修羅場を観察していたら巻き込まれました。
異様な空気の社交場。
固まる観衆。
呆然とする第三王子。
そして──、その中央でキャットファイトを繰り広げる二人の少女。
片や、名門貴族のご令嬢。
片や、平民ながらに特別な魔力を持つ少女。
その口からは泥棒猫やら性悪女やらと品に欠ける言葉が飛び出す。
しかし、それに混じってヒロインがどうの、悪役令嬢がどうの、乙女ゲームがどうのと聞こえる。
成程。どうやら二人は転生者らしい。
ゲームのシナリオと流れが違うなーって思ってたからこれで納得。
実は私も転生者。
乙女ゲームの展開を面白半分で観察してたらまさかこんなことになるなんて。
でも、そろそろ誰か止めに入ってくれないかなー?
おお! 悪役令嬢の巴投げが決まった! ヒロインが吹っ飛んで──ん? え? あれ?
なんかヒロインがこっちに飛んできたんですけど!?
固まる観衆。
呆然とする第三王子。
そして──、その中央でキャットファイトを繰り広げる二人の少女。
片や、名門貴族のご令嬢。
片や、平民ながらに特別な魔力を持つ少女。
その口からは泥棒猫やら性悪女やらと品に欠ける言葉が飛び出す。
しかし、それに混じってヒロインがどうの、悪役令嬢がどうの、乙女ゲームがどうのと聞こえる。
成程。どうやら二人は転生者らしい。
ゲームのシナリオと流れが違うなーって思ってたからこれで納得。
実は私も転生者。
乙女ゲームの展開を面白半分で観察してたらまさかこんなことになるなんて。
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「真面目と天然は共存する」
>私は結構通る性質
>私の声は結構通る性質
ではないでしょうか。
ご報告ありがとうございます。
性質と声質を間違えていました。
修正しました。
170話タイトル
>今だ、不安定
⇒未だ、不安定
ではないでしょうか。
ご報告ありがとうございます。
ネットで軽く調べてみたところ、誤用のようですね。勉強になりました。
ご感想ありがとうございます。
この二人はギーシャ王子がいれば取り合い、いなければ互いに無関心になります。
けど、ギーシャ王子のためなら結束する感じですね。
仲は悪いですが、手を組めばしっくりハマる二人です。
ご感想ありがとうございます。
リンス嬢的には横抱きが一番抱えやすかったんだと思います。
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢の場合、脳内で箇条書きした内容をそのまま言ってる感じですね。
一度こちらの都合で止まっていたのですが、本日ようやく最新話に追いつきました。
これでようやく、感想欄を覗けます……!
ご感想ありがとうございます。
ご自身のペースで楽しんでいただけたら幸いです。
ご感想ありがとうございます。
実は魔法管理局はかなり王様の仕事を減らしてます。
この辺りはレイセン王国のシステム上の問題です。
詳細は次の話から書いていきます。
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢のお味噌汁は別の所へいく予定です。
官吏さんは茶葉の申請者が落ち着いた性格の人をチョイスしてます。
ご感想ありがとうございます。
確かに、ボールの投げ合いは成立しつつも、成立しているからこそ気づいてない状況ですね。
サッカーとハンドボールという例えもいいですね。
ご感想ありがとうございます。
警邏隊も何事だと思ったら、ワカメだと言われてびっくりしたと思います。
ご感想ありがとうございます。
イクスが自由に振る舞えているのは、依頼者の属する組織にとってイクスが必要な人材であり、実際のところはイクスの方が優位にいるからですね。
イクスと魔法団の関係や、ルイアンさんについてもそのうち掘り下げるので、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
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――俺とミリアの魔力量なら出切るだろう。――
となっています。
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面白いです。
ご感想、ご報告ありがとうございます。
修正しました。
読み込んで下さっているようで嬉しいです。
第一章 前門の虎、後門の狼
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の部分です。
ご指摘ありがとうございます。
窓向こうのところでしょうか?
それだとしたら川向こうみたいな感じで書いてしまったのだと思います。
見直して「の」があった方がいいと思い、付け足しました。
違っていたらすみません。
第一章 白紙の手紙
前半にて、誤字報告です。
――魔法管理局はその名の通り、あらゆる魔法を記憶を記憶し、――
と成っています。
記録ではないのですね。
ご報告ありがとうございます。
記録ですね。
修正しました。
第一章 鳩の瞳
最後辺りにて、誤字報告です。
――シーエンス家で鳩を見てから、お父様に相談す?ことは決めてた。――
と成っています。
ご報告ありがとうございます。
修正しました。
ご感想ありがとうございます。
そして、メリークリスマスです。
ご感想ありがとうございます。
御者さんに声を掛けてるので、護衛は着いて来てるでしょうね。
今回はお兄さんに貰った防犯グッズも持ってるので、大丈夫だと思います。
メガネ現実逃避……?( ˙꒳˙ )
目が現実逃避………???( ˙꒳˙ )???
誤字じゃなければすみませぬ…(^_^;)
ご報告ありがとうございます。
目ですね。
修正しました。
ご感想ありがとうございます。
キリくんの武器については、今後決まります。
ご感想ありがとうございます。
確かに気づいたらキリくんの話になってました。
本当はキリくんとギーシャ王子の話を一緒に書こうと思っていたのですが完全に私の技量不足のせいです。この章のうちにキリくんの質問に答える場面を作りたいと思います。
ご感想ありがとうございます。
キリくんの戦闘スタイルは現状、最も効率がいいスタイルですが、キリくんは諸事情で成長期が遅れているため、今後の体の成長次第では戦闘スタイルを変える必要があります。
なので、キリくんがどういう騎士になるかはまだ分かりません。
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。
ご感想ありがとうございます。
縦ロールの髭が似合う顔立ちというのも早々ないとは思いますが、単に、おじさんの髭と同じ髪型にしようと思わないというのと、テロール子爵の髭が無駄にサラサラでキューティクルなので、余計にやろうと思わないって感じですかね。
一部の縦ロールの女性は、生まれつきのものか、そんなことを気にしない我が道を行く人ですね。
「叔父と甥」ではなく「伯父と甥」では?
ミリアの父は王様の兄だから王子からみて伯父です。
王様はミリアの父の弟なので叔父になります。
同じ「いとこ」でも性別、自分の年齢より上か下で漢字表記が変わります。
従兄弟、従兄、従弟、従姉妹、従姉等
ご指摘ありがとうございます。
叔父と伯父で意味が違うのは知りませんでした。勉強になります。
とりあえず、ご指摘いただいた話のタイトルは修正しました。
落ち着いたら全体的に見直して、間違ってる箇所を修正していきたいと思います。
ご感想ありがとうございます。
ミリア嬢がスイッチを入れ損ねたのは驚いて懐中電灯を握る手が緩んで、ずれたからですね。
すぐに押さなかったのは、精神統一が必要だった、ミリア嬢の中で、懐中電灯の使い方が二パターンあって、どちらにするか様子を見てた、というのがありますが、そもそも人に魔法を向けることが今までなかったというのが根っこにあると思います。
詳しいことは次の話で書けると思います。
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