浄霊屋

猫じゃらし

文字の大きさ
上 下
55 / 95

身代わりの雛 3

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ノスタルジック;メトリー ①帯付く村

臂りき
ホラー
高校生最後の冬、彼女に思いの丈を打ち明けるはずだった僕は死んだ。 約束の場所に向かう途中に遭遇した未知の存在との接触後、肉体を失った僕は彼女の守護に徹することに決めた。 しかし、元より内に熱いものを秘めた彼女を見守ることは容易ではなかった。 彼女の趣味である小旅行もとい「廃墟・心霊・パワスポ巡り」には何故かいつも不可思議な現象が付きまとう。 やがてそのどれもが僕の「死」と無関係ではないことを二人は知ることになる。 【探索メイン、稀に戦闘有り】 【やるべきことは二つ。 何より彼女のことを見守ること。あわよくば失った肉体を取り戻すこと】 ※作中に登場する人物、地名は実在するものとほとんど関係ありません。安心してお読みください。

ゾンビだらけの世界で俺はゾンビのふりをし続ける

気ままに
ホラー
 家で寝て起きたらまさかの世界がゾンビパンデミックとなってしまっていた!  しかもセーラー服の可愛い女子高生のゾンビに噛まれてしまう!  もう終わりかと思ったら俺はゾンビになる事はなかった。しかもゾンビに狙われない体質へとなってしまう……これは映画で見た展開と同じじゃないか!  てことで俺は人間に利用されるのは御免被るのでゾンビのフリをして人間の安息の地が完成するまでのんびりと生活させて頂きます。  ネタバレ注意!↓↓  黒藤冬夜は自分を噛んだ知性ある女子高生のゾンビ、特殊体を探すためまず総合病院に向かう。  そこでゾンビとは思えない程の、異常なまでの力を持つ別の特殊体に出会う。  そこの総合病院の地下ではある研究が行われていた……  "P-tB"  人を救う研究のはずがそれは大きな厄災をもたらす事になる……  何故ゾンビが生まれたか……  何故知性あるゾンビが居るのか……  そして何故自分はゾンビにならず、ゾンビに狙われない孤独な存在となってしまったのか……

10文字ホラー

ねこぽて
ホラー
・Twitterで書いた #10文字ホラー まとめ (星海社から出版された10文字ホラーの書籍1,2に載せていただいた作品はこちらには載せておりません。ぜひ書籍の方でお楽しみ下さい) ・10文字ホラーとは? 企画作家の氏田雄介さんが発案した世界一短い怪談。 ※画像は、photoAC、pixabay様よりフリー素材を使用させて頂いております。 ※朗読される場合や他サイトにおまとめになられる場合は、報告不要ですが引用元の記載(アルファポリス・ねことぽてち作)をお願い致します。

【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断

Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。 23歳の公爵家当主ジークヴァルト。 年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。 ただの女友達だと彼は言う。 だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。 彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。 また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。 エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。 覆す事は出来ない。 溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。 そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。 二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。 これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。 エルネスティーネは限界だった。 一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。 初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。 だから愛する男の前で死を選ぶ。 永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。 矛盾した想いを抱え彼女は今――――。 長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。 センシティブな所へ触れるかもしれません。 これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。

ハンドアウト・メサイア 滅亡使命の救済者

三枝七星
SF
有休消化中の会社員、神林杏は、ある晩奇妙な夢を見た。正体不明の声から「人類に滅びの救済をもたらす使命を与える」と言われる物だった。夢中で異常を感じた杏はその声を拒絶する。 数日後、「使命を与えられた」と主張する男性を、文部科学省の国成哲夫、浪越テータが問い質す場面に遭遇してしまう。 哲夫とテータに事情を話した杏は、宇宙からの洗脳による侵略、その排除の動きに巻き込まれることになる。 前日譚→https://www.alphapolis.co.jp/novel/519967146/178892910 ※10/10サブタイトル追加しました。 ※フィクションです。実在する人物、国、団体、事件などには関係ありません。 ※関係ありませんので作劇重視で考証などはあまりしておりません。 ※心身の不調は医療に相談してください。作中の対応は真似しないでください。 ※一部流血、暴力の描写があります。

182年の人生

山碕田鶴
ホラー
1913年。軍の諜報活動を支援する貿易商シキは暗殺されたはずだった。他人の肉体を乗っ取り魂を存続させる能力に目覚めたシキは、死神に追われながら永遠を生き始める。 人間としてこの世に生まれ来る死神カイと、アンドロイド・イオンを「魂の器」とすべく開発するシキ。 二人の幾度もの人生が交差する、シキ182年の記録。 (表紙絵/山碕田鶴)

生きている壺

川喜多アンヌ
ホラー
買い取り専門店に勤める大輔に、ある老婦人が壺を置いて行った。どう見てもただの壺。誰も欲しがらない。どうせ売れないからと倉庫に追いやられていたその壺。台風の日、その倉庫で店長が死んだ……。倉庫で大輔が見たものは。

「もしもしさん」の噂

下菊みこと
ホラー
もしもしさんの噂。 公衆電話からある番号にかけると、死んだ人と話ができるらしい。 いじめられっ子のみっちゃんは、助けを求めて公衆電話に駆け込んだ。 小説家になろう様でも投稿しています。

処理中です...