上 下
18 / 53
あとがき(なか書き)

あとがき「第1章」

しおりを挟む
とりあえず「第1章」終わりです。
私の場合、「章=話」なので、一区切りですね。
ちなみに本文は、一気に書き上げた文章をテキトーに分割しているだけなので、ほとんど意味はありません。
上手い作家さんは、連載中の1話に起承転結だけでなく、「つかみ」と「ひき」まで入れてますが、よーしーひんし。

ここでネタバレの1つも入れたいんですが、せっかくの伏線がバレては元も子もなくなるので、筆者の自分語りでも。
需要があるか否かは、はなはだ疑問ですか。

筆者は、あくまで体験航海だけですが、何度か海上自衛隊の掃海艇で、瀬戸内海をクルージングしています。
で、火星突入時のやりとりは、少し参考にさせてもらっています。
別の機会では、航空自衛隊のフライトシミュレーターに座らせてもらいました。
陸上自衛隊に至っては、母校の正面が自衛隊の駐屯地というか、帝国陸軍の基地が民間に払い下げられた場所に大学ができたので、旧軍の司令部建物がまんま校舎の一部に流用されていたという珍しい環境でしたから……ぶっちゃけ、軍に対する嫌悪感も違和感もなければ、共感もありません。
「日常」の一部だったので。
あ。筆者本人は、体験入隊を含めて自衛隊に入隊したことはありません。
もっとも、今の職場でも任期を終えた自衛隊員の再雇用とかで、地本に接点はありますが。

作品の話。
タイトル詐欺です。
宮沢賢治先生の童話とか、それにインスパイアされて機械の身体をもらいにアンドロメダまで行く鉄道のアニメとは、一切関係ありません。
むしろ、原作者漫画家の別作品の影響の方が大きいです。
「太陽系四畳半物語」です(笑)

SF考証は、JAXAとNASA、ISSのレポートを斜め読みしました。
てか、タイトル画像はJAXAの求人サイトにあった画像を加工したものです。
JAXA大好き!

これまた自分語りが混じりますが、数年前「はやぶさ」の巡回展示があって、1/1スケールの「はやぶさ」(もちろんレプリカ)に触れて、自立航法システムやイオンエンジンの説明を受けました。
……さっぱりわからん!(苦笑)
なもんで、「カージマー18」はSFのくせに、「はやぶさ」よりも技術レベルは退化しています。
ま。食べ物のリサイクル&リユースはオーバーテクノロジーですが、それくらいしないと有人で惑星間航海なんてできませんもの。

作品に戻って。
主人公の名前とか作品タイトルの元ネタは、元プロ野球の「城島健司」選手です。
彼のニックネームが「ジョージ=マッケンジー」だったので(笑)、それっぽい名前はないかなーと。
そのほか、ガチSFに見えて、結構遊んでます。

一歩踏み込むと、作中に「絶対正義」も「絶対悪」も存在しません。
単純な勧善懲悪ものにしたくなかったので。

●今後の予告
「第2章」は、3話構成で、短いです。
本来的には「第2章」からが本編スタートで、「第1章」は設定やキャラクターの紹介に少しエピソードを足して小説っぽくしたものです。
なもんで(?)、次からテンポアップしていきます。
おつき合いいただけましたら幸いです。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。

束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。 だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。 そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。 全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。 気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。 そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。 すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。

無機質のエモーション

冴木シロ
SF
機械研究者「カロ」によって作られた1体の戦闘用アンドロイド「P100」 少しでも人間らしくなってほしいと願う人間と、 いつも無表情で淡々としたアンドロイドとの 無機質だけど、どこか温かい物語

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲

俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。 今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。 「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」 その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。 当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!? 姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。 共に 第8回歴史時代小説参加しました!

処理中です...