96 / 192
焦り
目標
しおりを挟む
棚の中には丁寧に並べられてた本と巻物とボロボロのバックだけ。
「あの、触ってもいいですか?」
「構わぬ」
許可を貰い巻き物を手に取り左手で広げ右手で巻いて行きなが簡単に読み取れる部分だけを拾い ザッと読み解き、今度は1冊の本を手に取った。
コチラは筆記体だ。
「1人ではなかったんですね」
一応 大学では日本の歴史学を専攻してたから巻き物は読み解くのは何とかなっても 英語か・・・出来ないことも無いけど時間かかりそうだな。それでも なんとか読める部分だけを拾い出す。
「聞いてるのは2人だ。送られてきた時代も大きく違う。美味い料理を広めてくたのが800年ほど前、素晴らしい建築を広めたのが500年ほど前と聞いてる」
800年前は平安時代か500年前になると安土・・・測量技術があったか?アレ・・・時代が合わない・・・?
「どうだ?読み解く事は可能か」
「えぇ、少し時間はかかりますが読み解く事は出来ます」
「おぉー出来るか。そこにどんな事が書かれてるか知りたい。是非 読み解いて欲しい」
「俺でいいですか?」
「頼んだぞ」
「はい」
この巻物と本には 先人が生きた証が書き残されてると思うと心がざわめく。
今までと違う世界で どう向き合ってきたか、どのように感じたか、どんな人物と知り合い仲良くなったか、もしかしたら垣間見ることが出来るかもしれない。コレを書き残した者の生きてきた証を知ることで、俺のコレからの手掛かりやヒントがここにあるかもしれない。一刻も早く読みたい。
-・-・-・-・-・-・-・
一応もてなしはしたが、イオリが居ないと騒ぐ者達にウンザリする。昨日は1人で来ただけでも大迷惑だったのに今は4名だ。
「昨日も言いましたが イオリは養成に行ってますと何度も申し上げてますが?聞き入れないのはどうかと思いますよ」
「では、イオリ殿はどこで養成してる」
1人だけ冷静に話を聞き入れてるのはバドラ国 第4王子のリーズ外務最高官だ。
「イオリの側で騒がれては養成とは言えません」
「養成してる者の側で騒ぐ者は居ない。だだ 一刻も早くイオリ殿の持たれている稀少魔法に付いて話をしたいとアシス様は仰られてるだけ、何も疲れさせるつもりは無い」
「疲れさせない為に外で休ませてると言っても聞かない方が、イオリを更に疲れさせるのではと危惧して教えないだけ。それに、アシス様だけではなく、他の方もイオリに会いたいと申し入れが有るが、今は控えてもらっている。そこに、アシス様だけ 特別に合わせるとなると、今暫く待って貰ってる方達に申し訳ないと思いませか?」
暗に会いたいと言ってるのはあんた達だけではない。それに ほかの者達は待っていてくれると仄めかす。
「他の者など どうでも良い。稀少魔法こそ魔法の最高峰!我々が先に会わずにどうする。体力は子供と差ほど変わらないと聞いたが、魔法力が高ければ問題ない。我々、聖魔法同士が共に歩むべき事が自然な事。養成させるべき場所は我々と共に住む宿舎でするべきだと思わないか?」
めちゃくちゃな理論をさも正論の如く語るターナ様に呆れる。
「有難い申し入れですが、イオリは何処よりも安全で安心出来る場所で養成して貰ってる」
「分かりました。ですが、イオリは稀少魔法の持ち主だ。失う訳にはいかない、その事はアルベルト様も充分に理解出来てるはずです。ですので、この誓約書にサインして頂きたい」
後はサインすれば全て契約が成される様にしてある誓約書を取り出し静かに差し出すのはナターシャ嬢だ。あからさまな 行為に目を細め紙切れを見つめた。
「なんの誓約書でしょうか?」
「イオリ殿も我々の話を聞いたら、稀少魔法と聖魔法の活動に納得し我々と共に行動したがるでしょう。その時 邪魔になる証などに縛られないと誓約書があればすんなりと 我々の元に来れるというもの。番なら相手を思いやり 先に行動するべきかと」
納得出来ない話を真面目に聞く程馬鹿らしいものはない。
「おかしな事を言うな?大きく開かれてるイオリの行く末を勝手に決めつけ こんな下らない誓約書にサインをしろとアルベルトに突き付けることは間違ってる」
隣で黙って聞いてたユージが我慢の限界だと口を開いた。
「わかって下さらないとは嘆かんしいですわ。私達は神に選ばれし者。私達は 1人でも、多くの者を救う為に常に心身共に綺麗ではなければ力が発揮出来ない事は誰でも知ってのこと。番であろうと身を穢すなど 恐ろしくて出来ませんでしょ?」
「では、世継ぎはどうする?」
「証持ちの番だからと、絶対に結婚しないといけないなんて決まりはありませんわ。他の方と御結婚すれば宜しいのよ」
「ナターシャ嬢 少し黙ろうか?」
