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第6章:迷宮勇者と巨人王編
第252話:五分後
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「ラルファァアア!!まだかぁ!!」
叫ぶ俺に向かって左拳を叩き付ける巨人だが、俺はそれを影移動を使って回避し、巨人が殴り付けて一瞬動きが止まった瞬間を狙い逆にアリシエーゼが待ってましたと瞬時に肉薄して反撃をする。
ちょっとこれだけは言っておきたい。
別に誰にとは言わないが、誰かに言わずにはいられなかった。
もうとっくに五分は過ぎてるよ!!
五分持たせてくれればと言っていたラルファを思い出し、俺は心の中で叫ぶ。
話が全然違うじゃねぇか!?
先程からチラチラとラルファの様子を窺うが、戦士のアギリーを筆頭に三人の女に護られたラルファはボス部屋に入って来た時と変わらず神造遺物である意匠の凝ったロングソードを地に刺して祈りを捧げている。
戦闘時にそんなチャージに時間が掛かる技は使えないだろ!と叫びたかったが、事実そうなので今まで燻って来たのだろう。
今行おうとしているものが何なのか、どんな威力なのかも分からないが、この巨人を倒せせるだけの威力のあるものをホイホイ撃てたのならラルファ達はもっと各地で戦果を挙げ、そして各地に名を轟かせていたに違いない。
きっとここでやった様に各地で自分の為に身体張って護れとお願いしていたに違いないが、そんな事あのラルファに惚れていると思われる三人の女以外誰が好き好むんでやると言うのだろうか。
「オラァッ!!」
影移動で巨人の側頭部辺りに移動して素早く左、右と殴り付ける。
この巨人の動きにもだいぶ慣れて来たので、ヒットアンドアウェイでちょこまかと移動しながら嫌がらせの様に注意を惹き付けるのだが、慣れて来たのは巨人も同じ様だった。
影移動を使い過ぎたッ
俺やアリシエーゼが影移動での接近や離脱を繰り返す事で巨人自体もそれに慣れて来ているのだ。
今では、ある程度移動先を予測する様な素振りさえ見せている。
だが影移動無しだと厳しいッ
凡そ十メートルを超える巨体の持ち主とは思えない程の速度で攻撃を繰り出し移動するこの巨人に、もしもこのままの力を維持したまま自分と同じ位の、普通の人間サイズだったとしたらと考えると畏怖すらしてしまいそうになる。
しかも、何キロあるかも分からない全身甲冑を纏ってこれなのだ。
巨人のポテンシャルは計り知れない。
「彼奴ッ、なにやっとるんじゃ!」
アリシエーゼも攻撃後にすぐ様離脱を繰り返すと言う事を行いながら、一度俺の元へとやって来てそんな事をボヤく。
相当イラついているのが分かるが、それは俺も同じだった。
先程も考えていたが、巨人も此方の動きに対応してきているし、なにより先程から巨人の鎧が頻繁に発光する様になったのだ。
この発光現象が発生すると何故か巨人の動きが急激に良くなる。
新橋色に輝く筋が甲冑全体に行き渡り、その筋が光っているのだが薄暗い迷宮内と言う事もあり、その光が巨人を一際際立たせていた。
「ただ、逃げようとしてもいないし、単純に時間が掛かってるだけか・・・?」
「じゃとしても、何時まで待たせるんじゃッ」
そんな事を俺に言われても・・・と思いながらチラリと後ろを見ると、ラルファは未だに体勢を変えておらずハーレム要員三人が周囲を囲み護っている状態だった。
既に約束の時間の倍は巨人の相手をしていると思うが、終わりが見えないと如何ともし難い。
最悪の場合は撤退もやむ無しなのだが、その撤退の判断をするにしてもラルファの方の状況が知りたい。
「来るぞッ」
アリシエーゼの声に一旦思案するのを止め、巨人に目を向ける。
巨人は全身を淡く発光させながら、グッと下半身を沈めた。
俺とアリシエーゼは巨人が飛び込んで来る事を予測し、すぐ様その場から離れる。
別々の方向へ身を翻し展開するが巨人は動いて居らず、一瞬どうした?と目を凝らす。
身をかがめた巨人は先程と変わらぬ体勢のままだったが、俺の耳は不可思議な音を拾っていた。
なんだ・・・?
