修羅場を観察していたら巻き込まれました。
異様な空気の社交場。
固まる観衆。
呆然とする第三王子。
そして──、その中央でキャットファイトを繰り広げる二人の少女。
片や、名門貴族のご令嬢。
片や、平民ながらに特別な魔力を持つ少女。
その口からは泥棒猫やら性悪女やらと品に欠ける言葉が飛び出す。
しかし、それに混じってヒロインがどうの、悪役令嬢がどうの、乙女ゲームがどうのと聞こえる。
成程。どうやら二人は転生者らしい。
ゲームのシナリオと流れが違うなーって思ってたからこれで納得。
実は私も転生者。
乙女ゲームの展開を面白半分で観察してたらまさかこんなことになるなんて。
でも、そろそろ誰か止めに入ってくれないかなー?
おお! 悪役令嬢の巴投げが決まった! ヒロインが吹っ飛んで──ん? え? あれ?
なんかヒロインがこっちに飛んできたんですけど!?
固まる観衆。
呆然とする第三王子。
そして──、その中央でキャットファイトを繰り広げる二人の少女。
片や、名門貴族のご令嬢。
片や、平民ながらに特別な魔力を持つ少女。
その口からは泥棒猫やら性悪女やらと品に欠ける言葉が飛び出す。
しかし、それに混じってヒロインがどうの、悪役令嬢がどうの、乙女ゲームがどうのと聞こえる。
成程。どうやら二人は転生者らしい。
ゲームのシナリオと流れが違うなーって思ってたからこれで納得。
実は私も転生者。
乙女ゲームの展開を面白半分で観察してたらまさかこんなことになるなんて。
でも、そろそろ誰か止めに入ってくれないかなー?
おお! 悪役令嬢の巴投げが決まった! ヒロインが吹っ飛んで──ん? え? あれ?
なんかヒロインがこっちに飛んできたんですけど!?
あなたにおすすめの小説
婚約破棄?王子様の婚約者は私ではなく檻の中にいますよ?
荷居人(にいと)
恋愛
「貴様とは婚約破棄だ!」
そうかっこつけ王子に言われたのは私でした。しかし、そう言われるのは想定済み……というより、前世の記憶で知ってましたのですでに婚約者は代えてあります。
「殿下、お言葉ですが、貴方の婚約者は私の妹であって私ではありませんよ?」
「妹……?何を言うかと思えば貴様にいるのは兄ひとりだろう!」
「いいえ?実は父が養女にした妹がいるのです。今は檻の中ですから殿下が知らないのも無理はありません」
「は?」
さあ、初めての感動のご対面の日です。婚約破棄するなら勝手にどうぞ?妹は今日のために頑張ってきましたからね、気持ちが変わるかもしれませんし。
荷居人の婚約破棄シリーズ第八弾!今回もギャグ寄りです。個性な作品を目指して今回も完結向けて頑張ります!
第七弾まで完結済み(番外編は生涯連載中)!荷居人タグで検索!どれも繋がりのない短編集となります。
表紙に特に意味はありません。お疲れの方、猫で癒されてねというだけです。
【完結】断罪された悪役令嬢は、全てを捨てる事にした
miniko
恋愛
悪役令嬢に生まれ変わったのだと気付いた時、私は既に王太子の婚約者になった後だった。
婚約回避は手遅れだったが、思いの外、彼と円満な関係を築く。
(ゲーム通りになるとは限らないのかも)
・・・とか思ってたら、学園入学後に状況は激変。
周囲に疎まれる様になり、まんまと卒業パーティーで断罪&婚約破棄のテンプレ展開。
馬鹿馬鹿しい。こんな国、こっちから捨ててやろう。
冤罪を晴らして、意気揚々と単身で出国しようとするのだが、ある人物に捕まって・・・。
強制力と言う名の運命に翻弄される私は、幸せになれるのか!?
※感想欄はネタバレあり/なし の振り分けをしていません。本編より先にお読みになる場合はご注意ください。
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
忘却令嬢〜そう言われましても記憶にございません〜【完】
雪乃
恋愛
ほんの一瞬、躊躇ってしまった手。
誰よりも愛していた彼女なのに傷付けてしまった。
ずっと傷付けていると理解っていたのに、振り払ってしまった。
彼女は深い碧色に絶望を映しながら微笑んだ。
※読んでくださりありがとうございます。
ゆるふわ設定です。タグをころころ変えてます。何でも許せる方向け。
初夜に前世を思い出した悪役令嬢は復讐方法を探します。
豆狸
恋愛
「すまない、間違えたんだ」
「はあ?」
初夜の床で新妻の名前を元カノ、しかも新妻の異母妹、しかも新妻と婚約破棄をする原因となった略奪者の名前と間違えた?
脳に蛆でも湧いてんじゃないですかぁ?
なろう様でも公開中です。
死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう?
