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しおりを挟む普通に飛んでたら鳥や虫が当たってくるので魔法障壁でブロック(便利)
リーゼ»「お姉様に抱かれて空を飛ぶとかイキそうです♪」
ユーリ»「ワザと間違って落とすわよ?」
リーゼ»「申し訳ございません、落ちたら確実に絶命するので許してください。」
ユーリ»「怖くない?」
リーゼ»「はい、以前は手を繋いでるだけでしたから怖かったですが、今は怖くありません。」
ユーリ»「あ、そうか、そりゃ怖いよね?ゴメンね?」
リーセ»「いえ、今は幸せなので大丈夫ですよ?」
ユーリ»「可愛いけど、皆の前でそんな変な事は言わないでよ?」
リーゼ»「承知しました。」
ユーリ»「スピード上げるね?」
リーゼ»「すぴいど? きゃーッ!!」
リーゼが首を傾げて、ん?て顔が可愛いけど容赦なく加速ッ
ユーリ»「そんな声だしたらバレるでしょうがッ 」
リーゼ»「トイレ行ってて良かったです。」
リーゼがしがみついて来たが、漏らしたら落とす。
ユーリ»「この辺からじゃ遠いけど見えてきたね。」
戦場が視認できる距離まで来て、もう少し近寄って見てみる。
リーゼ»「押されてるように見えますね。」
ユーリ»「長期戦で引っ張られたら負けそうだね。」
戦場を上から観察していると、森の中から何か光る物に気がついた。近づいて見てみるとラナ達が居た。
ラナ»「何してるんですかユーリ様ッ」
ユーリ»「なぜバレた?」
ラナ»「ユーリ様が通った後に白い筋が残ってます、あんなのスグ見つかりますよ?」
と言われて見てみると消えかけの飛行機雲があった、そんなに速かったかな?リーゼ居るから抑えたんだけど?とか思ってますわ。
ユーリ»「てへ♪ で?どんな感じなの?って勇者待ちだから分からないよね?」
ラナ»「こちらが押され気味なので、そろそろではないかと思って密偵組に監視してもらってる所です。」
暗部ってソロっぽいイメージあるけど、連携プレーとか出来るんだ~。とか顔を隠してるのも居るんだぁ。とか呑気な事を考え中のユーリ。
ルーネス»「勇者らしき一行4人が来たぞ。って主様!?なにしてるんですかッ!? リーゼまで何してんのッ」
ヒソヒソで叱られ中のユーリ。
ユーリ»「皆が心配で来ちゃった♪」
ローナ»「こんな所へ来るとか正気ですか?我々は問題ありませんので、お屋敷にお戻り下さい。」
ユーリ»「サーセン。」
とかやってたら、魔法が飛んできてリーゼに当たった、と言うよりユーリを庇った?
ユーリ»「リーゼッ!! 」
リーゼ»「私は問題ありません。お姉様はお怪我は御座いませんか?」
ユーリ»「私はリーゼが庇ってくれたから平気、ありがとう。」
魔法が飛んで来た方向を見ると、勇者パーティーらしき一行の魔法使いっぽい女がこっち見て魔法を飛ばそうとしてる。アイツかぁ、私を狙ってリーゼに魔法当てたの。
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