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386 冒険者ギルド②

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だんだんイライラしてきた。


ユーリ»「なに言ってんの?今まさに私達を裏切って良く言えるな、その噂は本当だ、せいぜい頑張るんだな。」

モルトナ»「ギルドカードは発行する、その代わりギルドの依頼を受けてもらう事になる。」

ユーリ»「ギルド潰されたいの?死にたいワケじゃないよね?その依頼って帝国側でロズに向かって死ねって事だろ?アホか貴様、ザコい冒険者が束になった所で何の影響もないわ。」

モルトナ»「お前達が居れば少しは変わるだろ。」

ユーリ»「ギレイスってヤツが勇者を名乗ってたがザコすぎて殺す気も失せたわ、あんなザコの集まりでロズグランデに対抗できると思ってたら無駄死にだぞ。」

モルトナ»「ギレイスがザコだと!?アイツの実力は本物だぞッ」

ユーリ»「そうなのか?今は私の命令でマイズトーレの孤児院へブラッドウルフ届けてるよ、弱すぎて使い物にならないんでな。」

モルトナ»「お前は何者だ。」

ユーリ»「ごく普通の町娘ですよ?帝国民じゃないけどな。」

モルトナ»「どこの国の者だ?」

ユーリ»「ロズグランデだよ、帝国の敵のな。」

モルトナ»「やはり魔族かッ」

ユーリ»「私は人間だけどね。」

モルトナ»「人間がなぜ魔族の味方をする?」

ユーリ»「ロズでは普通に人間も暮らしてるぞ、お前の考えが古すぎんだよ、いつの時代だよ。」

モルトナ»「何!?どう言う事だ!!」

ユーリ»「お前ちょっと死んどくか?その距離で安全だと思ってんのか?魔法は長距離もあるんだぞ?」


と言って痺れさせた男が復活して斬りかかって来たのをウインドカッターで縦半分に左右均等にしてあげた。


ユーリ»「お前達 冒険者ギルドの者は戦争の時期を早めたいんだな、まずは建物でも破壊するか。」

モルトナ»「待ってくれ、俺達に戦争の意思は無い。」

ユーリ»「じゃギルドカードの代わりの依頼って何だ?」

モルトナ»「魔物の討伐依頼だ。」

ユーリ»「魔族の討伐依頼じゃなくて?お前どんだけ脳筋なんだよ、嘘がバレすぎて殺したくなっただろうが。」


ギルドの建物に入り、死にたくなければ建物から退避しろと告げて訓練所へ戻りギルドの建物を破壊した。


モルトナ»「なんて事を…。」


ウザいのでモルトナも始末しておいてあげた。


ユーリ»「あんたは生かしといてやるよ、別に害は無かったし冒険者になりたかったんじゃないからね。」


受付嬢が怯えて動けないみたいだ。


ユーリ»「言っとくけど、そっちが約束を守らなかったんだからね、私を倒したいなら全軍を連れてこい、皆殺しにしてやるよ。」

受付嬢»「むちゃくちゃです…。」


受付嬢が放心状態なので放置して帰ろうとしたら騎士っぽいのが来た。


騎士»「何事だッ」


めんど…










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