なか
恋愛
「お飾りの王妃らしく、邪魔にならぬようにしておけ」
かつて、愛を誓い合ったこの国の王。アドルフ・グラナートから言われた言葉。
『お飾りの王妃』
彼に振り向いてもらうため、
政務の全てうけおっていた私––カーティアに付けられた烙印だ。
アドルフは側妃を寵愛しており、最早見向きもされなくなった私は使用人達にさえ冷遇された扱いを受けた。
そして二十五の歳。
病気を患ったが、医者にも診てもらえず看病もない。
苦しむ死の間際、私の死をアドルフが望んでいる事を知り、人生に絶望して孤独な死を迎えた。
しかし、私は二十二の歳に記憶を保ったまま戻った。
何故か手に入れた二度目の人生、もはやアドルフに尽くすつもりなどあるはずもない。
だから私は、後悔ない程に自由に生きていく。
もう二度と、誰かのために捧げる人生も……利用される人生もごめんだ。
自由に、好き勝手に……私は生きていきます。
戻ってこいと何度も言ってきますけど、戻る気はありませんから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢の決めた罰はちらほらと仄めかしているように割りと拍子抜けするものです。
色々ご意見があるかもしれませんが、一応ミリア嬢にも思惑がありますし、最近私自身も疑わしく思うようになりましたが、このお話自体コメディなので。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
人物紹介は一章が終わった辺りでまとめ用にも書こうと思います。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
個人的にはコメディ+少しシリアスという感じで書いているつもりなのですが、鬱展開のように見えてしまったでしょうか?
確かに、キャラクターたちの暗い部分がちらほらと出ていますが、基本コメディです。
なので、一章は言ってしまえば割りと拍子抜けするような終わり方をします。今後もシリアスな展開はちらほらある予定ですが、あくまでコメディなので、私の基準ですが、鬱々とした展開にはなりません。
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢にとっては、なんか苦手って感じなんだと思います。
ご指摘いただいた箇所を修正しました。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
私も書いているうちにシリアス要素が多くなってしまったな、とは思っています。
ですが、ずっとシリアスだと私自身が持たないので、基本はコメディ調にしているつもりです。
この一章はキャラクターたちの抱える問題提起の段階なのかもしれません。
私の感覚なので、確かなことは言えませんが、一章はひとまず、コメディ風に終わる予定です。続く二章にも真面目はシーンはありますが、シリアスの予定は今のところありません。
ただ、今後の内容では徐々にキャラクターの掘り下げをしていくので、シリアスな展開にならざるをえない場面もあると思います。
あまり詳しく書くと本当にネタバレになってしまうので、曖昧なお返事しかできなくて申し訳ありません。
ご感想ありがとうございます。
ギーシャ王子とミリア嬢の関係性はいずれ書く予定です。
第一王子については、ミリアにとっては少し厄介な御仁ではありますね。
ってちょっと待って!?
名前!名前ぇぇぇ!
同意したのマリス嬢じゃなくてリンス嬢では!?
ゲームトークの所…!((´ºㅁº`;;))
ご報告ありがとうございます。
修正しました。
ご感想ありがとうございます。
この三人は割りと長い関係になりそうですね。
いつも楽しく読ませていただいてます。
リンスとマリスがなんとなく名前が似てるせいか、ん?悪役令嬢はどっちだっけ?ヒロインはどっち?みたいになるときがあり、たまに混乱します。
私がお馬鹿なのもありますが、もう少し響きが全然違うのにしてくれたらわかりやすかったかなぁ…
ご感想ありがとうございます。
私自身も書いてて時々間違えてご指摘頂くことがあります。
最初に名前を考えた時に、マリスとリンスで確かに少し似てるなーと思い、どちらかを変えようと思ったのですが、リンス嬢の方は個人的にしっくりときてたため、マリス嬢を・・・・・・と思ったら、リンス嬢に引っ張られたのか、シャンプーという言葉しか思い浮かばず、まぁ、結構似た者同士なところあるからいいかな、と思いこのままにしました。
紛らわしくてすみません。
ゲームトークに誤字が沢山:;(´◦ω◦`);:
是非読み返して修正をお願いします…!
良作ですので誤字があるのはもったいないです…!(脱字は今のとこ無い…よね?;)
続き楽しみです(*´ω`*)
ご報告ありがとうございます。
とりあえず、読み返してみて気づいたところは修正しました。
ご感想ありがとうございます。
なかなかシュールな光景ですね。
第一章『祝愛のマナ』
で誤字報告です。
「 初等部の最終学年の頃。私は自分がした経った一つの行為――」です。
場所は中間より少し後ろです。
ギーシャ王子には何が有ったんでしょうね。故母親に何か言われたのかな?
ご報告ありがとうございます。
修正しました。
ご感想ありがとうございます。
『蕾宮』はそのまま『つぼみきゅう』です。
少し分かりにくかったですね。ルビをつけておきます。
キリくんの武器に関しては今後登場する予定です。
1ページ1ページとても面白いです……
今後の更新もお待ちしております(* ´∀`)♪
とりあえず主人公ちゃんが幸せになってくれたらなんでもいいな~
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢もミリア嬢で色々事情があることと、この作品自体、あくまでコメディなので、そんなに酷いことにはならないと思います。
巻き込まれ系モブ主人公(でも身分は公爵令嬢)ちゃん…うーん、読者としてはみてて面白いけど…無茶振りに負けず頑張ってね( ̄▽ ̄;)
作者様、先ずは主人公ちゃんを幸せにしてあげてくださいませm(。≧Д≦。)m
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢は今のところ巻き込まれ気味ですが、振り回され続けはしませんので、ご安心下さい。
ご感想ありがとうございます。
ギーシャ王子については今のところ、何を言ってもネタバレになりかねないので、今後の展開をご覧下さいとしか申し上げられません。
個人としては可哀想。王子としては欠陥品。臣下に下った方が本人のためでしょうねえ。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
このお話は大分長くなることを想定しております。
その中で王様やヒロインについても触れますので、気長にお付き合い頂けたら幸いです。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。