異世界無知な私が転生～目指すはスローライフ～

スローライフ 3ヶ月

アオトのステイタス

では、失礼します。
鑑定眼

碧士 764
聖獣

MP290920
HP198000

魔法適正
  風・無

無詠唱
身体強化
広範囲気配感知
攻撃耐性
防御力耐性
鑑定眼
イベントリ
転移
迷彩
身体変化
体質変化
隠蔽
念話 

人族を加護する者
他種族の調和を保つ者 
倉山美穂と主従関係を結ぶ者


「体質が大きさ変化で、身体が人の変化って事」

「最初に聞くのがそれか」

「ダメだった？」

「ダメではないが、間違いでは無い」

「迷彩ってなに」

「説明するよりは見せる方が簡単だ」

目の前にいたアオトが居なくなった。

「凄い、透明人間ならぬ透明獣ね。成程、便利な能力だね」

サッと姿を現してくれたアオト。

「能力でもあっているが、多くの者がチートと言う」

今のように、言葉を正してくれたり知らない事をわかりやすく教えてくれたりと、惜しげもなく教えてくれるアオトはホントにいい先生だ。

「チートね、分かった」

「ねぇ、私 攻撃耐性があるけど、防御力耐性ないってことは攻撃されたら1発であの世行きだよね」

「常に我の側に居れば危険は無いが、そうだな 我と離れる時は自分の回りに結界を張ってれば大丈夫だ」

ジュナイルが弱い私に付けてくれた能力だけど・・・あの時は、フリージアに構ってばかりだったから 忘れたんだろう。

結界が有るからなんとかなるだろう。

「アオトはけっこう 凄いのね。おじいちゃんだったんだ」

私も実際の歳は４０歳になるけど、アオトもなかなかの歳だ。人の姿がイケメンの青年なのにね。
地球では考えられない歳だけど、オリリシュ星では若いのか年寄りなのか 判断に困る。

「我は聖獣だ。歳はあって無いものだ。
決しておじいちゃんでは無い」

弱々しい声で否定してきたアオト。おじいちゃん呼びが応えたらしい。

「この星の人達って みんな長生きなの？」

「エルフ、ドワーフ、精霊は長寿だ。種族で違いは有るが平均１００歳前後だな」

「そうなんだ、物語で聞く話とあまり変わらないのね」

「そうか、他に質問は無いのか？」


「ないよ」

隠蔽をする時、妖精・精霊の部分も隠蔽した。
薬師は師匠を聞かれると答えに困るので隠蔽。

隠蔽だらけのステイタスだけどしたかない、

さて、出発しますか。




☆☆☆☆☆

妖精・精霊からは好かれていたので今更 驚きはしない。
出鱈目だと思っていたが、我よりも強い！！
MP・HPが付いてないステイタスは初めて見た。何故無いのか聞いても本人が答えれないだろう。

規格外に強いので有れば、伏字が防御力耐性も必要もないと感じる。伏字がなんなのか興味が湧く。