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閑話
美味しい物は
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お昼を食べてる時に、お肉が少ないと告げるとアオトは嫌な顔をせずに狩りに行くと言ってくれる。
玄関で見送り、家に残る私は花の手入れをしたりして過ごしていた。
喉が渇いたので冷たいお茶とお茶菓子で一休みしてる所にアオトが 帰ってきた。
「おかえり、どうだった?」
「・・・・・」
アレ?どうしたんだろう、なんか泣きそうなんだけど。
怪我でもしたのかな?
全身を見るけど 血を流してるとかは無い。
捻挫とかかな?と思い 4本足を見るが床にしっかりついてる。
「えーっと、狩りがうまくいかなかった?」
ふいっと 視線を外され 和室に入っていったアオトが 心配になりあとに続いた。
「ちょっと アオト どうしたの?怪我でもしたの」
顔を背けてしまったアオトにどう対応したらいいのか全くわからない。
「そうだ、お茶でも飲む」
「・・・飲む」
「そう、外 暑かったでしょ?冷たいのがいいよね」
良く冷えてるお茶をグラスに注ぐとアオトに差し出した。
物を食べたり飲んだりする時は 自然と人になってくれるアオトなのに、今はジーッと 獣のまま見て そのまま ふいっ と顔を背けたアオト。
ちょっと なんなの?
「なにか 嫌な事でもあった?」
お茶の入ったグラスを和室に置いてあるちゃぶ台に置いた。
「なにか 言って欲しいな」
本当になんだろ?お昼を普通に食べ 狩りに行って 今帰ってきた。
考えられるのは狩りに行ってる間に何かあったってことだろう。
辛抱強く待つか。
「ふぅっ~ 話したくなったら聞くから」
そのまま 和室を出ようとして ふっ と聞いてみた。
「アオト 栗羊羹 食べる?」
ぅっわぁ!!
嬉しさ全開を惜しげも無く見せてるアオトに
苦笑いしか 返せません。
うん?!
私 余り間食しないから お茶はお茶のみ ってスタイルだったよな?
チラッと 自分が座ってた所を見て 気が付いた。
久しぶりにお茶とお茶菓子がセットで置いてある。
あぁ~、もしかして 私が1人でこっそり 美味しいのをたべてると思って機嫌を悪くしてたとか!?
どんだけ 食いじはってんだ!!
態と 薄ーく 切ってやろうかてしてし君。
お茶菓子として 栗羊羹を切ってお茶の横に置いてやると、ポン と人になったアオト。
お茶とお茶菓子を持って 私の同じテーブルに持ってきた。
可愛い奴め。
「たまにはね 甘いお茶受けも欲しいかなって 取り寄せたのよ どう?」
和菓子に付けてあげた楊枝を器用に使いこなしてるアオト、大きく切って 口に入れた。
「うん!美味しい。テレビで見て 食べてみたいと思っていた」
満面の笑みで 1切れを食べ終わりお茶を飲むアオト。
全くそんなつもりも無かったけど、1人でこっそり 美味しいものでも食べた日にはアオトの機嫌が急降下するということを 学んだ日だな。
玄関で見送り、家に残る私は花の手入れをしたりして過ごしていた。
喉が渇いたので冷たいお茶とお茶菓子で一休みしてる所にアオトが 帰ってきた。
「おかえり、どうだった?」
「・・・・・」
アレ?どうしたんだろう、なんか泣きそうなんだけど。
怪我でもしたのかな?
全身を見るけど 血を流してるとかは無い。
捻挫とかかな?と思い 4本足を見るが床にしっかりついてる。
「えーっと、狩りがうまくいかなかった?」
ふいっと 視線を外され 和室に入っていったアオトが 心配になりあとに続いた。
「ちょっと アオト どうしたの?怪我でもしたの」
顔を背けてしまったアオトにどう対応したらいいのか全くわからない。
「そうだ、お茶でも飲む」
「・・・飲む」
「そう、外 暑かったでしょ?冷たいのがいいよね」
良く冷えてるお茶をグラスに注ぐとアオトに差し出した。
物を食べたり飲んだりする時は 自然と人になってくれるアオトなのに、今はジーッと 獣のまま見て そのまま ふいっ と顔を背けたアオト。
ちょっと なんなの?
「なにか 嫌な事でもあった?」
お茶の入ったグラスを和室に置いてあるちゃぶ台に置いた。
「なにか 言って欲しいな」
本当になんだろ?お昼を普通に食べ 狩りに行って 今帰ってきた。
考えられるのは狩りに行ってる間に何かあったってことだろう。
辛抱強く待つか。
「ふぅっ~ 話したくなったら聞くから」
そのまま 和室を出ようとして ふっ と聞いてみた。
「アオト 栗羊羹 食べる?」
ぅっわぁ!!
嬉しさ全開を惜しげも無く見せてるアオトに
苦笑いしか 返せません。
うん?!
私 余り間食しないから お茶はお茶のみ ってスタイルだったよな?
チラッと 自分が座ってた所を見て 気が付いた。
久しぶりにお茶とお茶菓子がセットで置いてある。
あぁ~、もしかして 私が1人でこっそり 美味しいのをたべてると思って機嫌を悪くしてたとか!?
どんだけ 食いじはってんだ!!
態と 薄ーく 切ってやろうかてしてし君。
お茶菓子として 栗羊羹を切ってお茶の横に置いてやると、ポン と人になったアオト。
お茶とお茶菓子を持って 私の同じテーブルに持ってきた。
可愛い奴め。
「たまにはね 甘いお茶受けも欲しいかなって 取り寄せたのよ どう?」
和菓子に付けてあげた楊枝を器用に使いこなしてるアオト、大きく切って 口に入れた。
「うん!美味しい。テレビで見て 食べてみたいと思っていた」
満面の笑みで 1切れを食べ終わりお茶を飲むアオト。
全くそんなつもりも無かったけど、1人でこっそり 美味しいものでも食べた日にはアオトの機嫌が急降下するということを 学んだ日だな。
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