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5日目 儀式(前編)
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石製ナイフが完成し、俺たちの生活はまた一つ豊かなものになった。ナイフが出来たことにより、肉を食べることが出来るようになったからだ。
セイラが発明した石製ナイフはまだまだ小さかったので武器として使うことはできなかったが、細かい作業をするにはちょうど良い大きさだった。
先日冷たい川で沐浴をしていた際に、いつか見たようなイノシシが襲ってきた。俺とショウヘイしかいなかったので2人がかりでそれを倒した。
これまでにも何度か同じようなことがあったのだが、今までは火葬して終わりだった。だが、今は違う。ナイフがあるのだ。
イノシシ肉のどこが上手いとかは分からないが、とりあえず食べれそうな部分を適当にカットして持って帰る。ショウヘイには少しグロテスクだったのか、持ち帰る際に顔を青くして嫌がっていた。
拠点で様々な作業をしていたみんなも、初めて嗅ぐ血なまぐさい匂いに反応して集まってきた。俺は聖火から適当な木の棒に火を移し、肉を焼いた。流石に聖火に直火は気が引けた。
初めての肉食なので一応念入りに15分ほど火を通し、食べやすいサイズにカットした。
みんながビクビクして食べようとしないので、冷めないうちに俺が1口食べた。じっくり焼きが上手い良い肉で、久しぶりの肉に頬が綻ぶのが自分でも分かる。
その様子を見ていたキョウカが恐る恐る手を伸ばし、焼きたての熱さに驚きながらも初めてのイノシシ肉を堪能。セイラ、ナナも続いた。
ただ1人イノシシの解体からここまでの一部始終を見ていたショウヘイだけは頑なに食べようとしなかったが、3人からの熱烈な勧めに折れて1口食べるとすぐに2切れ目を口に放り込んだ。
見事全員でイノシシ肉の虜となってしまった訳だが、俺は肉を食べることで身体の中の何かが反応するのを捉えていた。
はじめはそれが何なのか分からなかったが、しばらく考えていると結論にたどり着いた。肉が刺激していたのは俺の「性欲」だ。
新世界入りして以来ずっと俺は精子を放出していない。オナニーをする暇があまり無かったのと、あの強烈な香りでアシが着くのも避けたかったからだ。
しかし周りを見れば従順でほぼ裸体の女子が3人もいる状況、俺の理性はギリギリまで消耗されていて、肉によって本能が刺激され理性の壁を超えそうになっているというわけだ。
俺もそろそろセックスをしてもいい頃合いだとは思っていた。するとなると新世界史上初めての行為となる。と、なれば何か儀式的なものを催して盛大なことをして俺自身を「神格化」させても面白いかもしれない。
俺は日々の生活を送りながら「儀式」の計画を着々と建てて行った。性欲が絡んだ時の男の集中力というのは本能的に活性化されるのか、考え始めてから1日が経つ頃にはほとんどの内容が決まっていた。
それから儀式にイノシシを使うことにした。儀式が始まる前に特定の動物の肉を食べる…なんともそれっぽいじゃないか!
計画が定まった日の夜、俺はみんなに明日儀式を行うことを伝えた。いきなり言われたので少し困惑していたみんなだったが、俺の「眼力支配」のスキルの効果もあってすんなり理解してくれた。(まだ羞恥心などが芽生えていないため、恥ずかしがることなども無かった)
翌朝、いつもより早い時間に起床した俺たちはそれぞれ儀式の準備に取り掛かった。
セイラとナナは森へ果物を採取しに、ショウヘイとキョウカはイノシシを狩りに出かけた。そして本日の主役である俺はと言うと、洞窟の中で一人瞑想をしていた。(こうすることで神聖度が上がるといいな。と思っている)
2時間ほどが経っただろうか、4人がそれぞれの仕事をやり遂げて拠点に帰ってきた。俺はそれらを外に敷いてある長猫じゃらしで作られた御座の上に置くように指示を出した。それも全て終わると俺はようやく目を開いた。
今日は俺のチート能力「世界統治」の力を最大限使って壮大な儀式にする。脳内シュミレーションも完璧にできている。
俺は洞窟から出ると同時に晴天にしていた気象設定を雷雲に変更する。神妙な顔つきで1歩俺が踏み出す度にゴロゴロという雷の音が響く。
ゆったりとした足取りで俺は予定通りの場所に置かれた座布団の上に神妙な面持ちで安座した。すぐ前には3つの御座が敷いてあり、左からミカン、イノシシ肉、リンゴの順に置かれている。その後ろにはセイラ、キョウカ、ナナの3人が裸体の状態で正座している。そして3人の後方にショウヘイも裸体のままに正座をしている。
俺は指示した通りの配置になっていることを視線を動かさないままに確認した。確認が済むといよいよ口を開く。
「これより『聖行始めの儀』を始める。」
俺の言葉と同時に大きな雷が落ちる。驚いた4人が身体を仰け反らせるが俺はそれを静かに睨んだ。4人にビクついた緊張が走り、空気は1層厳かなものに変わった。
1呼吸おいてから俺はリンゴを食べ始めた。次にミカンを、そして最後にイノシシ肉を平らげる。
なぜこんなことをするのか、それは「神聖な力」を高めるためとでも言っておこうか。これによって3つの食料が後世神聖な食べ物にでもなっていたら面白い。
集められた食料を平らげた俺はチートを使って黄金に輝くオーラを目に見えるようにした。
「ウォーーーー!!!」という激しい雄叫びと共に可視化されたオーラは4人に人生で1番の驚きを与え、若干の恐怖感情も湧かせてしまったかもしれない。