ユージが静かに ナターシャ嬢に語りかけるが、彼女はユージを小馬鹿にした顔でハッキリと宣言した。
「そうですは、丁度良いので ハッキリと申し上げときます。私はお家の為に犠牲になり貴方と結婚して差し上げます。ですが、私 生涯この身を穢すことはしたくありませんの。あなたの世継ぎは産みませが、貴方が他所で世継ぎを作るのも許せませんの。この事はご理解して下さいませ」
「よく 言いましたね。ナターシャ嬢。素晴らしいです。コレで私も心から御祝いが言えます!」
ターナ様の賛美の声が響き アシス様とリーズ様が拍手を送る。
「世継ぎの前に色々と腑に落ちない事だらけだな」
ユージの呟きは私の耳にしか届いてない。ナターシャ嬢の聖魔法は子供一人分を治せる力しかないが、聖魔法を持つもの達から特別な存在だと言われ続け 自分は最高峰の魔法が使える1人だと思い込む様になり アシス様達の言うことは全て正しいと思うようになった1人だ。
世継ぎを産みたく無いのなら婚約破棄すれば全て丸く収まるが、女性が10代で結婚出来なければ 淑女として落ちこぼれとみられる為に破棄だけは避けたいナターシャ嬢。
何度となく婚約破棄を言い渡しても のらりくらりと躱され 挙句の果てには金を積むようになったナターシャ嬢の父親にユージはウンザリしてた。
子供の内でも、1度婚約してしまえば簡単に破棄が出来ないのはどの時代も同じだ。
「あの、触ってもいいですか?」
「構わぬ」
許可を貰い巻き物を手に取り左手で広げ右手で巻いて行きなが簡単に読み取れる部分だけを拾い ザッと読み解き、今度は1冊の本を手に取った。
コチラは筆記体だ。
「1人ではなかったんですね」
一応 大学では日本の歴史学を専攻してたから巻き物は読み解くのは何とかなっても 英語か・・・出来ないことも無いけど時間かかりそうだな。それでも なんとか読める部分だけを拾い出す。
「聞いてるのは2人だ。送られてきた時代も大きく違う。美味い料理を広めてくたのが800年ほど前、素晴らしい建築を広めたのが500年ほど前と聞いてる」
800年前は平安時代か500年前になると安土・・・測量技術があったか?アレ・・・時代が合わない・・・?
「どうだ?読み解く事は可能か」
「えぇ、少し時間はかかりますが読み解く事は出来ます」
「おぉー出来るか。そこにどんな事が書かれてるか知りたい。是非 読み解いて欲しい」
「俺でいいですか?」
「頼んだぞ」
「はい」
この巻物と本には 先人が生きた証が書き残されてると思うと心がざわめく。
今までと違う世界で どう向き合ってきたか、どのように感じたか、どんな人物と知り合い仲良くなったか、もしかしたら垣間見ることが出来るかもしれない。コレを書き残した者の生きてきた証を知ることで、俺のコレからの手掛かりやヒントがここにあるかもしれない。一刻も早く読みたい。
-・-・-・-・-・-・-・
一応もてなしはしたが、イオリが居ないと騒ぐ者達にウンザリする。昨日は1人で来ただけでも大迷惑だったのに今は4名だ。
「昨日も言いましたが イオリは養成に行ってますと何度も申し上げてますが?聞き入れないのはどうかと思いますよ」
「では、イオリ殿はどこで養成してる」
1人だけ冷静に話を聞き入れてるのはバドラ国 第4王子のリーズ外務最高官だ。
「イオリの側で騒がれては養成とは言えません」
「養成してる者の側で騒ぐ者は居ない。だだ 一刻も早くイオリ殿の持たれている稀少魔法に付いて話をしたいとアシス様は仰られてるだけ、何も疲れさせるつもりは無い」
「疲れさせない為に外で休ませてると言っても聞かない方が、イオリを更に疲れさせるのではと危惧して教えないだけ。それに、アシス様だけではなく、他の方もイオリに会いたいと申し入れが有るが、今は控えてもらっている。そこに、アシス様だけ 特別に合わせるとなると、今暫く待って貰ってる方達に申し訳ないと思いませか?」
暗に会いたいと言ってるのはあんた達だけではない。それに ほかの者達は待っていてくれると仄めかす。
「他の者など どうでも良い。稀少魔法こそ魔法の最高峰!我々が先に会わずにどうする。体力は子供と差ほど変わらないと聞いたが、魔法力が高ければ問題ない。我々、聖魔法同士が共に歩むべき事が自然な事。養成させるべき場所は我々と共に住む宿舎でするべきだと思わないか?」
めちゃくちゃな理論をさも正論の如く語るターナ様に呆れる。
「有難い申し入れですが、イオリは何処よりも安全で安心出来る場所で養成して貰ってる」
「分かりました。ですが、イオリは稀少魔法の持ち主だ。失う訳にはいかない、その事はアルベルト様も充分に理解出来てるはずです。ですので、この誓約書にサインして頂きたい」
後はサインすれば全て契約が成される様にしてある誓約書を取り出し静かに差し出すのはナターシャ嬢だ。あからさまな 行為に目を細め紙切れを見つめた。
