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第一章 公爵令嬢曰く、「好奇心は台風の目に他ならない」
活
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マリス嬢とリンス嬢がプライドや女の意地、そして何より一番大切な恋心のためにあんな騒動を起こしたのはもう分かっている。
それはとっても身勝手で、周囲からしたら堪ったものではなかっただろうし、怪我を負った私としてもその直後はそれなりに腹を立てていた。
だがまぁ、それはそんなに問題ではない。
貴族や政治に携わる人が見たら、起きた事と、当事者を見て大問題だろ! と突っ込まれるかもしれないが、そんな大きな話は端からしてないのだ。
要は我欲。
ちゃんと卒業パーティーがしたい。
皆が楽しめればいい。
当初の目的はこれ。
そこから、自身のトラウマを抉られたり、傍観者から当事者へと変わったために起こした、色々分かっていながらも自分の都合を優先している自分に対する気持ちの沈み。
ドツボに嵌まった。
思考の糸が混線してる。子供がおもちゃ感覚で引っ張り出したカセットテープみたいにぐちゃぐちゃだ。
そうなったら、どうするか?
リセットだ。
気持ちも思考も切り換える。元々私はお気楽な性格の考えなしだ。普段、シリアスに頭を使わないのだから、このまま進んでも出入口の封鎖された巨大迷路に入るだけ。
うん。リセットリセット!
大体、こんな重い気持ちのままパーティーに出て
、表情を読まれて変な勘繰りをされるなんて御免だし!
下手をすれば、王家、メイアーツ家、シュナイザー家、魔法管理局の間に政治的忖度や取引があったのでは。このパーティーは騒動の中心人物たちの面子のために開かれ、ミリア・メイアーツは納得していないんじゃないか。なんて疑問を抱かれるかもしれない。
冗談じゃない。そもそも奉仕部の初活動ということで仕切り直しのパーティーを依頼したのは私なのだから。
変な噂が立たないように、この件はここできっちり片付ける。
つまり、私は思いっきりパーティーを楽しんでやればいい! てか、初めからそのつもり!
そのための気持ちのリセット。
方法は一つ!
「リンス嬢! ちょっと私の背中を思いっきり叩いてくれますか? こう、スポーツの試合でコーチが選手に行ってこい! ってする感じで」
「はい?」
「活を入れて下さい!」
そう言って私はくるりと回り、リンス嬢に背を向けた。
気持ちを切り換えるなら、活を入れるのが一番!
リンス嬢の困惑した声が聞こえたが、私は腰を曲げて早く早くと体で催促する。
「・・・・・・よく分かりませんが、ミリア嬢にも何か考えがある様子。分かりました。では、失礼します」
スッとリンス嬢が手を挙げた気配がする。
「思いっきりお願いします!」
「はい!」
どんとこーい! と私は準備万端。だったが。
「あ、ミリア背中──」
「ねぇ、貴女確か私の下敷きになった時に背中打ったんじゃないの? そこ刺激していいの?」
「喝──────ァッ!!!!」
座禅の時にお坊さんが警策を修行者の肩に振り下ろす時に発するような鋭い声と、マリス嬢がギーシャの言葉を補足するように発言したのはほぼ同時だった。
「あ、っく・・・・・・・・・・・・か、はぁッッ!?!?」
すっごい音がした。
およそ、人体から出るとは思えない破裂音に近い音。
が、聴覚に気を回してる余裕はなかった。
最初の感想はビリビリする。脊髄に電流を流されたような衝撃。まともな声も出なかった。
痛点がサボってんじゃないかと疑いたくなるように、衝撃だけが先に脳に到達したが、じわじわとその衝撃に見合った痛みも競り上がってくる。
一度自覚すると、強さが増すのが痛みというものだ。なので、
「いったあああああああぇああああぁぁぁああ──────!!!?!!」
私は悶絶した。
いや、マジで痛い!
ヤバい、リンス嬢の活舐めてた。思いっきりとは言ったけど、ちょっと口から内臓どころか魂がこんにちは、ついでに天国行ってきまーすするくらいの威力でやられるとは思ってなかった。そりゃ、思いっきりって言ったけど!
