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B型とは
B型の「キレ芸」
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今回は、私の知人から素朴な疑問が飛んできた。
「B型ってさ、よくキレるよね。
しかも、キレ方がワンパターンじゃん?あれ何なの?一つの芸ですか?」
半笑いで聞いて来る知人に対して、軽~く不愉快さを覚えはしたものの
確かに、我々の「怒り」は「ワンパターン」である。
そこで皆さんに是非「知ってほしい」。
我々の「沸点」は「MT車」に似ている。
特に「加速」に関しては、この上ない良い例えである。
・1速
ここで起こる現象は「小言」である。
チクチクネチネチ、相手の嫌がる「小言」をスパッと言いに来る。
(こっちが不愉快な思いしたの・・・気付けよ?)
・2速
次に起こるのは「軽い激情」
小言が進化し、声を張り合っての言い合いになる事だろう。
(カッチーン、頭来た!ふざけやがってぇぇぇぇ!)
・3速
その先で起こるのは「沈黙」
脳内で言葉の数々が渋滞を起こし、言い合いのスピードを越えて出口で詰まる。
(言い負かしたって訳ではないのでご注意を。)
・4速
此処からが本番「モノに当たる」「ふらっと何処かへ消える」
脳内を整理し、「怒り」が徐々に追いつくと言い合いは終わっている為
モノに当たり出したり、突然何処かへ消える。
(でもまだ冷静さはある為、比較的壊れても問題ないモノに限る。)
・5速
此処まで来ると冷めるを越えて「凍る」
この状態のときは、何を言っても空返事。
謝罪を求めたり、文句を言うだけ逆に腹が立つ回答が返って来るので辞めましょう。
(はいはい、俺が悪ぅござんしたぁ!これで満足か?え?)
・6速
此処まで行くとそもそも修復不可能「再びの沈黙」「実力行使」
この状態は「言いたい事の渋滞」ではなく「言いたい事を諦めた時」である。
ひいては、相手との相互理解を諦めた時である。
(こいつ、もうダメだ。何を言っても意味ねぇな。)
特に5速からの態度の豹変は明らかに、それまでのB型とは違うだろう。
4速の時点で、相手との温度差が出来てしまった「溝」を埋められないまま進むと
上記のような段階に縺れる。
一度、沈黙した事で、相手は「言い合いが終わった。」というフェーズに入る。
だが、我々B型の中では「絶賛、進行中」である。
改めて言いたい事を整理し、反撃材料を整えている段階だ。
そして、いざ「反撃」となった時
相手は既に「何も無かった」かのように振る舞っている。
それ自体は、相手も言いたい事を飲み込んで「その状態」を保っている事を
我々もちゃんと理解している。
だからこそ、一方的に相手に当たる訳にも行かない。
が、怒りを抱えたまま生活できるタイプではないので発散が必要だ。
この様に、B型の「キレ芸」はワンパターンである。
だが、このギアチェンジは恐ろしく早いテンポで進むので
放置し過ぎると最終的な行動に出る事が多い。
早めに誤解を解き、和解した方が身の為である・・・。
「B型ってさ、よくキレるよね。
しかも、キレ方がワンパターンじゃん?あれ何なの?一つの芸ですか?」
半笑いで聞いて来る知人に対して、軽~く不愉快さを覚えはしたものの
確かに、我々の「怒り」は「ワンパターン」である。
そこで皆さんに是非「知ってほしい」。
我々の「沸点」は「MT車」に似ている。
特に「加速」に関しては、この上ない良い例えである。
・1速
ここで起こる現象は「小言」である。
チクチクネチネチ、相手の嫌がる「小言」をスパッと言いに来る。
(こっちが不愉快な思いしたの・・・気付けよ?)
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(カッチーン、頭来た!ふざけやがってぇぇぇぇ!)
・3速
その先で起こるのは「沈黙」
脳内で言葉の数々が渋滞を起こし、言い合いのスピードを越えて出口で詰まる。
(言い負かしたって訳ではないのでご注意を。)
・4速
此処からが本番「モノに当たる」「ふらっと何処かへ消える」
脳内を整理し、「怒り」が徐々に追いつくと言い合いは終わっている為
モノに当たり出したり、突然何処かへ消える。
(でもまだ冷静さはある為、比較的壊れても問題ないモノに限る。)
・5速
此処まで来ると冷めるを越えて「凍る」
この状態のときは、何を言っても空返事。
謝罪を求めたり、文句を言うだけ逆に腹が立つ回答が返って来るので辞めましょう。
(はいはい、俺が悪ぅござんしたぁ!これで満足か?え?)
・6速
此処まで行くとそもそも修復不可能「再びの沈黙」「実力行使」
この状態は「言いたい事の渋滞」ではなく「言いたい事を諦めた時」である。
ひいては、相手との相互理解を諦めた時である。
(こいつ、もうダメだ。何を言っても意味ねぇな。)
特に5速からの態度の豹変は明らかに、それまでのB型とは違うだろう。
4速の時点で、相手との温度差が出来てしまった「溝」を埋められないまま進むと
上記のような段階に縺れる。
一度、沈黙した事で、相手は「言い合いが終わった。」というフェーズに入る。
だが、我々B型の中では「絶賛、進行中」である。
改めて言いたい事を整理し、反撃材料を整えている段階だ。
そして、いざ「反撃」となった時
相手は既に「何も無かった」かのように振る舞っている。
それ自体は、相手も言いたい事を飲み込んで「その状態」を保っている事を
我々もちゃんと理解している。
だからこそ、一方的に相手に当たる訳にも行かない。
が、怒りを抱えたまま生活できるタイプではないので発散が必要だ。
この様に、B型の「キレ芸」はワンパターンである。
だが、このギアチェンジは恐ろしく早いテンポで進むので
放置し過ぎると最終的な行動に出る事が多い。
早めに誤解を解き、和解した方が身の為である・・・。
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