「なんの誓約書でしょうか?」
「イオリ殿も我々の話を聞いたら、稀少魔法と聖魔法の活動に納得し我々と共に行動したがるでしょう。その時 邪魔になる証などに縛られないと誓約書があればすんなりと 我々の元に来れるというもの。番なら相手を思いやり 先に行動するべきかと」
納得出来ない話を真面目に聞く程馬鹿らしいものはない。
「おかしな事を言うな?大きく開かれてるイオリの行く末を勝手に決めつけ こんな下らない誓約書にサインをしろとアルベルトに突き付けることは間違ってる」
隣で黙って聞いてたユージが我慢の限界だと口を開いた。
「わかって下さらないとは嘆かんしいですわ。私達は神に選ばれし者。私達は 1人でも、多くの者を救う為に常に心身共に綺麗ではなければ力が発揮出来ない事は誰でも知ってのこと。番であろうと身を穢すなど 恐ろしくて出来ませんでしょ?」
「では、世継ぎはどうする?」
「証持ちの番だからと、絶対に結婚しないといけないなんて決まりはありませんわ。他の方と御結婚すれば宜しいのよ」
「ナターシャ嬢 少し黙ろうか?」
ユージが静かに ナターシャ嬢に語りかけるが、彼女はユージを小馬鹿にした顔でハッキリと宣言した。
「そうですは、丁度良いので ハッキリと申し上げときます。私はお家の為に犠牲になり貴方と結婚して差し上げます。ですが、私 生涯この身を穢すことはしたくありませんの。あなたの世継ぎは産みませが、貴方が他所で世継ぎを作るのも許せませんの。この事はご理解して下さいませ」
「よく 言いましたね。ナターシャ嬢。素晴らしいです。コレで私も心から御祝いが言えます!」
ターナ様の賛美の声が響き アシス様とリーズ様が拍手を送る。
「世継ぎの前に色々と腑に落ちない事だらけだな」
ユージの呟きは私の耳にしか届いてない。ナターシャ嬢の聖魔法は子供一人分を治せる力しかないが、聖魔法を持つもの達から特別な存在だと言われ続け 自分は最高峰の魔法が使える1人だと思い込む様になり アシス様達の言うことは全て正しいと思うようになった1人だ。
世継ぎを産みたく無いのなら婚約破棄すれば全て丸く収まるが、女性が10代で結婚出来なければ 淑女として落ちこぼれとみられる為に破棄だけは避けたいナターシャ嬢。
何度となく婚約破棄を言い渡しても のらりくらりと躱され 挙句の果てには金を積むようになったナターシャ嬢の父親にユージはウンザリしてた。
子供の内でも、1度婚約してしまえば簡単に破棄が出来ないのはどの時代も同じだ。
10
お気に入りに追加
1,792
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
俺は成人してるんだが!?~長命種たちが赤子扱いしてくるが本当に勘弁してほしい~
アイミノ
BL
ブラック企業に務める社畜である鹿野は、ある日突然異世界転移してしまう。転移した先は森のなか、食べる物もなく空腹で途方に暮れているところをエルフの青年に助けられる。
これは長命種ばかりの異世界で、主人公が行く先々「まだ赤子じゃないか!」と言われるのがお決まりになる、少し変わった異世界物語です。
※BLですがR指定のエッチなシーンはありません、ただ主人公が過剰なくらい可愛がられ、尚且つ主人公や他の登場人物にもカップリングが含まれるため、念の為R15としました。
初投稿ですので至らぬ点が多かったら申し訳ないです。
投稿頻度は亀並です。
俺の悪役チートは獣人殿下には通じない
空飛ぶひよこ
BL
【女神の愛の呪い】
この世界の根源となる物語の悪役を割り当てられたエドワードに、女神が与えた独自スキル。
鍛錬を怠らなければ人類最強になれる剣術・魔法の才、運命を改変するにあたって優位になりそうな前世の記憶を思い出すことができる能力が、生まれながらに備わっている。(ただし前世の記憶をどこまで思い出せるかは、女神の判断による)
しかし、どれほど強くなっても、どれだけ前世の記憶を駆使しても、アストルディア・セネバを倒すことはできない。
性別・種族を問わず孕ませられるが故に、獣人が人間から忌み嫌われている世界。
獣人国セネーバとの国境に位置する辺境伯領嫡男エドワードは、八歳のある日、自分が生きる世界が近親相姦好き暗黒腐女子の前世妹が書いたBL小説の世界だと思い出す。
このままでは自分は戦争に敗れて[回避したい未来その①]性奴隷化後に闇堕ち[回避したい未来その②]、実子の主人公(受け)に性的虐待を加えて暗殺者として育てた末[回避したい未来その③]、かつての友でもある獣人王アストルディア(攻)に殺される[回避したい未来その④]虐待悪役親父と化してしまう……!
