33 / 119
1 始まり
村にやってきた1
しおりを挟む
テリー達がトムさんの牧場へ行くのを見送った後、俺たちは村のギルドに向かう為馬車に乗り込んだ。
「キョーナ、大丈夫か」
「大丈夫。上手くなったでしょ」
おっかなびっくりといった感じだけど、キョーナはなんとか一人で馬に乗り馬車に付いて来ている。
習うより慣れろってこういう時に使うのかな。昨日今日と馬に乗っていたせいか、キョーナが言う通り少し乗り方が上手くなった気がする。
「申し訳ありませんね。心配でしょう」
「ちゃんと付いてきていますから大丈夫です。それよりも話とは」
御者台にはアルキナ、馬車の中に俺とハイドさん達、スリプルの効果で盗賊達は眠ったままだから、何を話しても問題はないだろう。
「もしもスキル取得が可能なら取得をお願いしたいものがあるのです」
「スキル。一体なんのスキルでしょうか」
「補助スキルの初級に変化のスキルという物があるそうですね」
「ああ、ありますね」
確か持ってる。ええと、ステータス確認。うん、ある。いつの転生の時の俺が取ったのか、全く覚えていないけど。
これはそんなにポイントは必要じゃなかったな、確か15ポイントだ。
「すでにお持ちですか?」
「俺に何をさせたいんですか」
ハイドさんの後ろで俺に隠れる様に座っている黒髪の子、彼に変化のスキルを使いたいのだと思うけど理由が分からない。変化のスキルは、発動から一刻弱でその効果が切れてしまう。トムさんが黒髪の子を厄災を呼ぶと嫌っているからというなら、今ここでスキルを発動させてもトムさんの牧場に着く頃には効果が切れてしまうだろう。
「この子をギルドの冒険者に登録したいのです」
「黒髪では登録出来ないということですか。でも変化のスキルを使っている事がばれたりはしませんか」
「それは問題ないな。登録で問題にされるのは賞罰の有無だけだ。冒険者になる奴には素性を隠したい奴もいるからな、深くは詮索しない」
アルキナの説明に思い当たるところはあるものの、変化のスキルを延々かけ続ける事は出来ないだろうし、どうするんだとハイドさんを見た。
「アルキナは持ってないのか? テリーとか」
「俺は魔力が低いからな。生活魔法も使えない。テリーは今ポイントが無いから無理だな」
「そういう事か」
テリーのレベルは今15。その辺りのレベルだと取りたいスキルも沢山あるし、魔法のレベルだって上げたい。ポイントはいくらあっても足りない時期だ。取得してもこれから使う可能性の少ないスキルを進んで取りたいとは思わないだろう。
「勿論貴重なポイントの使用をお願いするのですから、それ相応の対価をお支払致します」
変化のスキルを取得する為に、使用するポイントは15。獲物に換算するならゴブリン15匹分だけど、すでに持ってるスキルだし、俺はいくらでもポイントを使えるから貴重でもなんでもない。普通は俺のレベルの魔法使いが持っているスキルじゃない。でも、スキルを持っていないと嘘をつくのは何か引け目を感じてしまう。
こういう性分なのは良いのか、悪いのか? でも今回は仕方ない。いや、仕方ないってこういう事がある度そう思って、いつか自分の首を絞めそうな気がする。でも。
「使用するポイントは15ですが、俺はすでにスキルを持っていますから、使うのはかまいません。それについての対価も入りません」
俺はハイドさんが苦手だけど、嫌いではない。
ハイドさんは奴隷になる人達に出来る範囲の誠意を見せている様に思うし、それに今彼が願っているのは自分の利益の為では無い気がする。だからこの件で嘘をつくのはやめたかった。
「すでにお持ちでしたか。ポイント15必要ということは、ゴブリン15匹分。オークなら三体分ですね。ではスキルの使用料として金貨三枚で如何でしょうか」
オーク三体分なんて銀貨三枚程度だ。変化のスキル使用だけで金貨三枚なんて、大盤振る舞いもいいところだ。
「三枚ですか」
「はい。勿論今回の事を内緒に頂く料金は別にお支払致します。ジュンさんとアルキナそれぞれに」
俺が三枚では不服と思っていると感じたのか、ハイドさんは畳み掛けるように追加の支払いについて話だす。
そういう意味で言ったんじゃないけど、慈善行為じゃないしなあ。悩む。値を上げたいというのじゃなく。払いすぎじゃないんだろうか。
護衛で払う金に加え鳥肉の買い取りは一羽辺り銀貨二枚。オークは銀貨三枚だった。この人俺にどれだけ金を払う事になるのか分かってんだろうか。
「それは後で相談しますが、なぜここまでするんですか。この子は冒険者にならないと暮らしていけないですか? 魔法使いの才がなければ、変化のスキルは使えないし。冒険者となっても偏見のあるこの国で暮らしていくのは難しいでしょう」
「それでも、可能性がゼロではないでしょう。それならば少しでも可能性のある方へ導いてあげたいのです」
「そうですか。ハイドさんの考えがどこにあるのか分かりませんが、スキルの使用は些細な事ですからお受けします」
俺が見ているのに気がついたのか、黒髪の子はビクッと身体を震わせた。
どうしてか知らないけど、俺の事怖がってるんだよなあ。外見が怖いのかな?
