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18 奴隷の子供
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奴隷の子に近付いて檻ごしに見てみる、かなり汚れてて性別が分からない、男の子かな?
男»「買うのか? あんた人間種だろ、人間が獣人を買うのかよ。」
私の両側に居た2人が男に詰め寄った、顔が怖いからキレたのかな?
シルフ»「そこの者。キサマごときゴミが話しかけて許される御方ではないぞ、膝をついて首を前に出せ。」
首を前に? それって。
ユーリ»「ちょッ!! 待って待って、そんなに怒る事じゃないでしょうがッ!! 」
シルフ»「しかしッ! この者はユーリ様の許可なく話しかけたどころか愚弄したのですよ? 主を愚弄されて黙っている従者などおりません。」
シルフが男を睨んで動かない、睨んでいる顔も可愛いのだが、今それどころではない。
ラナ»「シルフ様、ユーリ様にはお見せしたくありませんので、お屋敷に戻っておきます。参りましょうユーリ様。」
ヤバいこれヤバいこれヤバいよこれぇッ!!!
なんかない?なんかない?なんか…ハッ!
ユーリ»「控えなさいシルフィリステ、殺生は許しません。」
シルフ»「ッ!!? はぃ。」
シルフってマジギレするとヤバいんだな…覚えとこ。
ユーリ»「私の供が迷惑をかけました、この子を譲り受けたいのですが、おいくらでしょうか?」
男»「…………………」
ラナ»「我が主様がお尋ねだ、答えろ。」
こっちもヤバいんだった、なにこの子達、って実はヤバいのは私?この世界の事を知らなさすぎなのか?
男»「…お代は結構です、助けてくれたお礼に差し上げますので、どうぞ。」
ユーリ»「それでは貴方の利益が無いでしょう?」
ラナ»「ユーリ様。」
ユーリ»「どしたの?」
ラナ»「お屋敷に戻られてからお話ししますが、今はこの者が良いと言うので連れて帰りましょう。」
そう言った後にラナが男に何やら耳打ちしていた、男はビックリした顔をしてたが、夜道に気をつけろよ。とかベタな事でも言ったのだろうか? 狐の子が檻から出て私の前で震えてる…
ユーリ»「お名前は?」
下をむいて震えてるだけで答えてくれない、言葉が話せないとか?
シルフ»「ユーリ様がお前の名ま/ ユーリ»「シルフ、いいから。」
シルフ»「はぃ。」
ユーリ»「貴方のお名前を聞かせて下さい。」
奴隷»「あ、ありません。」
ユーリ»「え?名前ないの?」
奴隷»「はい。ありません。」
え~? そんな事あるぅ? 奴隷に名前は無いとか? そんな事あるぅ?
ラナ»「とりあえずお屋敷へ戻りましょう。シルフ様も。」
ここに居ても仕方ないので屋敷に帰る事にした、が…ラナは問題なさそうだがシルフの機嫌が非常に宜しくない…
ユーリ»「あのシルフ、ごめんね、勝手な事ばかりして。」
シルフ»「ユーリ様が謝る必要は御座いません。」
ぅう~わぁ~…どうすんのこれ……
ユーリ»「あの…ガイツさんイジメてイィから機嫌なおして?」
シルフ»「なんですかそれッ!!」
ユーリ»「じゃフリフリドレス着せてあげるから。」
シルフ»「いりませんよッ!!」
ユーリ»「添い寝ッ!! 添い寝したげるッ!!」
シルフ»「子供扱いしないで下さいよッ!! 分かりましたよ、ガイツで我慢します。」
ユーリ»「ありがとシルフ♪」
シルフ»「頭撫でないで下さいッ!!」
ガイツ生贄すまぬ(ナム)
男»「買うのか? あんた人間種だろ、人間が獣人を買うのかよ。」
私の両側に居た2人が男に詰め寄った、顔が怖いからキレたのかな?
シルフ»「そこの者。キサマごときゴミが話しかけて許される御方ではないぞ、膝をついて首を前に出せ。」
首を前に? それって。
ユーリ»「ちょッ!! 待って待って、そんなに怒る事じゃないでしょうがッ!! 」
シルフ»「しかしッ! この者はユーリ様の許可なく話しかけたどころか愚弄したのですよ? 主を愚弄されて黙っている従者などおりません。」
シルフが男を睨んで動かない、睨んでいる顔も可愛いのだが、今それどころではない。
ラナ»「シルフ様、ユーリ様にはお見せしたくありませんので、お屋敷に戻っておきます。参りましょうユーリ様。」
ヤバいこれヤバいこれヤバいよこれぇッ!!!
なんかない?なんかない?なんか…ハッ!
ユーリ»「控えなさいシルフィリステ、殺生は許しません。」
シルフ»「ッ!!? はぃ。」
シルフってマジギレするとヤバいんだな…覚えとこ。
ユーリ»「私の供が迷惑をかけました、この子を譲り受けたいのですが、おいくらでしょうか?」
男»「…………………」
ラナ»「我が主様がお尋ねだ、答えろ。」
こっちもヤバいんだった、なにこの子達、って実はヤバいのは私?この世界の事を知らなさすぎなのか?
男»「…お代は結構です、助けてくれたお礼に差し上げますので、どうぞ。」
ユーリ»「それでは貴方の利益が無いでしょう?」
ラナ»「ユーリ様。」
ユーリ»「どしたの?」
ラナ»「お屋敷に戻られてからお話ししますが、今はこの者が良いと言うので連れて帰りましょう。」
そう言った後にラナが男に何やら耳打ちしていた、男はビックリした顔をしてたが、夜道に気をつけろよ。とかベタな事でも言ったのだろうか? 狐の子が檻から出て私の前で震えてる…
ユーリ»「お名前は?」
下をむいて震えてるだけで答えてくれない、言葉が話せないとか?
シルフ»「ユーリ様がお前の名ま/ ユーリ»「シルフ、いいから。」
シルフ»「はぃ。」
ユーリ»「貴方のお名前を聞かせて下さい。」
奴隷»「あ、ありません。」
ユーリ»「え?名前ないの?」
奴隷»「はい。ありません。」
え~? そんな事あるぅ? 奴隷に名前は無いとか? そんな事あるぅ?
ラナ»「とりあえずお屋敷へ戻りましょう。シルフ様も。」
ここに居ても仕方ないので屋敷に帰る事にした、が…ラナは問題なさそうだがシルフの機嫌が非常に宜しくない…
ユーリ»「あのシルフ、ごめんね、勝手な事ばかりして。」
シルフ»「ユーリ様が謝る必要は御座いません。」
ぅう~わぁ~…どうすんのこれ……
ユーリ»「あの…ガイツさんイジメてイィから機嫌なおして?」
シルフ»「なんですかそれッ!!」
ユーリ»「じゃフリフリドレス着せてあげるから。」
シルフ»「いりませんよッ!!」
ユーリ»「添い寝ッ!! 添い寝したげるッ!!」
シルフ»「子供扱いしないで下さいよッ!! 分かりましたよ、ガイツで我慢します。」
ユーリ»「ありがとシルフ♪」
シルフ»「頭撫でないで下さいッ!!」
ガイツ生贄すまぬ(ナム)
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