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夕飯に誘われ
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美味しい弁当の味を知っていたから断れなかった。
数時間前
帰ってシャワーを浴びて出た所で チャイムがなった。
玄関に出たら見知った 人物がにこやかに立っている人物が夕飯を一緒にどうですかと誘って来た。
断るも 作り過ぎて困ってるからと誘われるままに隣の家にお邪魔する事になった。
酢豚、エビチリ、春雨サラダをつまみに 酒を飲む。ハッキリ言って 美味いのだ。
「まだまだ、行けますよね。どうぞ」
最初は中華だからと 紹興酒から始まりマッコリを飲み そして今はビールを飲みきったタイミングで冷蔵庫からよく冷えたビールを取り出して手渡してくれる。コレでビール4本目になる。
「頂きます。本当に凄いですよね、俺も何度かチャレンジはしたものの どうも上手く行かずに早々に諦めてスーパーやコンビニに頼ってしまって」
「誰しも 向き不向きはあるものですよ、遠慮せずに食べて下さい。そうだ!明日の弁当だけでは無く夕飯も毎日 一緒にどうですか?そうして貰えると俺も助かります」
「嬉しい申し入れだけど、それはお断りします」
「何故です?やっぱり俺の料理は口にあいませんか?」
「今週末は内見に行って 気に入れば引越しをする予定なので」
余り強くない酒を飲んでるせいか、普段なら
余計な事は言わないのに 滑らかにすらすらと出てしまった。
「へぇー、引越しですか?俺がここに引越してきたからですか?」
「違いますよ。物凄く個人的な理由ですよ」
「個人的な理由ですか?気になりますね。なんですか?個人的な理由って」
「ふふっ、内緒ですよ。俺 結婚するんです」
酔ってたんだと思う。判断能力が低下し話さなくてもいい事まで ペラペラと喋ってる事に気がつかない。
「付き合ってる女性が居たんですか。知らなかった。会社の方ですか?」
「違いますよ。彼女は 強くて優しくて食いしん坊でおっちょこちょいで とても魅力的な女性なんです。俺はそんな 魅力的な女性と結・・・・」
「はぁー、余り お酒強くないですね。」
話の途中で寝てしまった相手に話しかけても返事が帰ってくるわけではない。
帰宅して大急ぎで簡単 時短レシピで見た3品を作り上げて夕飯を誘いに行っても最初は断られても作り過ぎたと言えば誘いに乗って来た。
3品をつまみに 酒を飲ませる。よった勢いのままに何か聞き出せたら ラッキー位には思って居たら 見たかった笑顔と共に衝撃的な事実を聞いてしまい 頭が真っ白になってしまった。
結婚・・・・青田が結婚する?
女の気配は感じなかったが、宅配が届いた時と同じ笑顔をしてした。
遠距離恋愛をしてるのか?
もっと 聞き出さないといけないが、寝てしまったものは仕方ない。今日はここまでだな。
着てる服を脱がせベッドに寝かせ 自分は片付けと弁当の下拵えをし シャワーを浴びてやっと青田の横に身を滑り込ませた。
そっと抱きしめると ジャストフィットで腕の中に収まる大きさの青田についつい苦笑してしまった。
結婚する相手にちょっかいだけは出さない様にしないとな。
数時間前
帰ってシャワーを浴びて出た所で チャイムがなった。
玄関に出たら見知った 人物がにこやかに立っている人物が夕飯を一緒にどうですかと誘って来た。
断るも 作り過ぎて困ってるからと誘われるままに隣の家にお邪魔する事になった。
酢豚、エビチリ、春雨サラダをつまみに 酒を飲む。ハッキリ言って 美味いのだ。
「まだまだ、行けますよね。どうぞ」
最初は中華だからと 紹興酒から始まりマッコリを飲み そして今はビールを飲みきったタイミングで冷蔵庫からよく冷えたビールを取り出して手渡してくれる。コレでビール4本目になる。
「頂きます。本当に凄いですよね、俺も何度かチャレンジはしたものの どうも上手く行かずに早々に諦めてスーパーやコンビニに頼ってしまって」
「誰しも 向き不向きはあるものですよ、遠慮せずに食べて下さい。そうだ!明日の弁当だけでは無く夕飯も毎日 一緒にどうですか?そうして貰えると俺も助かります」
「嬉しい申し入れだけど、それはお断りします」
「何故です?やっぱり俺の料理は口にあいませんか?」
「今週末は内見に行って 気に入れば引越しをする予定なので」
余り強くない酒を飲んでるせいか、普段なら
余計な事は言わないのに 滑らかにすらすらと出てしまった。
「へぇー、引越しですか?俺がここに引越してきたからですか?」
「違いますよ。物凄く個人的な理由ですよ」
「個人的な理由ですか?気になりますね。なんですか?個人的な理由って」
「ふふっ、内緒ですよ。俺 結婚するんです」
酔ってたんだと思う。判断能力が低下し話さなくてもいい事まで ペラペラと喋ってる事に気がつかない。
「付き合ってる女性が居たんですか。知らなかった。会社の方ですか?」
「違いますよ。彼女は 強くて優しくて食いしん坊でおっちょこちょいで とても魅力的な女性なんです。俺はそんな 魅力的な女性と結・・・・」
「はぁー、余り お酒強くないですね。」
話の途中で寝てしまった相手に話しかけても返事が帰ってくるわけではない。
帰宅して大急ぎで簡単 時短レシピで見た3品を作り上げて夕飯を誘いに行っても最初は断られても作り過ぎたと言えば誘いに乗って来た。
3品をつまみに 酒を飲ませる。よった勢いのままに何か聞き出せたら ラッキー位には思って居たら 見たかった笑顔と共に衝撃的な事実を聞いてしまい 頭が真っ白になってしまった。
結婚・・・・青田が結婚する?
女の気配は感じなかったが、宅配が届いた時と同じ笑顔をしてした。
遠距離恋愛をしてるのか?
もっと 聞き出さないといけないが、寝てしまったものは仕方ない。今日はここまでだな。
着てる服を脱がせベッドに寝かせ 自分は片付けと弁当の下拵えをし シャワーを浴びてやっと青田の横に身を滑り込ませた。
そっと抱きしめると ジャストフィットで腕の中に収まる大きさの青田についつい苦笑してしまった。
結婚する相手にちょっかいだけは出さない様にしないとな。
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