その音は巨人から発せられている様だったが、何かを引き絞りギリギリギチギチと鳴っている。
音の元を辿っていると巨人に行き着くが、その巨人に再度目を向けて俺は生唾を飲み込む。
飛び出しの体勢となり、下半身を落としていた巨人は更に腰を落とし身体を丸めているが、まるでクラウチングスタートの体勢だった。
ヤバいと思った時には遅かった。
巨人はバリスタから放たれる巨体矢の如く弾かれ、俺の視界から消えていた。
消えたと認識したと認識したその後に、弾かれる様に飛び出した時に発生する極大な力を一身に受けた地面が爆ぜ、爆散した時に発生する轟音を俺の聴覚が捉える。
「ぎゃッ!!」
そしてアリシエーゼの悲鳴が聞こえる。
その声で漸く、巨人は最初にアリシエーゼを狙ったのだと気付く。
「アリ―――」
顔をアリシエーゼの方に向けた時、見えたのは巨大な塊だった。
アリシエーゼを一瞬で吹き飛ばし、そのまま着地と同時に再度地面を蹴った巨人は反転して俺へと突っ込んで来ていた。
その巨人が此方に向かいながら振り払った拳の側面が見えたのだが、それに気付いた時には俺は一瞬で意識が刈り取られ程の衝撃が身体を襲い、意識すらその場に置き去りにして弾き飛ぶ。
「――ッッ!!!」
そして吹き飛ばされたと認識した時には既に俺の身体は最初に巨人が座っていた背もたれが異常に高い石造りの玉座の様な椅子をぶち抜き、その裏にあるボス部屋の壁にめり込んでいた。
「――グッ、ハァッ!?」
瞬時に身体の修復が始まるのを感じたが、ダメージ自体がその修復で差し引かれる訳では無い。
巨人の拳で吹き飛ばされ、玉座をぶち抜き、壁に突き刺さったその全てのダメージが一気に押し寄せ、俺は口から吐血し意識が混濁した。
普通の人間なら、巨人の拳が当たった瞬間に身体は粉々となり肉片と化していただろうが、ホルスの魔界でフェイクスを喰らい、本当に人外への一歩を踏み出した俺は身体の構造も、そして在り方自体も変容しており、そのお陰か身体がバラバラになる事が無かった。
数秒程であろうが、余りの痛みと衝撃に何も考える事が出来ずに居たが、次第に意識がハッキリとらしてくるのを感じる。
その時には既に身体は粗修復し終えていたが、まだ壁にめり込んだままだったのでとりあえず全身に力をいれてそこから抜け出す。
ドサリと無様な着地をして前を見ると、既に巨人の姿は無かった。
「勇者の方じゃ!!」
アリシエーゼの声が前方から聞こえ、ハッとしてラルファの方を見る。
俺を吹き飛ばした後、巨人はラルファ達にそのまま向かっていた様でもう既にラルファパーティの前衛、戦士ちゃんのアギリーと接触間近だった。
ヤベェ!!
俺は咄嗟に影移動を発動を発動していた。
正直、正確に座標を意識して移動した訳では無かった。
本当に咄嗟に発動した影移動の終着点は巨人が右腕に持つ鉈の様な大剣を振り上げていたその丁度目の前、右拳の辺りだった。
一瞬で目に映る景色が変わり、目の前には逆さで映る巨人の右拳。
俺はその情報を頭で処理するよりも早く、目の前の拳に向けて頭を地に向けてかなり不格好な形で出現してしまったが構わず全力で殴り付けた。
「ッッ!!!」
丁度振り上げた右腕を足元のアギリーに向け振り下ろす直前だった巨人は突然右腕が意識する方向とは別の方へと急激に振られる感覚に瞠目した―――様に見えた。
完全に狙いとは別の方へと腕が吹き飛ばされ身体が泳ぐ巨人の頭上から音が落ちてくる。
「ァァァアアアアアアアアアアッッ!!!!」
其れはアリシエーゼが影移動で移動し、そのまま落下しながら巨人の頭部へ自身の右拳を落とす。そんな行為の際に発したアリシエーゼの雄叫びだった。
グシャリと言う音と同時に、巨人が顔面から地に平伏し倒れる轟音が響く。
そして俺とアリシエーゼは唖然とするアギリーの前に同時に降り立った。
アリシエーゼめッ
また美味しい所だけ持って行きやがって!!