そして、マリス嬢の言ってた背中の怪我。
そうだ。そうでした! カルム先生の処置と処方された薬がよく効いてすっかり忘れてたけど、私背中怪我してた。
「ぐふっ! てかこれ、活入れ、背中の怪我に加えコルセットのワイヤーがガッツリ食い込んだトリプルパンチ・・・・・・っ」
リンス嬢は丁度背中のど真ん中に活を入れてくれたから、クリーンヒットでコルセットのワイヤー部分に当たり思わぬ追加攻撃を食らうはめになった。
憐れ。私はその場に手のひらと膝をつくこととなった。
「──ふぅー。言われた通り、思いっきりやりました。如何でしょう?」
よく格闘技とかで見るお臍の下に力を入れる丹田呼吸をしながら、リンス嬢は一仕事終えたようないい笑顔を浮かべている。
「あ、はい。すごかったです。ありがとうございます」
私から頼んだ+悪気ゼロ+さっき抱いた諸々の罪悪感でお礼を言う他なかった。
「背中はいいのか、ミリア。それとももしかして、今のは背中の打撲に効く新しい健康法とかなのか?」
「うっ! やめてギーシャ! 今はそのピュアな眼差しで見ないで! 心がしんどい! 後、完治してない患部を刺激するのはよくないから、真似しないでね!」
ギーシャが両手を取って立ち上がるのを手伝ってくれたけど、その言葉がぐさりと刺さる。
自己評価が低い反動なのか、他人の言動を肯定的に捉えるギーシャに相手が考えなしとか言う発想はないようで、だからこそ自分のアレっぷりを心底自覚してしまう。
まだふらふらする体を持て余していると、マリス嬢が無言で治癒系統の魔法をかけてくれた。
何も言わなかったけど、目は口ほどに物を言っていた。
頭に二種頼の動物の漢字が浮かぶ。
マリス嬢のおかげで背中の痛みは消えたが、向けられた視線に刺されて出来た精神的な痛みはまだ引きそうになかった。
それはとっても身勝手で、周囲からしたら堪ったものではなかっただろうし、怪我を負った私としてもその直後はそれなりに腹を立てていた。
だがまぁ、それはそんなに問題ではない。
貴族や政治に携わる人が見たら、起きた事と、当事者を見て大問題だろ! と突っ込まれるかもしれないが、そんな大きな話は端からしてないのだ。
要は我欲。
ちゃんと卒業パーティーがしたい。
皆が楽しめればいい。
当初の目的はこれ。
そこから、自身のトラウマを抉られたり、傍観者から当事者へと変わったために起こした、色々分かっていながらも自分の都合を優先している自分に対する気持ちの沈み。
ドツボに嵌まった。
思考の糸が混線してる。子供がおもちゃ感覚で引っ張り出したカセットテープみたいにぐちゃぐちゃだ。
そうなったら、どうするか?
リセットだ。
気持ちも思考も切り換える。元々私はお気楽な性格の考えなしだ。普段、シリアスに頭を使わないのだから、このまま進んでも出入口の封鎖された巨大迷路に入るだけ。
うん。リセットリセット!
大体、こんな重い気持ちのままパーティーに出て
、表情を読まれて変な勘繰りをされるなんて御免だし!
下手をすれば、王家、メイアーツ家、シュナイザー家、魔法管理局の間に政治的忖度や取引があったのでは。このパーティーは騒動の中心人物たちの面子のために開かれ、ミリア・メイアーツは納得していないんじゃないか。なんて疑問を抱かれるかもしれない。
冗談じゃない。そもそも奉仕部の初活動ということで仕切り直しのパーティーを依頼したのは私なのだから。
変な噂が立たないように、この件はここできっちり片付ける。
つまり、私は思いっきりパーティーを楽しんでやればいい! てか、初めからそのつもり!
そのための気持ちのリセット。
方法は一つ!