悲惨な未来を回避しようと、なぜか備わっている【女神の愛の呪い】スキルを駆使して戦争回避のために奔走した結果、受けが生まれる前に原作攻め様の番になる話。
※悪役転生 男性妊娠 獣人 幼少期からの領政チートが書きたくて始めた話
※近親相姦は原作のみで本編には回避要素としてしか出てきません(ブラコンはいる)
4人の人類国王子は他種族に孕まされ花嫁となる
クズ惚れつ
BL
遥か未来、この世界には人類、獣類、爬虫類、鳥類、軟体類の5つの種族がいた。
人類は王族から国民までほとんどが、他種族に対し「低知能」だと差別思想を持っていた。
獣類、爬虫類、鳥類、軟体類のトップである4人の王は、人類の独占状態と差別的な態度に不満を抱いていた。そこで一つの恐ろしい計画を立てる。
人類の王子である4人の王の息子をそれぞれ誘拐し、王や王子、要人の花嫁として孕ませて、人類の血(中でも王族という優秀な血)を持った強い同族を増やし、ついでに跡取りを一気に失った人類も衰退させようという計画。
他種族の国に誘拐された王子たちは、孕まされ、花嫁とされてしまうのであった…。
※淫語、♡喘ぎなどを含む過激エロです、R18には*つけます。
※毎日18時投稿予定です
※一章ずつ書き終えてから投稿するので、間が空くかもです
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
病弱な悪役令息兄様のバッドエンドは僕が全力で回避します!
松原硝子
BL
三枝貴人は総合病院で働くゲーム大好きの医者。
ある日貴人は乙女ゲームの制作会社で働いている同居中の妹から依頼されて開発中のBLゲーム『シークレット・ラバー』をプレイする。
ゲームは「レイ・ヴァイオレット」という公爵令息をさまざまなキャラクターが攻略するというもので、攻略対象が1人だけという斬新なゲームだった。
プレイヤーは複数のキャラクターから気に入った主人公を選んでプレイし、レイを攻略する。
一緒に渡された設定資料には、主人公のライバル役として登場し、最後には断罪されるレイの婚約者「アシュリー・クロフォード」についての裏設定も書かれていた。
ゲームでは主人公をいじめ倒すアシュリー。だが実は体が弱く、さらに顔と手足を除く体のあちこちに謎の湿疹ができており、常に体調が悪かった。
両親やごく親しい周囲の人間以外には病弱であることを隠していたため、レイの目にはいつも不機嫌でわがままな婚約者としてしか映っていなかったのだ。
設定資料を読んだ三枝は「アシュリーが可哀想すぎる!」とアシュリー推しになる。
「もしも俺がアシュリーの兄弟や親友だったらこんな結末にさせないのに!」
そんな中、通勤途中の事故で死んだ三枝は名前しか出てこないアシュリーの義弟、「ルイス・クロフォードに転生する。前世の記憶を取り戻したルイスは推しであり兄のアシュリーを幸せにする為、全力でバッドエンド回避計画を実行するのだが――!?
ロクイチ聖女 6分の1の確率で聖女になりました。
濃子
BL
異世界に召喚され、世界の災害魔蝕(ましょく)を浄化することになった聖女ルート(男)と、その護衛の王子アレクセイとの恋物語です。
基本はギャグファンタジーBLです。
ですが、ルートと一緒に異世界に転移したクラスメイト(双子の葛城姉弟、剣道部の東堂、不思議女子町子、クラス1の美人花蓮)達の、葛藤や成長の物語でもあります。
最初は勢いで、結婚することをオッケーをしてしまったルートですが、アレクセイの優しさにふれ、少しだったり突然だったり、二人の距離が縮まっていきます。
タイトルの後ろに♡があるときは、ラブな展開があります。☆があるときは、ちょっとエッチな展開があります。
ただいま、なろう小説から引っ越し中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる