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第1話 Prologue
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・~・*・~・
花の香りにさそわれて、自室の窓から広い庭をのぞき見た辺境伯令嬢のリラ・バーナードは、思わず目を細めた。
「とてもきれい。美しい花だね」
眩しい光りの中、蔓性植物のクレマチスが、トレリスやオベリスクに巻き付き、青色の、大きな花をたくさん咲かせている。
「ここから見えるクレマチスは、リラさまの御髪と同じ色ですね」
声をかけてきたのは、ここに来てからリラの専属侍女として仕えることになったマデリンだ。
「気品溢れる花ですが、リラさまの美しさは、可憐な花以上でございます」
「……ありがとう」
マデリンの後ろにいた侍女も、目を輝かせながら「きれいです」と頷いている。
世話役の彼女たちにはとても感謝している。ただ、褒められ慣れていないリラは、嬉しいと思うよりも申しわけないという気持ちのほうが勝っていた。
窓から離れ、広い部屋を横切る。
姿見の前に移動すると、鏡をじっと見つめながら、顔を横に向けてみた。
これまで、きれいや、かわいいとは縁がなかった。
素朴な顔で、長所といえば高い背と、すらりと伸びた手と足ぐらいだ。
花に例えられるような要素が見つからなくて、リラは指先で頬をかいた。
袖を通したばかりのドレスは、純白に輝くシルクで、差し色に淡いブルーの生地が使われている。高身長でも映えるデザインだが、花の美しさにはほど遠い。
リラは、侍女たちに気づかれないように、そっと、ため息をついた。
――ああ、剣が欲しい。
甲冑が恋しかった。
少し動けば、肌触りのいいドレスがひらりと揺れる。身を守る服が軽く、頼りない生地ではどうしても落ちつかない。
思わず肩をぐりぐりと回した。
「なにか、お衣装に問題でもありますか?」
マデリンが心配そうに顔をのぞき込んできた。
――しまった。
侍女たちの仕事に落ち度はない。安心させてあげようと、彼女に向かってほほえみかけた。
「つい先日まで、騎士の格好をしていたから、ドレス姿に慣れないだけ」
マデリンは大きく頷いた。
「リラさまは、凜々しい女性騎士だったと聞き及んでいます。甲冑姿もさぞすてきでしょうね」
リラは彼女に頷きを返した。
「殿下を守り支えるのが、わたしの使命です。そのためなら、わたしは、どこへでも行く」
言いながら、ドアに視線を向けた。
開いている扉から部屋へ入って来たのは、この国の第一王子、ルーカス・オースティンだ。
自分より背が高い王太子の彼は、金糸たっぷりの豪奢な黒い礼服衣装を身に纏っている。彼が歩けば、金色に輝く髪がさらりと揺れた。
「リラ、迎えに来た」
室内にいた侍女たちは、ルーカスに頭を下げ、部屋を出て行った。
二人きりになると、リラは片膝を立ててしゃがんだ。胸に右手を添える。
「きみは優秀な騎士だけど、今日からは私の妻になる。堅苦しいあいさつはいらない。さあ、立って」
「……そうだった。ごめん」
ルーカスは口元をほころばせながら、右手を差し出した。リラは彼の手を取ろうとして、ふとやめた。
白い手袋で覆われているが、彼の手の甲には、けして消えない印が刻まれている。先日、リラを庇った際に受けた呪いだ。
罪悪感からその手を取ることができずにいると、ルーカスが頬をゆるめた。
「ドレスより、甲冑が落ちつくんだろ?」
「どうしてわかった?」
「ずっと、眉間にしわがある」
リラは額を手で隠した。
「騎士姿のリラもすてきだが、ドレスもとても似合っている。花の妖精みたいだ」
彼に褒められると、侍女たち以上に複雑な気持ちでいっぱいになった。鼓動がいやでも速まっていく。
しっかりしろ、と自分に言い聞かせてからリラは口を開いた。
「殿下はまもなく、王になられます。もう、わたしを庇うようなことはしないで下さい」
「私の使命もリラや、この国の人たちを守ることだよ」
ルーカスはリラの手をつかんだ。
「どこへでも行くし、なんにだってなれる。だから、リラが私を守って死ぬことは許さない」
彼は、持ち上げたリラの手に顔を近づけると、指先にそっとキスを落とした。女性扱いされることに慣れていないリラは、固まった。
「リラは強い。けど、きみが傍にいれば私は、誰よりも強くなれる」
「殿下が強いのは知ってる。だからお願い。無理はしないで」
ルーカスは、花がほころぶように、にっこりと笑った。
リラの夢は、王を守る騎士になることだった。
一週間前、リラは、参加人数二百人を超える騎士の闘技大会で優勝した。その功績が認められて、晴れて一番位の高い、聖騎士に昇格した。
これからやっと、彼に仕えることができると思った矢先、リラはルーカスの元に嫁ぐことになった。
政略結婚で、偽りの関係だ。
そこに愛は必要ないはずだったが、夫となるルーカスは、最初から遠慮なく、甘い言葉をささやいてきた。
「我が妻。そろそろ行こうか」
「はい、ルーカスさま」
にこりと、不慣れな笑顔を返す。
部屋を出ると、彼と肩を並べて二階の回廊をゆっくりと進んだ。
強い風が吹き、リラのドレスの裾を揺らす。
遅れて、庭に咲くクレマチスの甘い香りが鼻先をかすめた。
――早く、ルーカスさまにかけられた『クレマチスの呪い』を解かなければ……!
後悔が腹の奥底から迫り上がってくる。
リラは、どうしたらよかったか自問しながら、一週間前のできごとに思いを馳せた。
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花の香りにさそわれて、自室の窓から広い庭をのぞき見た辺境伯令嬢のリラ・バーナードは、思わず目を細めた。
「とてもきれい。美しい花だね」
眩しい光りの中、蔓性植物のクレマチスが、トレリスやオベリスクに巻き付き、青色の、大きな花をたくさん咲かせている。
「ここから見えるクレマチスは、リラさまの御髪と同じ色ですね」
声をかけてきたのは、ここに来てからリラの専属侍女として仕えることになったマデリンだ。
「気品溢れる花ですが、リラさまの美しさは、可憐な花以上でございます」
「……ありがとう」
マデリンの後ろにいた侍女も、目を輝かせながら「きれいです」と頷いている。
世話役の彼女たちにはとても感謝している。ただ、褒められ慣れていないリラは、嬉しいと思うよりも申しわけないという気持ちのほうが勝っていた。
窓から離れ、広い部屋を横切る。
姿見の前に移動すると、鏡をじっと見つめながら、顔を横に向けてみた。
これまで、きれいや、かわいいとは縁がなかった。
素朴な顔で、長所といえば高い背と、すらりと伸びた手と足ぐらいだ。
花に例えられるような要素が見つからなくて、リラは指先で頬をかいた。
袖を通したばかりのドレスは、純白に輝くシルクで、差し色に淡いブルーの生地が使われている。高身長でも映えるデザインだが、花の美しさにはほど遠い。
リラは、侍女たちに気づかれないように、そっと、ため息をついた。
――ああ、剣が欲しい。
甲冑が恋しかった。
少し動けば、肌触りのいいドレスがひらりと揺れる。身を守る服が軽く、頼りない生地ではどうしても落ちつかない。
思わず肩をぐりぐりと回した。
「なにか、お衣装に問題でもありますか?」
マデリンが心配そうに顔をのぞき込んできた。
――しまった。
侍女たちの仕事に落ち度はない。安心させてあげようと、彼女に向かってほほえみかけた。
「つい先日まで、騎士の格好をしていたから、ドレス姿に慣れないだけ」
マデリンは大きく頷いた。
「リラさまは、凜々しい女性騎士だったと聞き及んでいます。甲冑姿もさぞすてきでしょうね」
リラは彼女に頷きを返した。
「殿下を守り支えるのが、わたしの使命です。そのためなら、わたしは、どこへでも行く」
言いながら、ドアに視線を向けた。
開いている扉から部屋へ入って来たのは、この国の第一王子、ルーカス・オースティンだ。
自分より背が高い王太子の彼は、金糸たっぷりの豪奢な黒い礼服衣装を身に纏っている。彼が歩けば、金色に輝く髪がさらりと揺れた。
「リラ、迎えに来た」
室内にいた侍女たちは、ルーカスに頭を下げ、部屋を出て行った。
二人きりになると、リラは片膝を立ててしゃがんだ。胸に右手を添える。
「きみは優秀な騎士だけど、今日からは私の妻になる。堅苦しいあいさつはいらない。さあ、立って」
「……そうだった。ごめん」
ルーカスは口元をほころばせながら、右手を差し出した。リラは彼の手を取ろうとして、ふとやめた。
白い手袋で覆われているが、彼の手の甲には、けして消えない印が刻まれている。先日、リラを庇った際に受けた呪いだ。
罪悪感からその手を取ることができずにいると、ルーカスが頬をゆるめた。
「ドレスより、甲冑が落ちつくんだろ?」
「どうしてわかった?」
「ずっと、眉間にしわがある」
リラは額を手で隠した。
「騎士姿のリラもすてきだが、ドレスもとても似合っている。花の妖精みたいだ」
彼に褒められると、侍女たち以上に複雑な気持ちでいっぱいになった。鼓動がいやでも速まっていく。
しっかりしろ、と自分に言い聞かせてからリラは口を開いた。
「殿下はまもなく、王になられます。もう、わたしを庇うようなことはしないで下さい」
「私の使命もリラや、この国の人たちを守ることだよ」
ルーカスはリラの手をつかんだ。
「どこへでも行くし、なんにだってなれる。だから、リラが私を守って死ぬことは許さない」
彼は、持ち上げたリラの手に顔を近づけると、指先にそっとキスを落とした。女性扱いされることに慣れていないリラは、固まった。
「リラは強い。けど、きみが傍にいれば私は、誰よりも強くなれる」
「殿下が強いのは知ってる。だからお願い。無理はしないで」
ルーカスは、花がほころぶように、にっこりと笑った。
リラの夢は、王を守る騎士になることだった。
一週間前、リラは、参加人数二百人を超える騎士の闘技大会で優勝した。その功績が認められて、晴れて一番位の高い、聖騎士に昇格した。
これからやっと、彼に仕えることができると思った矢先、リラはルーカスの元に嫁ぐことになった。
政略結婚で、偽りの関係だ。
そこに愛は必要ないはずだったが、夫となるルーカスは、最初から遠慮なく、甘い言葉をささやいてきた。
「我が妻。そろそろ行こうか」
「はい、ルーカスさま」
にこりと、不慣れな笑顔を返す。
部屋を出ると、彼と肩を並べて二階の回廊をゆっくりと進んだ。
強い風が吹き、リラのドレスの裾を揺らす。
遅れて、庭に咲くクレマチスの甘い香りが鼻先をかすめた。
――早く、ルーカスさまにかけられた『クレマチスの呪い』を解かなければ……!
後悔が腹の奥底から迫り上がってくる。
リラは、どうしたらよかったか自問しながら、一週間前のできごとに思いを馳せた。
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