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調査隊が戻るまでにスゴロクやジェンガの開発に勤しんだ。カッコよく開発とは言ってみたが、ワイワイ騒いで遊んでるだけだ。

ラナ»「ユーリ様、ヌイグルミが出来上がって届きました。」

ヌイグルミの存在すっかり忘れてた…などとバレない様に振る舞う。

ユーリ»「やっと出来たんだ、なかなか時間かかったね。ってデカくないッ!?」

ラナ»「アルザの身長ぐらいとの指示でしたので、こうなりました。」

ユーリ»「あ、犯人は私か。ありがとう、良く出来てる、これ子供にウケるかなぁ?」

シルフ»「なぜ私に見せるので?」

シルフが笑顔でキレかかってるの可愛い♪けど、あんまやるとマジギレしそうだから程々に。

ユーリ»「え~。意見を聞いたんだけど…」

シルフ»「私には分かりかねます。」

ユーリ»「ん~。アルザは?デカクマさんどう?」

アルザ»「かわいい」

ユーリ»「そっか、ありがと。」

イマイチわからん…デカすぎて抱き枕かよって感じだ。  お?抱き枕?

ユーリ»「えっとね…寝る時みんなどうしてる?何か掴んで寝たら良く眠れるとかない?」

ラナ»「特には…」

ラナはそうかもな…暗部だったから抱き枕とか邪魔かも。

シルフ»「私も特に無いですね。」

お嬢様はヌイグルミ抱いて寝ないのか?とか聞いたらキレんだろうなぁ…

ユーリ»「とりあえず…今日は試しに私がヌイグルミ抱いて寝てみるわ、それで良かったら皆も試して欲しいの。」

ラナ»「ヌイグルミを抱いて寝るのですか?」

ラナが怪訝な顔で見てくる、そんな目で見ないでッ!!

ユーリ»「私の居た所では、ヌイグルミじゃなく抱き枕ってのがあって、寝る時に抱いて寝る為の枕があったのよ、安眠の為の道具で、こう細長いクッションなのよ。」

ジェスチャーを混ぜて説明してみた。

ラナ»「それで良く眠れるのですか?」

ユーリ»「あのね、私がアルザ抱っこして寝たい時に、断られて代わりに枕を抱いて寝る…みたいな?」

シルフ»「…………。」

ユーリ»「ちょっとッ!! 例えばの話だからね?まぁアルザは抱っこして寝るがなッ!! シルフは今日アルザと寝てみな?アルザ抱っこして寝てみれば、なんとなく抱き枕の存在が理解できるかも?」

シルフ»「今日は私と寝てみる?」

アルザ»「シルフさまいいにおいするからねる」

ユーリ»「みんな同じ物を使ってんだから、シルフだけ良い匂いとかおかしくない?」

シルフ»「そこは高貴な香りと表現して欲しいですね。」

ユーリ»「高貴な香りて。あんたやっぱ侯爵令嬢なの鼻にかけてるでしょ。私達が平民だからって~。」

シルフ»「ちッ  違いますッ!! そんなつもりじゃッ」

ユーリ»「フッフッフッ。罰として今日は皆で風呂だぁッ!!」

ラナ»「シルフ様の罰じゃなかったんですかッ!? なぜ皆でッ!?」

ユーリ»「え?楽しいかもでしょ?皆で風呂。」




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友人に、物語どうですか?と質問したら

うん、読んでるよ?

いやいや、感想だよ、聞きたいの感想だよ






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