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スローライフ 3ヶ月
後ろ姿で思うこと
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日本で腕を組んで歩くカップルの後ろ姿を何度 見て歩いてきた事だろう。
そして 転生してきてもその後ろ姿を見てる。
大学生時代迄は彼氏も居た。県外を出た彼氏とそのまま自然消滅したので最後。
それ以来 彼氏は出来なかった。社会人になってから1度告白されたものの、そのときは仕事と介護に追われててお断りした。
介護をしてるからと仕事を疎かにしたくなくて 必死だった。
仕事が忙しい時は、毎日は無理でも母と相談しながらも残業をこなした。
職場内でも、介護をしてると知れ渡ると飲みの誘いも無くなった。
そして、彼氏も出来る訳もなく婚期も逃した私は将来は1人。周りに迷惑を掛けずに暮らさないと!と思うようになった。
先ずは先立つものと、がむしゃらに働き 節約倹約。でも、必要経費だと思えば出す所は出して、将来の設計を夢描いてた。
この世界でも、きっとそうだよね。
ちゃんとした未来設計!目指すはゆっくりスローライフだ。
甘えては駄目だ。自分の事は自分で!
今は 狩りをアオトに頼ってるけど、自分でも出来る様にならないとダメだよな。
よし!狩りも出来るようにならないと、私の夢見るゆっくりスローライフが出来ない!頑張ろう!!
1人で堅い決意をしてると 宿に付いた。
女将さんがやって来て 22時で食堂を閉めるから、それからなら調理場を使ってもいいとの事で お借りしますと頭を 下げた。
部屋に入って、イベントリからココで使える物を考えながら取り出していた。
調味料が少なく 柑橘系を使うことがおおいと感じてた。
柑橘系もセートと言われる物だ、地球産ではレモンだ。発想はいいけどね。
油はあるけどラードだけ。
麺、パンはあるけど米が無い。
ミルクがあるとは知らなかった。
ミルクが有れば少し貰えないだろうか?
ミルクからバター 生クリーム チーズが出来る。
これだけでも料理の幅が広がる。
頭のなかでメニューが溢れるがこの世界で使われないメニューは強制排除していく。
パスタは乾麺では無く生パスタだったから教えてもらえたら冷製パスタも作れる。
コンコンコン
ドアをノックされたのでイベントリで取り出した腕時計を見るとまだ20時を少し過ぎた時間だ。
腕時計を直し ドアを開けるとアオトが黙って入ってきて黙ってベットに腰掛けてしまった。
「ねぇ、てしてし君ミルクってどこに売ってるの」
「アオトだ。商業ギルドに聞けばわかるはずだ」
また新しいの出てきた。商業ギルドね。商いとか生業ってことでいいのよね?!
「商業ギルドって、生業を一手に受け持ってるところなんだ」
「商業に関わる物は全て商業ギルドに通して許可を取らないと闇商業として摘発させるからな」
へぇーちゃんとしてる所はちゃんとしてるのね。まだまだ知らない事がいっぱいある、勉強になるな。
アオトがいつまで居てくれるか分からないけど、今の内に1つでも多く学ぼう。
そして 転生してきてもその後ろ姿を見てる。
大学生時代迄は彼氏も居た。県外を出た彼氏とそのまま自然消滅したので最後。
それ以来 彼氏は出来なかった。社会人になってから1度告白されたものの、そのときは仕事と介護に追われててお断りした。
介護をしてるからと仕事を疎かにしたくなくて 必死だった。
仕事が忙しい時は、毎日は無理でも母と相談しながらも残業をこなした。
職場内でも、介護をしてると知れ渡ると飲みの誘いも無くなった。
そして、彼氏も出来る訳もなく婚期も逃した私は将来は1人。周りに迷惑を掛けずに暮らさないと!と思うようになった。
先ずは先立つものと、がむしゃらに働き 節約倹約。でも、必要経費だと思えば出す所は出して、将来の設計を夢描いてた。
この世界でも、きっとそうだよね。
ちゃんとした未来設計!目指すはゆっくりスローライフだ。
甘えては駄目だ。自分の事は自分で!
今は 狩りをアオトに頼ってるけど、自分でも出来る様にならないとダメだよな。
よし!狩りも出来るようにならないと、私の夢見るゆっくりスローライフが出来ない!頑張ろう!!
1人で堅い決意をしてると 宿に付いた。
女将さんがやって来て 22時で食堂を閉めるから、それからなら調理場を使ってもいいとの事で お借りしますと頭を 下げた。
部屋に入って、イベントリからココで使える物を考えながら取り出していた。
調味料が少なく 柑橘系を使うことがおおいと感じてた。
柑橘系もセートと言われる物だ、地球産ではレモンだ。発想はいいけどね。
油はあるけどラードだけ。
麺、パンはあるけど米が無い。
ミルクがあるとは知らなかった。
ミルクが有れば少し貰えないだろうか?
ミルクからバター 生クリーム チーズが出来る。
これだけでも料理の幅が広がる。
頭のなかでメニューが溢れるがこの世界で使われないメニューは強制排除していく。
パスタは乾麺では無く生パスタだったから教えてもらえたら冷製パスタも作れる。
コンコンコン
ドアをノックされたのでイベントリで取り出した腕時計を見るとまだ20時を少し過ぎた時間だ。
腕時計を直し ドアを開けるとアオトが黙って入ってきて黙ってベットに腰掛けてしまった。
「ねぇ、てしてし君ミルクってどこに売ってるの」
「アオトだ。商業ギルドに聞けばわかるはずだ」
また新しいの出てきた。商業ギルドね。商いとか生業ってことでいいのよね?!
「商業ギルドって、生業を一手に受け持ってるところなんだ」
「商業に関わる物は全て商業ギルドに通して許可を取らないと闇商業として摘発させるからな」
へぇーちゃんとしてる所はちゃんとしてるのね。まだまだ知らない事がいっぱいある、勉強になるな。
アオトがいつまで居てくれるか分からないけど、今の内に1つでも多く学ぼう。
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