オタクは本気で夢見てる

バレた！

俺が知ってる限り 魔王や悪魔と文面が出てくる場面を思い起こしても、、、美しくも気高く書かれており、微笑みで善人を騙す事を得意とする。正しく魔のプリンス、気高く美しくも有り魔族も人をも魅力する。それが魔王有りきの漫画だとそうなる。が、

リア充では無表情こそが 恐ろしいです。

しかも、チョー上から目線は 鳥肌が立ちます。嫌な汗が背中を伝います。しかも、飛び上がる程冷たいですが飛び上がることも許されない雰囲気です。

「彼女？」

「へ？」

「大事な彼女、と、言ったな」

「え？」

・・・おっオレ、何言ったって？ちょちょちょちょちょ、ちょっと まってぇー？？？

久しぶり頭にきて怒った、そりゃぁそうだよな！俺の大事なアリアーナちゃん・・・大事な彼女って叫んだ・・・ゴギュ

「何処に彼女が居るのか答えろ」

「か・の・じょぉ～」

「俺と付き合うのに彼女は要らないだろ、別れろ」

グッと眼力を強めなんて有るが、リア充は 無表情に暗い影が付きます。
俺の人生でこんなにも怖い事は無かった、恐ろしいです。
そして 何故か自分の携帯を差し出して来た。

「即 別れろ」

無理です。アリアーナちゃんと別れるなんて、俺に死ねって言ってるのと一緒だぁー。
ずいっと 近づき 更に携帯を押し付けてくる。

「さぁー早く別れろ」

嫌だ！アリアーナちゃんと別れるなんて出来ない。
子供がイヤイヤと首を振るようにして拒む事しか出来ない俺に 奴はチッと舌打ちをして俺の背後のドアを殴った。

「まさか 俺とそのアリアーナとか言う女と二股掛けるつもりか？そんな事を俺が許すとでも？」

ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ？？？
二股・・・そ、そうか、俺 二股掛けてたのか！？アリアーナちゃん ごめん