日記風な記録

家族ってなんだ

出産そして孤独

　あの瞬間の気持ちを、なんと言い表せばいいのか…不安からの解放、元気に産まれた事への喜び。

　愛情ってコレなのだと初めて知った。愛情だと思ってたアレは錯覚だと覚った瞬間だった。

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「ありがとうございます」助産師さんと看護師さんにお礼を言わなければ…なんかしつこい位言ったかもしれない。産湯を浴びてキレイになった息子と初めのて対面。

　…ナニこのオッサン顔( ¯•ω•¯ )

　いやすまん、だってあまりにも夫にクリソツで正直そうとしか…すまん。感動の対面のはずが。

　予定日より5日遅く産まれた息子は、私的には結構な難産だった。難産レベルが分からないから、対外的何とも言えないけど。
　「大変でしたね、お疲れ様」とは言われたが、大変ではないお産など滅多にない。どんなにスポンっと産まれて安産だったとしても、誰もが不安でいつでも初めてなのだ。

　と…自分を納得させたのだが、本当のところ彼はちょっと大きめだったので、後々ママ友さんには驚かれた、やっぱりそれなりに難産？　

　親族には「なんでそんな大きいの」「妊娠中動かなかったからじゃない？」「ちゃんと腹帯してなかったからだよ」と言われたが、2年後に産まれた娘はプラス100ｇ…ふふっあの時はうっかりドヤ顔してしまったね。

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　それから…
見舞いに来た夫の親族
退院して夫の実家へ
アレヤコレヤ

　この辺の事は、語るとちょっとイタイ…周りに居るのは夫の親族。息子は確かに私が産んだけれど、夫の家の長男。
　血縁者の集まりの中で、私だけが他人…。

　子供が産まれるまでは確かにあった新しい家族が、私を置き去りに形成された事を知った日。
　…嫁って所詮他人なのねと知った日。

　今でも思う、アレはマタニティブルーという弱気が見せたソレだったけど…今でもそう思う。私はこの集合体の一員にはなれないのだ…永遠に。

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　読み返してみたが、どうにも上手く纏まらない。
　この頃の出来事を語ろうと思うと、上手く文章化する事が出来ないのだ。この時期の私は、ある種の躁鬱状態にあったのかもしれない。