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第3章
夏休み 3
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ご飯は素直に食べさせてくれた。が・・・
まぁ~、風呂のに入る時に軽く言い合いなったけど、結局は一緒に入る事になってしまった。
「そろそろ上がる?」
「もう少し!」
「おかしいねぇ。何時もは直ぐに上がろうとするのに。俺をじらしてるの?」
「うぅぅぅ~」
後ろから前に回ってる腕がギュッと俺を抱きしめる。
「お風呂の中では何もしない約束だからまだ居たいの?でも、そろそろ逆上せるから上がろうね」
「もう少し!」
「ふーん。このままお風呂場に敦は閉じこもるつもり?敦がそのつもりなそれでも良いよ。俺は敦と一緒ならどこだって困らない」
俺の肩をチュッと吸い上げレロっと舐め上げる怜登。
「ふっ風呂ではしないって約束!!」
「守ってるけどねぇ~。我慢にも限界があるだろ」
「上がる!上がるから風呂の中は嫌だ!」
「ふふっ 本当に敦は可愛い 大好きだよ、敦は?」
「うぅぅぅ、すき だけど!!」
「はぁ?だけど なに?!」
「だけど 約束守らない怜登は嫌い」
「クスクス。本気で可愛い、敦との約束は守るよ、だから そろそろ出よう」
耳元で喋ってるから フッと怜登の息がかかる度に俺の心拍数が上がってる。その証拠に 先程から クラクラしてる。きっと怜登が俺を抱きしめてくれて無いと 溺れてるだろう。
「もぅダメだ 出る」
「なにが出るのか じっくり確かめたくなる言い方だよね」
こいつぅ~!!
「出るって言ったら風呂から出るんだよ!他になにがあるんだよ!!この どスケベ!!」
「敦がなにを想像したか 気になるなぁ~」
「逆上せてきたから風呂から出る」
はいはい。 などと軽口を叩きながらも俺をしっかりと抱えて出てくれる怜登に抱きつき風呂からでた。
風呂から出たからには 今日はヤルのだろうとガチガチになってたけど・・・お茶を飲みながら怜登は雑誌を捲ってるし 俺はテレビを見てる。変わりなく 普通に過ごしてる。
なんだ、俺をからかって楽しんでたとか?
それって ちょっと酷くねえ?こっちは 緊張しまくってたのに!
「ねぇ、敦 コレってどお思う?」
見せられた雑誌には腕時計の写真が乗ってた。武骨な黒ボディーで 少し艶が無いようにも見えるけど カジュアルにもシックな格好にも合いそうに見える。
「かっこいい腕時計」
「だよね」
いつも通り。コレがかっこいい とか この本が面白いとか。俺が 動物のおもしろ動画の番組で癒されてると、「敦は動物 好きだよね」
と 一緒に見てくれたりと、ホントに俺の些細な事も 知ろうとしてくれる怜登を今では好き。
だから、緊張したけど 本当は嬉しかったりもしてたのに。
なんだよ 思わせぶりかよ!!バカヤロー
まぁ~、風呂のに入る時に軽く言い合いなったけど、結局は一緒に入る事になってしまった。
「そろそろ上がる?」
「もう少し!」
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「もう少し!」
「ふーん。このままお風呂場に敦は閉じこもるつもり?敦がそのつもりなそれでも良いよ。俺は敦と一緒ならどこだって困らない」
俺の肩をチュッと吸い上げレロっと舐め上げる怜登。
「ふっ風呂ではしないって約束!!」
「守ってるけどねぇ~。我慢にも限界があるだろ」
「上がる!上がるから風呂の中は嫌だ!」
「ふふっ 本当に敦は可愛い 大好きだよ、敦は?」
「うぅぅぅ、すき だけど!!」
「はぁ?だけど なに?!」
「だけど 約束守らない怜登は嫌い」
「クスクス。本気で可愛い、敦との約束は守るよ、だから そろそろ出よう」
耳元で喋ってるから フッと怜登の息がかかる度に俺の心拍数が上がってる。その証拠に 先程から クラクラしてる。きっと怜登が俺を抱きしめてくれて無いと 溺れてるだろう。
「もぅダメだ 出る」
「なにが出るのか じっくり確かめたくなる言い方だよね」
こいつぅ~!!
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「逆上せてきたから風呂から出る」
はいはい。 などと軽口を叩きながらも俺をしっかりと抱えて出てくれる怜登に抱きつき風呂からでた。
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