B型の、B型による、B型に困っている人の為の説明書

根底編

その二 B型は「天才（バカ）」である

Ｂ型には、思考能力に長けた人が多い。
幾つかの考えを並列に思考したり、一つの物事をＡＩ並みの速さで思考したり。
故に、質問されると同時に、多くの事案・事例・経験を元に質問が終わる前に複数の回答が用意されます。

が、しかし。そこはＢ型。
その一で前述したように、思考した物事を一から説明するとなると総崩れを起こします。

それはなぜ？
説明していると同時に、思考は続いている為
並列して考えた意見と、今まさに説明している事案とが勝ち合い、矛盾点を脳内で洗い出します。
そして、自身が矛盾している事を理解し、検索し直すのです。

その結果
「さっきと意見変わってね？」という事が起きます。

思考の天才故に生じるズレです。
思考能力には長けているのに、そのズレを解消し忘れるお茶目なおバカです。

そしてその矛盾点を指摘されると、ショートします。
なぜなら、先ほどまで語っていた意見も、一つの考え方である。と理解しているが故に
それを否定したくないからです。

例えば
「恋愛相談」に乗ったＢ型。
一方の個人から状況を聞き、その結果予想しえる未来について話します。

彼女側「彼氏とさぁ、別れちゃったんだよねぇ。束縛酷くてさぁ。」

Ｂ型「分かれて正解だと思う、束縛があったならもっと酷くなるでしょ。」

彼氏側「彼女が浮気してるかもしれんのよ。それを問い正しただけなんだけど・・・。」

Ｂ型「なら、もっと話し合うべきじゃない？」

この時点で、Ｂ型は「しまった」となっています。
そして、妥協案や軌道修正案を必死に考えますが、時すでにお寿司。
三者揃い踏みに話し合いをした結果
「分かれて正解って言ってたじゃん！」「話し合えって言ってたじゃん！」となるのです。
そして、巡り巡って
「人の話適当にしか聞いてない！」と言われてしまいます。

違うんです。・・・親身になった結果なのです・・・。（ゴメンチャイ。

ですが、そこもやはりＢ型。
最終的に、丸く収まる方法を見つけます（受けたダメージが大きすぎる。名誉の負傷。バンザイ！
がしかし、当初の問題が有耶無耶だったために、再燃します。（もう止めて！Ｂのライフは０よ！

結果、中途半端に首を突っ込むな。と何故かＢ型は怒られます。（巻き込まれたんやけど・・・。

他にも
仕事にて、ある企画を提出しなければ。とグループが期限前に躍起になる中
Ｂ型だけは悠然と仕事。
涼しいまでのその表情に、周りは「もうちょっと緊張感もてや！」と怒鳴りたい事でしょう。
しかし、そこは思考の天才。
実は、彼の頭の中は宝の宝庫です。（発掘してね。
でも、普段からメルヘンな発言で引かれている我らは、そういう重要な場面では
必ずと言っていい程「存在を無にします」。

なぜって・・・そんな大変な時にまでメルヘン言うて怒られたくない。
大事な場面だからこそ、空気を読んで黙ってるのです。
そんな時に、怒られたら・・・立ち直れない。だってガラスのハートだもの！

お宝の地図を持ってるのに開こうとしないのは
それを、説明できないから。
説明しようとしたら、さんざん言っている様に
Ｂ型自身が、ショートします。（俺、結局何イッテルンダッケ？

しかし、それを要約できた貴方！
スゴイネ！？お宝発見ダヨ！B型の発想力に驚くでしょうね。

・・・まぁ、発想と言うか妄想と言うか・・・。（ナイショ、ナイショネ。
貴方を待ち受けるは、泥船か宝船か・・・。お楽しみに。