叫ぶ俺に向かって左拳を叩き付ける巨人だが、俺はそれを影移動を使って回避し、巨人が殴り付けて一瞬動きが止まった瞬間を狙い逆にアリシエーゼが待ってましたと瞬時に肉薄して反撃をする。
ちょっとこれだけは言っておきたい。
別に誰にとは言わないが、誰かに言わずにはいられなかった。
もうとっくに五分は過ぎてるよ!!
五分持たせてくれればと言っていたラルファを思い出し、俺は心の中で叫ぶ。
話が全然違うじゃねぇか!?
先程からチラチラとラルファの様子を窺うが、戦士のアギリーを筆頭に三人の女に護られたラルファはボス部屋に入って来た時と変わらず神造遺物である意匠の凝ったロングソードを地に刺して祈りを捧げている。
戦闘時にそんなチャージに時間が掛かる技は使えないだろ!と叫びたかったが、事実そうなので今まで燻って来たのだろう。
今行おうとしているものが何なのか、どんな威力なのかも分からないが、この巨人を倒せせるだけの威力のあるものをホイホイ撃てたのならラルファ達はもっと各地で戦果を挙げ、そして各地に名を轟かせていたに違いない。
きっとここでやった様に各地で自分の為に身体張って護れとお願いしていたに違いないが、そんな事あのラルファに惚れていると思われる三人の女以外誰が好き好むんでやると言うのだろうか。
「オラァッ!!」
影移動で巨人の側頭部辺りに移動して素早く左、右と殴り付ける。
この巨人の動きにもだいぶ慣れて来たので、ヒットアンドアウェイでちょこまかと移動しながら嫌がらせの様に注意を惹き付けるのだが、慣れて来たのは巨人も同じ様だった。
影移動を使い過ぎたッ
俺やアリシエーゼが影移動での接近や離脱を繰り返す事で巨人自体もそれに慣れて来ているのだ。
今では、ある程度移動先を予測する様な素振りさえ見せている。
だが影移動無しだと厳しいッ
凡そ十メートルを超える巨体の持ち主とは思えない程の速度で攻撃を繰り出し移動するこの巨人に、もしもこのままの力を維持したまま自分と同じ位の、普通の人間サイズだったとしたらと考えると畏怖すらしてしまいそうになる。
しかも、何キロあるかも分からない全身甲冑を纏ってこれなのだ。
巨人のポテンシャルは計り知れない。
「彼奴ッ、なにやっとるんじゃ!」
アリシエーゼも攻撃後にすぐ様離脱を繰り返すと言う事を行いながら、一度俺の元へとやって来てそんな事をボヤく。
相当イラついているのが分かるが、それは俺も同じだった。
先程も考えていたが、巨人も此方の動きに対応してきているし、なにより先程から巨人の鎧が頻繁に発光する様になったのだ。
この発光現象が発生すると何故か巨人の動きが急激に良くなる。
新橋色に輝く筋が甲冑全体に行き渡り、その筋が光っているのだが薄暗い迷宮内と言う事もあり、その光が巨人を一際際立たせていた。
「ただ、逃げようとしてもいないし、単純に時間が掛かってるだけか・・・?」
「じゃとしても、何時まで待たせるんじゃッ」
そんな事を俺に言われても・・・と思いながらチラリと後ろを見ると、ラルファは未だに体勢を変えておらずハーレム要員三人が周囲を囲み護っている状態だった。
既に約束の時間の倍は巨人の相手をしていると思うが、終わりが見えないと如何ともし難い。
最悪の場合は撤退もやむ無しなのだが、その撤退の判断をするにしてもラルファの方の状況が知りたい。
「来るぞッ」
アリシエーゼの声に一旦思案するのを止め、巨人に目を向ける。
巨人は全身を淡く発光させながら、グッと下半身を沈めた。
俺とアリシエーゼは巨人が飛び込んで来る事を予測し、すぐ様その場から離れる。
別々の方向へ身を翻し展開するが巨人は動いて居らず、一瞬どうした?と目を凝らす。
身をかがめた巨人は先程と変わらぬ体勢のままだったが、俺の耳は不可思議な音を拾っていた。
なんだ・・・?
その音は巨人から発せられている様だったが、何かを引き絞りギリギリギチギチと鳴っている。
音の元を辿っていると巨人に行き着くが、その巨人に再度目を向けて俺は生唾を飲み込む。
飛び出しの体勢となり、下半身を落としていた巨人は更に腰を落とし身体を丸めているが、まるでクラウチングスタートの体勢だった。
ヤバいと思った時には遅かった。
巨人はバリスタから放たれる巨体矢の如く弾かれ、俺の視界から消えていた。
消えたと認識したと認識したその後に、弾かれる様に飛び出した時に発生する極大な力を一身に受けた地面が爆ぜ、爆散した時に発生する轟音を俺の聴覚が捉える。
「ぎゃッ!!」
そしてアリシエーゼの悲鳴が聞こえる。
その声で漸く、巨人は最初にアリシエーゼを狙ったのだと気付く。
「アリ―――」
顔をアリシエーゼの方に向けた時、見えたのは巨大な塊だった。
アリシエーゼを一瞬で吹き飛ばし、そのまま着地と同時に再度地面を蹴った巨人は反転して俺へと突っ込んで来ていた。
その巨人が此方に向かいながら振り払った拳の側面が見えたのだが、それに気付いた時には俺は一瞬で意識が刈り取られ程の衝撃が身体を襲い、意識すらその場に置き去りにして弾き飛ぶ。
「――ッッ!!!」
そして吹き飛ばされたと認識した時には既に俺の身体は最初に巨人が座っていた背もたれが異常に高い石造りの玉座の様な椅子をぶち抜き、その裏にあるボス部屋の壁にめり込んでいた。
「――グッ、ハァッ!?」
瞬時に身体の修復が始まるのを感じたが、ダメージ自体がその修復で差し引かれる訳では無い。
巨人の拳で吹き飛ばされ、玉座をぶち抜き、壁に突き刺さったその全てのダメージが一気に押し寄せ、俺は口から吐血し意識が混濁した。
普通の人間なら、巨人の拳が当たった瞬間に身体は粉々となり肉片と化していただろうが、ホルスの魔界でフェイクスを喰らい、本当に人外への一歩を踏み出した俺は身体の構造も、そして在り方自体も変容しており、そのお陰か身体がバラバラになる事が無かった。
数秒程であろうが、余りの痛みと衝撃に何も考える事が出来ずに居たが、次第に意識がハッキリとらしてくるのを感じる。
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ドサリと無様な着地をして前を見ると、既に巨人の姿は無かった。
「勇者の方じゃ!!」
アリシエーゼの声が前方から聞こえ、ハッとしてラルファの方を見る。
俺を吹き飛ばした後、巨人はラルファ達にそのまま向かっていた様でもう既にラルファパーティの前衛、戦士ちゃんのアギリーと接触間近だった。
ヤベェ!!
俺は咄嗟に影移動を発動を発動していた。
正直、正確に座標を意識して移動した訳では無かった。
本当に咄嗟に発動した影移動の終着点は巨人が右腕に持つ鉈の様な大剣を振り上げていたその丁度目の前、右拳の辺りだった。
一瞬で目に映る景色が変わり、目の前には逆さで映る巨人の右拳。
俺はその情報を頭で処理するよりも早く、目の前の拳に向けて頭を地に向けてかなり不格好な形で出現してしまったが構わず全力で殴り付けた。
「ッッ!!!」
丁度振り上げた右腕を足元のアギリーに向け振り下ろす直前だった巨人は突然右腕が意識する方向とは別の方へと急激に振られる感覚に瞠目した―――様に見えた。
完全に狙いとは別の方へと腕が吹き飛ばされ身体が泳ぐ巨人の頭上から音が落ちてくる。
「ァァァアアアアアアアアアアッッ!!!!」
其れはアリシエーゼが影移動で移動し、そのまま落下しながら巨人の頭部へ自身の右拳を落とす。そんな行為の際に発したアリシエーゼの雄叫びだった。
グシャリと言う音と同時に、巨人が顔面から地に平伏し倒れる轟音が響く。
そして俺とアリシエーゼは唖然とするアギリーの前に同時に降り立った。
アリシエーゼめッ
また美味しい所だけ持って行きやがって!!
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