「スキルを使用するには名前が必要です。無くても掛けることはできますが効果が短くなります。どうしますか」
確か名前が無いって言ってたよな。自分で付けろと云うのは酷な話だろうか。
「名前。そうですね。どうする? お前の事だよ。自分で名前をつけるか、それとも」
「僕は誰にも必要にされていない。名前は不要だと」
小さな声が馬車の中に響く。あれ、俺この声聞いた事ある気がする。昨日よりももっと前。気のせいか?
綺麗な声だ。よく見ると顔も綺麗だ。ハイドさんが昨日言っていた様に、男娼としての需要はあるのかもしれない。俺はそういうの興味ないからどうでもいいけど。本人には大問題だな。冒険者として稼げなければ、最悪その道に流れるしかなくなる。
「生きていくのに名前は必要だろ。なあ、今まではなんて呼ばれてたんだ」
名前は無くても、何か愛称で呼ばれていたとか無いのかな?
「おいとか、かな」
それは名前じゃないなあ。本当に疎まれて生きてきたんだろうか。髪と目が黒いというだけで、本人は悪い事をしていないというのに。
「ヒバリ」
ふいにその名前が頭に浮かんだ。その途端、子供の体が震えだす。
「ヒバリ? 聖なる声という意味でしたか、そうですね。この子の声はとても澄んでいて清らか、その名前はとても良いかと思います。どうかな」
この世界で、ヒバリという名の意味は鳥の名前ではない。聖なる声、それがこのヒバリという言葉の意味だ。
「ヒバリ」
「気に入ったのか。そうか、良かったな」
ハイドさんもアルキナも喜んでいるけど、なんでそんな言葉が浮かんだのか分からない。
ヒバリって向こうの世界では鳥の名前だ。でも、鳥としての名前ではなく、俺はその名前を聞いた事がある。どこでだ?
「ヒバリ。僕にその名前をくれるの」
「嫌じゃないなら。そのまま使えばいいよ」
名付けていいのか? 俺が。いいのか、なんか後で悔やみそうな気がするんだけど。
でも、本人が喜んでるなら。
いいんだよな、これで。
「僕はヒバリになりたい。あなたに、その名前で生きる事を許されるなら。僕がヒバリとして生きていいなら、どうかそう名付けると言ってください」
震えながら、それでもしっかりとした声で、ヒバリは俺にそう願った。大袈裟だと笑うことは出来なかった。人として生まれたのに、名前すら与えられず生きてきたんだ。人なら誰でも持っている筈の自分の名前。それすら持てなかったんだ。黒いというだけで。
「分かったよ。俺が名付けていいなら、お前は今からヒバリだ。それでいいか」
「はい。僕に名前を下さった。あなたに感謝します」
動物を飼うわけでもなく、親になったわけでもない。そんな俺が誰かに名前を付けるなんて、なんだか変な気分だ。
「感謝はいいよ。俺はそんな大層な事してないし、ハイドさん。ギルドに入る直前に変化のスキルを発動します。その後で盗賊を起こす手順でいいですか」
深く深く頭を下げて、感謝の意を表しているヒバリに戸惑って、俺は早口でハイドさんにこの後の予定を告げた。
「キョーナ、大丈夫か」
「大丈夫。上手くなったでしょ」
おっかなびっくりといった感じだけど、キョーナはなんとか一人で馬に乗り馬車に付いて来ている。
習うより慣れろってこういう時に使うのかな。昨日今日と馬に乗っていたせいか、キョーナが言う通り少し乗り方が上手くなった気がする。
「申し訳ありませんね。心配でしょう」
「ちゃんと付いてきていますから大丈夫です。それよりも話とは」
御者台にはアルキナ、馬車の中に俺とハイドさん達、スリプルの効果で盗賊達は眠ったままだから、何を話しても問題はないだろう。
「もしもスキル取得が可能なら取得をお願いしたいものがあるのです」
「スキル。一体なんのスキルでしょうか」
「補助スキルの初級に変化のスキルという物があるそうですね」
「ああ、ありますね」
確か持ってる。ええと、ステータス確認。うん、ある。いつの転生の時の俺が取ったのか、全く覚えていないけど。
これはそんなにポイントは必要じゃなかったな、確か15ポイントだ。
「すでにお持ちですか?」
「俺に何をさせたいんですか」
ハイドさんの後ろで俺に隠れる様に座っている黒髪の子、彼に変化のスキルを使いたいのだと思うけど理由が分からない。変化のスキルは、発動から一刻弱でその効果が切れてしまう。トムさんが黒髪の子を厄災を呼ぶと嫌っているからというなら、今ここでスキルを発動させてもトムさんの牧場に着く頃には効果が切れてしまうだろう。
「この子をギルドの冒険者に登録したいのです」
「黒髪では登録出来ないということですか。でも変化のスキルを使っている事がばれたりはしませんか」
「それは問題ないな。登録で問題にされるのは賞罰の有無だけだ。冒険者になる奴には素性を隠したい奴もいるからな、深くは詮索しない」
アルキナの説明に思い当たるところはあるものの、変化のスキルを延々かけ続ける事は出来ないだろうし、どうするんだとハイドさんを見た。
「アルキナは持ってないのか? テリーとか」
「俺は魔力が低いからな。生活魔法も使えない。テリーは今ポイントが無いから無理だな」
「そういう事か」
テリーのレベルは今15。その辺りのレベルだと取りたいスキルも沢山あるし、魔法のレベルだって上げたい。ポイントはいくらあっても足りない時期だ。取得してもこれから使う可能性の少ないスキルを進んで取りたいとは思わないだろう。
「勿論貴重なポイントの使用をお願いするのですから、それ相応の対価をお支払致します」
変化のスキルを取得する為に、使用するポイントは15。獲物に換算するならゴブリン15匹分だけど、すでに持ってるスキルだし、俺はいくらでもポイントを使えるから貴重でもなんでもない。普通は俺のレベルの魔法使いが持っているスキルじゃない。でも、スキルを持っていないと嘘をつくのは何か引け目を感じてしまう。
こういう性分なのは良いのか、悪いのか? でも今回は仕方ない。いや、仕方ないってこういう事がある度そう思って、いつか自分の首を絞めそうな気がする。でも。
「使用するポイントは15ですが、俺はすでにスキルを持っていますから、使うのはかまいません。それについての対価も入りません」
俺はハイドさんが苦手だけど、嫌いではない。
ハイドさんは奴隷になる人達に出来る範囲の誠意を見せている様に思うし、それに今彼が願っているのは自分の利益の為では無い気がする。だからこの件で嘘をつくのはやめたかった。
「すでにお持ちでしたか。ポイント15必要ということは、ゴブリン15匹分。オークなら三体分ですね。ではスキルの使用料として金貨三枚で如何でしょうか」
オーク三体分なんて銀貨三枚程度だ。変化のスキル使用だけで金貨三枚なんて、大盤振る舞いもいいところだ。
「三枚ですか」
「はい。勿論今回の事を内緒に頂く料金は別にお支払致します。ジュンさんとアルキナそれぞれに」
俺が三枚では不服と思っていると感じたのか、ハイドさんは畳み掛けるように追加の支払いについて話だす。
そういう意味で言ったんじゃないけど、慈善行為じゃないしなあ。悩む。値を上げたいというのじゃなく。払いすぎじゃないんだろうか。
護衛で払う金に加え鳥肉の買い取りは一羽辺り銀貨二枚。オークは銀貨三枚だった。この人俺にどれだけ金を払う事になるのか分かってんだろうか。
「それは後で相談しますが、なぜここまでするんですか。この子は冒険者にならないと暮らしていけないですか? 魔法使いの才がなければ、変化のスキルは使えないし。冒険者となっても偏見のあるこの国で暮らしていくのは難しいでしょう」
「それでも、可能性がゼロではないでしょう。それならば少しでも可能性のある方へ導いてあげたいのです」
「そうですか。ハイドさんの考えがどこにあるのか分かりませんが、スキルの使用は些細な事ですからお受けします」
俺が見ているのに気がついたのか、黒髪の子はビクッと身体を震わせた。
どうしてか知らないけど、俺の事怖がってるんだよなあ。外見が怖いのかな?
