異世界無知な私が転生～目指すはスローライフ～

スローライフ 3ヶ月

ステイタスオープン

和食の時は、甘い卵焼き
パンの時は フレンチトーストを 必ずリクエストして来るアオト。

甘い物が悪い訳では無いけど、毎日毎日食べるのは体に良くないと、スルーの回数を多くしてる。

でも、今日はアオトに大奮発した。
小人さんと一緒に採った野いちごと牛乳でミキサーにかけた後バニラアイスとハチミツ少々を入れてもう一度。
野いちごシェイクの出来上がり。

ホットケーキを焼く。どうせお代わりしてくるので、最初は王道で、2回目は選べるように生クリームとチョコレートと準備してみた。
後は手作りヨーグルトとサラダで。

私のホットケーキは王道。あとはアオトと同じもの。

さぁ召し上がれ。
フリージア 今日も美味しいご飯が食べれる
ありがとう。

「「いただきます」」

イケメンが、嬉しそうにホットケーキを頬張ってる。
余程嬉しいのか、食べる勢いが止まらない。
一応 二枚重ねだけど、もう無くなるよ。

「サラダも食べないと ダメだよ」

「うん、ホットケーキ お代わり」

お代わりを受け取りながらサラダを食べてるアオト。
チョコと生クリームに手を伸ばすとホットケーキにたっぷりかけてほおばった。そんな朝迎えて、家の戸締りをして、さぁ お出かけです。


当然、手ぶらで行こうとしたら、カバン位は持て言われたので仕方なくリュックにハンカチやチッシュ お財布を入れて背中に背負ってる。
そして、執拗い位に 人前でイベントリを使うなと何度も注意して来るので人前でイベントリは使わないと約束した。

物価が分からないからアオトに相談して鉄30枚 銅30枚 銀5枚 
アオトには内緒で金1枚を入れてた。

移動手段として 飛んでいこうとしたら、怒られた。
右前足をてしてしと叩きながらそんな目立つこと するなと怒られた。

「なぁー、1度 本当のステイタスを見せてくれ」

「勝手に見たくせに」

「隠蔽してないステイタス」

「だったら私も見ていい？」

1度もアオトに本当のステータス見せたこと無いし、私もアオトのステイタス見たことない。

「どうぞ」

隠蔽と書き換えを取り除き てしてし君に見てもらう

倉山美穂 16
人族

魔法全適性 
無詠唱 
身体強化
精神耐性
攻撃耐性
気配探知
イベントリ
上級強力結界
地球産食べ物・日用品お取り寄せ
全語書翻訳
隠蔽
解体
転移
念話
鑑定眼
創造
浮遊
見習い 薬師


＊＊＊＊＊
転生者
フリージア神の加護
ジュナイル神の加護
パズルフィの聖獣 碧士と契約
妖精に愛されしもの
精霊の愛し子

あれ、薬師に精霊と妖精が増えてる

「・・・・・・無知だけで 能力はこの世界1ではないか」

「世界一とか無いから 私より強い人まだまだ居るでしょ」

「伏字が解放されてないな」

「伏字？何それ」

「転生者の上に＊があるだろ。アレは伏字と言って、まだ解放されてない能力だ。昔は伏字を持っている者に皆関心を集めてたが、今は見向きもされないから安心しろ」

「へぇー、まだ解放されてない能力ねぇ～」

無関心なミホ。

「伏字が目覚めないまま、生涯を終える者も居るくらいだ。
伏字の力が目覚めても大した力がない事が多い。身体強化、攻撃耐性、防御力など 殆どが期待外れに終わり、そのうち誰も気にしなくたった。と、言った方が正しい」

解放されない力よりも、何時 妖精や精霊に気に入られたのか気になってる。言葉を喋る蝶々が妖精。小さな小人が精霊とアオトに教えて貰ったが…ステイタスに書かれる程いつ好かれたのか？

「ちゃんと隠しておけよ」

「とうぜん。ちゃんと隠しとかないとジュナイルに怒られるのは嫌よ」

ギョッと後ずさりするアオト。

「ジュナイル様を 呼び捨てとか正気か？この世界の頂点に居られる方だぞ」

「・・・最初から遠慮なく呼び捨てにしてるか・な」

怖いもの知らずだなって顔で見てくるアオトだけど、ジュナイルのSは充分知ってるから、怒らせたくないのよ。
わかってる？アオト