「リンス嬢! ちょっと私の背中を思いっきり叩いてくれますか? こう、スポーツの試合でコーチが選手に行ってこい! ってする感じで」
「はい?」
「活を入れて下さい!」
そう言って私はくるりと回り、リンス嬢に背を向けた。
気持ちを切り換えるなら、活を入れるのが一番!
リンス嬢の困惑した声が聞こえたが、私は腰を曲げて早く早くと体で催促する。
「・・・・・・よく分かりませんが、ミリア嬢にも何か考えがある様子。分かりました。では、失礼します」
スッとリンス嬢が手を挙げた気配がする。
「思いっきりお願いします!」
「はい!」
どんとこーい! と私は準備万端。だったが。
「あ、ミリア背中──」
「ねぇ、貴女確か私の下敷きになった時に背中打ったんじゃないの? そこ刺激していいの?」
「喝──────ァッ!!!!」
座禅の時にお坊さんが警策を修行者の肩に振り下ろす時に発するような鋭い声と、マリス嬢がギーシャの言葉を補足するように発言したのはほぼ同時だった。
「あ、っく・・・・・・・・・・・・か、はぁッッ!?!?」
すっごい音がした。
およそ、人体から出るとは思えない破裂音に近い音。
が、聴覚に気を回してる余裕はなかった。
最初の感想はビリビリする。脊髄に電流を流されたような衝撃。まともな声も出なかった。
痛点がサボってんじゃないかと疑いたくなるように、衝撃だけが先に脳に到達したが、じわじわとその衝撃に見合った痛みも競り上がってくる。
一度自覚すると、強さが増すのが痛みというものだ。なので、
「いったあああああああぇああああぁぁぁああ──────!!!?!!」
私は悶絶した。
いや、マジで痛い!
ヤバい、リンス嬢の活舐めてた。思いっきりとは言ったけど、ちょっと口から内臓どころか魂がこんにちは、ついでに天国行ってきまーすするくらいの威力でやられるとは思ってなかった。そりゃ、思いっきりって言ったけど!
そして、マリス嬢の言ってた背中の怪我。
そうだ。そうでした! カルム先生の処置と処方された薬がよく効いてすっかり忘れてたけど、私背中怪我してた。
「ぐふっ! てかこれ、活入れ、背中の怪我に加えコルセットのワイヤーがガッツリ食い込んだトリプルパンチ・・・・・・っ」
リンス嬢は丁度背中のど真ん中に活を入れてくれたから、クリーンヒットでコルセットのワイヤー部分に当たり思わぬ追加攻撃を食らうはめになった。
憐れ。私はその場に手のひらと膝をつくこととなった。
「──ふぅー。言われた通り、思いっきりやりました。如何でしょう?」
よく格闘技とかで見るお臍の下に力を入れる丹田呼吸をしながら、リンス嬢は一仕事終えたようないい笑顔を浮かべている。
「あ、はい。すごかったです。ありがとうございます」
私から頼んだ+悪気ゼロ+さっき抱いた諸々の罪悪感でお礼を言う他なかった。
「背中はいいのか、ミリア。それとももしかして、今のは背中の打撲に効く新しい健康法とかなのか?」
「うっ! やめてギーシャ! 今はそのピュアな眼差しで見ないで! 心がしんどい! 後、完治してない患部を刺激するのはよくないから、真似しないでね!」
ギーシャが両手を取って立ち上がるのを手伝ってくれたけど、その言葉がぐさりと刺さる。
自己評価が低い反動なのか、他人の言動を肯定的に捉えるギーシャに相手が考えなしとか言う発想はないようで、だからこそ自分のアレっぷりを心底自覚してしまう。
まだふらふらする体を持て余していると、マリス嬢が無言で治癒系統の魔法をかけてくれた。
何も言わなかったけど、目は口ほどに物を言っていた。
頭に二種頼の動物の漢字が浮かぶ。
マリス嬢のおかげで背中の痛みは消えたが、向けられた視線に刺されて出来た精神的な痛みはまだ引きそうになかった。
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