「スキルを使用するには名前が必要です。無くても掛けることはできますが効果が短くなります。どうしますか」
確か名前が無いって言ってたよな。自分で付けろと云うのは酷な話だろうか。
「名前。そうですね。どうする? お前の事だよ。自分で名前をつけるか、それとも」
「僕は誰にも必要にされていない。名前は不要だと」
小さな声が馬車の中に響く。あれ、俺この声聞いた事ある気がする。昨日よりももっと前。気のせいか?
綺麗な声だ。よく見ると顔も綺麗だ。ハイドさんが昨日言っていた様に、男娼としての需要はあるのかもしれない。俺はそういうの興味ないからどうでもいいけど。本人には大問題だな。冒険者として稼げなければ、最悪その道に流れるしかなくなる。
「生きていくのに名前は必要だろ。なあ、今まではなんて呼ばれてたんだ」
名前は無くても、何か愛称で呼ばれていたとか無いのかな?
「おいとか、かな」
それは名前じゃないなあ。本当に疎まれて生きてきたんだろうか。髪と目が黒いというだけで、本人は悪い事をしていないというのに。
「ヒバリ」
ふいにその名前が頭に浮かんだ。その途端、子供の体が震えだす。
「ヒバリ? 聖なる声という意味でしたか、そうですね。この子の声はとても澄んでいて清らか、その名前はとても良いかと思います。どうかな」
この世界で、ヒバリという名の意味は鳥の名前ではない。聖なる声、それがこのヒバリという言葉の意味だ。
「ヒバリ」
「気に入ったのか。そうか、良かったな」
ハイドさんもアルキナも喜んでいるけど、なんでそんな言葉が浮かんだのか分からない。
ヒバリって向こうの世界では鳥の名前だ。でも、鳥としての名前ではなく、俺はその名前を聞いた事がある。どこでだ?
「ヒバリ。僕にその名前をくれるの」
「嫌じゃないなら。そのまま使えばいいよ」
名付けていいのか? 俺が。いいのか、なんか後で悔やみそうな気がするんだけど。
でも、本人が喜んでるなら。
いいんだよな、これで。
「僕はヒバリになりたい。あなたに、その名前で生きる事を許されるなら。僕がヒバリとして生きていいなら、どうかそう名付けると言ってください」
震えながら、それでもしっかりとした声で、ヒバリは俺にそう願った。大袈裟だと笑うことは出来なかった。人として生まれたのに、名前すら与えられず生きてきたんだ。人なら誰でも持っている筈の自分の名前。それすら持てなかったんだ。黒いというだけで。
「分かったよ。俺が名付けていいなら、お前は今からヒバリだ。それでいいか」
「はい。僕に名前を下さった。あなたに感謝します」
動物を飼うわけでもなく、親になったわけでもない。そんな俺が誰かに名前を付けるなんて、なんだか変な気分だ。
「感謝はいいよ。俺はそんな大層な事してないし、ハイドさん。ギルドに入る直前に変化のスキルを発動します。その後で盗賊を起こす手順でいいですか」
深く深く頭を下げて、感謝の意を表しているヒバリに戸惑って、俺は早口でハイドさんにこの後の予定を告げた。
0
お気に入りに追加
110
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
王太子の子を孕まされてました
杏仁豆腐
恋愛
遊び人の王太子に無理やり犯され『私の子を孕んでくれ』と言われ……。しかし王太子には既に婚約者が……侍女だった私がその後執拗な虐めを受けるので、仕返しをしたいと思っています。
※不定期更新予定です。一話完結型です。苛め、暴力表現、性描写の表現がありますのでR指定しました。宜しくお願い致します。ノリノリの場合は大量更新したいなと思っております。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
今更困りますわね、廃妃の私に戻ってきて欲しいだなんて
nanahi
恋愛
陰謀により廃妃となったカーラ。最愛の王と会えないまま、ランダム転送により異世界【日本国】へ流罪となる。ところがある日、元の世界から迎えの使者がやって来た。盾の神獣の加護を受けるカーラがいなくなったことで、王国の守りの力が弱まり、凶悪モンスターが大繁殖。王国を救うため、カーラに戻ってきてほしいと言うのだ。カーラは日本の便利グッズを手にチート能力でモンスターと戦うのだが…
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる