ」
あははっ、足元に転がってるのも商品かぁ~大胆な陳列方法だな。
魔力を流す。ウーン・・・普通に握って流すのか?それとも この石がついてる所に触れて流すのか?
そもそも 流すとは そのまま掌から 垂れ流し状態でいいのか?
誰か お手本をお願いします!
困ってるとアオトが、棚に置いてある杖を握った。薄い水色の石が淡く光る。
「なかなかいい物だな」
「お前さんは風属性ですかい」
「あぁ、石はいいが柄が細すぎて手に合わない」
「その杖は女性が持つことを前提に作っているからな、男性が持つと細すぎて手に合わないんだ」
気を悪くしてる風もなく説明するダダン。
なるほど!握ったまま流すのか。
ちぃーっと ね!・・・少しで いいのよね?
少し、少し、少し
パリン
「あははは、あの ごめんなさい」
石が 真ん中から綺麗に割れてしまった。
謝ったけど コレは弁償物だな。
「わははは、気にするな 気にするな、そうだな コレなんてどうだ」
怒るどころか 別の棚から新しい杖を持ってくるダダン。
私の手から杖を取り上げ新しい杖を手渡してきた。
「ほれ、魔力を流してみろ」
言葉と共に割れてしまった杖をポイっと後に投げたダダンは 見た目通り 豪快な人みたいだ。
「ゆっくりと少しだけ魔力を流せ」
私の耳に囁くアオト。
ゆっくりと少しね。
ゆっくり、ゆっくり 少しだけ 少しだけ少し・・・パリン
「ふむ、嬢ちゃんは 魔力が多いな」
「ミホさんのMPが気になりますね。正確な数字を教えて下さい」
でた、ペテン師笑顔。
嫌だよぉ~ 正確な数字なんて私自身 知りません。
「150です」
書き換えの数字を教えて 大丈夫なのよね?
「人族の一般的な数字が60から80だ。嬢ちゃんはかなり高い方だな、ならば コレだな」
壁に掛けてた ご立派な杖を私に 手渡してきた。
「ほれ、魔力を流してみぃ」
やだよぉぉぉぉぉ。
ギルマスの視線が 突き刺さる。
「あの、コレは商品なんですよね?」
「商品以外になんに見える?」
質問を質問で返さないで!
「割れた杖は 私の買取になりますよね」
「? 誰が買い取れなんて言った? 使える物は加工し直して 売るさ。屑石になっても、使い道はあるさ 気にするな」
壊した物は 買い取るのが当たり前だと思ってたけど 違うの?
って 私が気にするのはそこじゃ無いだろ!
明らかにさっきまでのと違う 杖を渡されて コレも割れてしまったら、、、嫌だァァァ
ギルマスの興味を更に引いてしまうじゃんかぁ~~~
「どうした 嬢ちゃん?遠慮なく ドーンと魔力を流してみぃ」
ドーンと 魔力流せません。
「さぁ ミホさん、魔力を流して見てください。この店の亭主は その人に合わない魔道具は売らないことで有名なんです。
素晴らしでしょ」
ニヤ と嫌な笑い方をするギルマスに悪意が湧く。
確かに 個人に合った商品を売る店は良心的な店だろうが、私としては 迷惑極まりない。
ダァー~ 嵌められた。
仕方ない。さっきよりも 少なく極微量になる様に流すしかない。
お願いだから割れないで!!
ゆっくりゆっくりゆっくり と流す。
杖に付いてる石が 淡く光る。
お願い 割れないで!
「おぉー 成功したな。良かった良かった」
「本当に良かったですねミホさん。所で どうですか?中々素晴らしい魔道具と店主だと思いませんか」
素直に喜んでくれたダダンに ペテン師笑顔のギルマス
「ええ、確かに素晴らしい魔道具に店主ですね」
「そいつは 大金貨1枚と金貨5枚の杖なんだが 嬢ちゃん」
すまなそうに語って来るダダン。
「その杖 私が買います」
は?
「おい!ダンナが買ってどうする?」
その通りだ!
「その杖はミホさんが使って下さい。私が 料金を立て替えます。条件は有りますけどね」
「断る」
すかさず断るアオトに気にすること無く、続きを話すギルマス。本当に神経図太いわ。
「難しい事はないですよ。ミホさんとアオトさんには この街を拠点を置いてもらいたいだけです」
「我々は冒険者なりたてのFランクだ。拠点を持つ程 優秀でも無ければ高ランクでもない。
店主 わざわざ商品を見せてもらい感謝する。だが 今の自分達の実力ではこの素晴らしい杖は買えないが、必ず この杖を買えるように努力するので 少し待っててもらえるだろうか」
ア~オ~ト~ かっこいいよぉ~!
ギルマスにきっぱり断りつつも、店主に敬意と商品の素晴らしさを伝え また来る事を約束。完璧です!弊社と御社との架け橋は営業部の日頃の感謝と行いです、営業の鏡です!
拍手喝采です!!
クククっ、ギルマス 悔しそうな顔はみものですね。
ガッツリ 見るのは失礼ですね。クククっ
「ダダンさん 本日はありがとうございました。必ず この杖を買いに来ますので 待ってて貰っても いいですか」
「あぁ、待ってるからな。何時でも来いよ」
「はい、ありがとうございます。」
自然とアオトの手を握って 2人で魔道具店を出た。
街の門で 冒険者のプレートを見せて、森の浅瀬に向かい、誰も居ないことを確かめて 転移して念願の我が家に辿り着いた。
やっと帰ってこれた。
どちらともなく ただいま と 言い合ってた。
イライラ全開のアオトも怖いし、後ろから付いてくるギルマスも怖い。
どちらにも 声をかけづらい。
私の腕を離さないアオトは迷いなく門に向かってる。
おぉーい、アオト~ 魔道具店と薬屋を忘れてますよォ~。言いたいのに言い出せずにいる私だ。
門の手前で声を掛けてきたのは勇気あるギルマス。
「ミホさん、私が知ってる有名な魔道具店を紹介しますよ」
「結構だ。ギルマスも戻って仕事をしたらどうだ」
「私にも休みはありますよ。ミホさんが、欲しいと思ってる魔道具と私が紹介するお店の魔道具、どちらがいい物か見比べてみてはいかがですか」
アオトを綺麗にサラッと受け流し、私に話しかけて来たギルマスは神経図太い。
答えは 行きたくない。だけど 今はイライラ状態のアオトと2人きりも辛い。
火に油を注ぎたくは無いけど、ギルマスの意見にも乗りたい。
「そうだね見るだけ見るのもいいかもしれない。行ってみない」
行くとは断言せずに、アオトに聞いて見るが、 失敗だった。
「コチラですよ」
道案内を始めたギルマスの後を歩くしかない私と、イライラ状態のアオトは私の腕を離さずに付いてくる。
小綺麗な1軒の店に入って行くギルマスの後に続く、外見とは違い 棚に雑然と置かれてる物から、壁に掛かってる物は売り物だと解るけど、足元に転がってるのは売り物なのかどうなのか頭を悩ませる。
顔中髭もじゃ 髪の毛は最後にクシを通したのか聞きたくなる 小柄なおじさんが出てきた。
「おや、珍しい ダンナかい。どうした」
「お久しぶです、今日はコチラのミホさんに合った魔道具を求めに来たんですよ」
お互い 挨拶をしたが、アオトは不機嫌なままに挨拶するが相変わらず私の腕を掴んだままだ。店主のダダンは物作りが得意なドワーフ族。つくづく 神話の世界だな。
「嬢ちゃんの属性はなんだ?」
「火です」
「他に属性はないのかい」
「ないです」
「魔力量はどれくらいなんだ」
「魔力量は人よりちょっと多い方です」
私の事を聞きながら 足元に転がってる杖と棚に置かれてる変わった形の杖の2本を持って私に渡してきた。
「嬢ちゃんに合いそうな物はこんな所かな?魔力をちぃ~っと 流してみろ」
あははっ、足元に転がってるのも商品かぁ~大胆な陳列方法だな。
魔力を流す。ウーン・・・普通に握って流すのか?それとも この石がついてる所に触れて流すのか?
そもそも 流すとは そのまま掌から 垂れ流し状態でいいのか?
誰か お手本をお願いします!
困ってるとアオトが、棚に置いてある杖を握った。薄い水色の石が淡く光る。
「なかなかいい物だな」
「お前さんは風属性ですかい」
「あぁ、石はいいが柄が細すぎて手に合わない」
「その杖は女性が持つことを前提に作っているからな、男性が持つと細すぎて手に合わないんだ」
気を悪くしてる風もなく説明するダダン。
なるほど!握ったまま流すのか。
ちぃーっと ね!・・・少しで いいのよね?
少し、少し、少し
パリン
「あははは、あの ごめんなさい」
石が 真ん中から綺麗に割れてしまった。
謝ったけど コレは弁償物だな。
「わははは、気にするな 気にするな、そうだな コレなんてどうだ」
怒るどころか 別の棚から新しい杖を持ってくるダダン。
私の手から杖を取り上げ新しい杖を手渡してきた。
「ほれ、魔力を流してみろ」
言葉と共に割れてしまった杖をポイっと後に投げたダダンは 見た目通り 豪快な人みたいだ。
「ゆっくりと少しだけ魔力を流せ」
私の耳に囁くアオト。
ゆっくりと少しね。
ゆっくり、ゆっくり 少しだけ 少しだけ少し・・・パリン
「ふむ、嬢ちゃんは 魔力が多いな」
「ミホさんのMPが気になりますね。正確な数字を教えて下さい」
でた、ペテン師笑顔。
嫌だよぉ~ 正確な数字なんて私自身 知りません。
「150です」
書き換えの数字を教えて 大丈夫なのよね?
「人族の一般的な数字が60から80だ。嬢ちゃんはかなり高い方だな、ならば コレだな」
壁に掛けてた ご立派な杖を私に 手渡してきた。
「ほれ、魔力を流してみぃ」
やだよぉぉぉぉぉ。
ギルマスの視線が 突き刺さる。
「あの、コレは商品なんですよね?」
「商品以外になんに見える?」
質問を質問で返さないで!
「割れた杖は 私の買取になりますよね」
「? 誰が買い取れなんて言った? 使える物は加工し直して 売るさ。屑石になっても、使い道はあるさ 気にするな」
壊した物は 買い取るのが当たり前だと思ってたけど 違うの?
って 私が気にするのはそこじゃ無いだろ!
明らかにさっきまでのと違う 杖を渡されて コレも割れてしまったら、、、嫌だァァァ
ギルマスの興味を更に引いてしまうじゃんかぁ~~~
「どうした 嬢ちゃん?遠慮なく ドーンと魔力を流してみぃ」
ドーンと 魔力流せません。
「さぁ ミホさん、魔力を流して見てください。この店の亭主は その人に合わない魔道具は売らないことで有名なんです。
素晴らしでしょ」
ニヤ と嫌な笑い方をするギルマスに悪意が湧く。
確かに 個人に合った商品を売る店は良心的な店だろうが、私としては 迷惑極まりない。
ダァー~ 嵌められた。
仕方ない。さっきよりも 少なく極微量になる様に流すしかない。
お願いだから割れないで!!
ゆっくりゆっくりゆっくり と流す。
杖に付いてる石が 淡く光る。
お願い 割れないで!
「おぉー 成功したな。良かった良かった」
「本当に良かったですねミホさん。所で どうですか?中々素晴らしい魔道具と店主だと思いませんか」
素直に喜んでくれたダダンに ペテン師笑顔のギルマス
「ええ、確かに素晴らしい魔道具に店主ですね」
「そいつは 大金貨1枚と金貨5枚の杖なんだが 嬢ちゃん」
すまなそうに語って来るダダン。
「その杖 私が買います」
は?
「おい!ダンナが買ってどうする?」
その通りだ!
「その杖はミホさんが使って下さい。私が 料金を立て替えます。条件は有りますけどね」
「断る」
すかさず断るアオトに気にすること無く、続きを話すギルマス。本当に神経図太いわ。
「難しい事はないですよ。ミホさんとアオトさんには この街を拠点を置いてもらいたいだけです」
「我々は冒険者なりたてのFランクだ。拠点を持つ程 優秀でも無ければ高ランクでもない。
店主 わざわざ商品を見せてもらい感謝する。だが 今の自分達の実力ではこの素晴らしい杖は買えないが、必ず この杖を買えるように努力するので 少し待っててもらえるだろうか」
ア~オ~ト~ かっこいいよぉ~!
ギルマスにきっぱり断りつつも、店主に敬意と商品の素晴らしさを伝え また来る事を約束。完璧です!弊社と御社との架け橋は営業部の日頃の感謝と行いです、営業の鏡です!
拍手喝采です!!
クククっ、ギルマス 悔しそうな顔はみものですね。
ガッツリ 見るのは失礼ですね。クククっ
「ダダンさん 本日はありがとうございました。必ず この杖を買いに来ますので 待ってて貰っても いいですか」
「あぁ、待ってるからな。何時でも来いよ」
「はい、ありがとうございます。」
自然とアオトの手を握って 2人で魔道具店を出た。
街の門で 冒険者のプレートを見せて、森の浅瀬に向かい、誰も居ないことを確かめて 転移して念願の我が家に辿り着いた。
やっと帰ってこれた。
どちらともなく ただいま と 言い合ってた。
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