「ひ、ヒカル?どうし…」
心配にそうに声をかけてきたキョウカを眼力で黙らせる。視線が一直線上にぶつかる。いつもは威勢のいい彼女だが、今のような特殊な状況に置いては1番弱い。
俺はゆったりとした足取りでキョウカとの距離を詰めていく。オーラによるインパクトが余程の物だったのか、手を後ろ側に着くようにしながら後退りをする。しかし眼力支配の効果もあってそれ以上身動きが取れなくなってしまった。
そんな俺とキョウカの様子を他の3人は固唾を飲んで見守っていた。4人に伝えていたには儀式のここまでの部分だけで、以降は俺の指示通りにするように言っていた。
「立て。キョウカ」
俺が少し重々しいトーンで指示を出す。キョウカはビクつきながらゆっくりと立ち上がる。少し日焼けした肌の色が、曇天の元により深い色に染まっているように見える。
「な、何をするn…」
口数が減らないキョウカを唇を無理やり奪う形で黙らせた。「ん!」と驚くキョウカ。そのほかの3人も同じように驚いている。
唇と唇を重ねてすぐに舌を押し込んだ。ムードもへったくれも無いかもしれないが、新世界生まれの3人には前提となるものが存在しないので、俺側から多少強引にコトを進める他ない。
「ん…ん…」
本能的にそういうスイッチが押されたのだろうか。キョウカは俺とのディープキスに対して自分も舌を動かし始める。いろいろと慣れてきたのか吐息もほろっと漏らすようになった。
「どうだ?」
一旦キスを止めてキョウカに聞いた。原始状態だったキョウカの表情はキスという行為を経て少しだけ変化を起こしている様だ。
「なんというか……なんというか…」
初めての経験で返事を詰まらせるキョウカ。情けなくも同じく初体験の俺の感想としては、なんでこんないいものを元いた世界で出来なかったのか後悔している。まあこれから新世界で散々楽しむからいいか。
俺は再びキョウカの唇を塞ぐ。今度は右手でキョウカの薄峰を撫でる。人間共通の感部を触られたキョウカはその身をブルブルと細かく振動させて喜んだ。
指を立てながら乳首を揺すると「ハァン💕」と吐息混じりの喘ぎを漏らすようになった。初めて聞く生の喘ぎ声に俺の理性と息子は準備を整え終わる。
徐々に膨張と硬化を始める俺のチンコは熱を帯びていて、早く穴に入りたいと叫んでいるようだ。それを何とか抑えながら俺はキョウカへの愛撫を続ける。
周りのみんなはどういう反応をしているのかをチラチラと確認してみる。セイラは顔を梅干家の様に真っ赤にさせ、握りこぶしをギュッと硬く結び膝の上に置いて固まったままこちらを凝視している。
ナナはこちらを溶けた目で見ていて、その右手は本能的に彼女の陰部へと伸びていた。
このようにそれぞれ影響を受けている女性陣だったが、唯一の男子であるショウヘイはさらに大きな被害を受けていた。大きく設定された彼の肉棒は既に最大限の急成長を済ませており、触れてもいないのに透明な我慢汁がその棒にまとわりついている。しかし、何よりもその事にショウヘイが気づいていないほど俺とキョウカに釘付けになっていたのだ。
「ショウヘイ」
俺が呼ぶとショウヘイの自我が戻ってきた。俺に返事をすると共に自らの身体で起こった洪水に気付き、慌てて触ろうとした。
「動くな。お前は俺と女たちを見ていろ。」
かなり強めの眼力支配をショウヘイにかける。ショウヘイは返事をすると再び先程までと同じように自我を失くした。
俺はキョウカに戻り、微かに覚えているAVの内容を元に今度は首まわりを舐めてみた。舌が首の裏側へと進んでいくほど、立っているキョウカの身体はぐらついた。
首の当たりを堪能した俺は軽いキスとともにキョウカの体前にかがんだ。ちょうど目の前にはキョウカの秘部がいやらしくも愛液を滴らせている。
「こ、今度は何をするんだ?」
怯えと期待が入り交じった声を震わせながら言うキョウカの声を聞き終えるかどうかの瞬間、俺は顔を股にうずめた。顔にキョウカの愛液をベッタリつけながら舌を細かく左右に動かしてさらに湧かせる様にいじめる。
初めて異物がマンコに触れたキョウカは俺の攻撃に対してあっという間に敗北し、崩れるようにして仰向けになった。
キョウカのソコはもちろん既に支度は終わっており、俺の方もショウヘイをバカにできないくらい、十分すぎるくらいに勃起を完了させている。
俺は仰向けのままのキョウカに上から覆い被さるかたちで密着した。暑く火照っているキョウカの体温が伝わってくるとまた一段と太く硬い息子が出来上がった。
密着した状態でキスなどの軽めの愛撫をしてから挿入することにした。
ギンギンに膨らんだチンコを今も尚愛液を出し続けるマンコに押し当てる。たったこれだけなのにキョウカは腰を浮かせている。
「ここからが本番だぞ」
キョウカの腰を持ち、俺の腰を近づける。女のいちばん弱いところの入口を俺のチンコが押し割って進んでいく。小陰唇がチンコにピタッとくっついて来るのを俺のパワーで拒み、いよいよ門を潜った。
キョウカが「アァ💕︎💕」と嬉しい反応を見せる中、いつか見た情報を頼りにまずは俺の肉棒が入り切るまでゆっくりと腰を進める。
処女膜をペリペリ言わせながら破った俺の丸太は、亀が歩くよりもゆったりとしたスピードで最深部を目指して行った。
しかし俺の考えとは反対に俺の愛息の探検は短い期間で終わった。俺が腰を押してもそれ以上深度深く挿入することはできず、キョウカが強く善がるだけだった。
「もう、もう入らないよ……」
まさかだった。いくらスキルで超大なものに化けているとは言え、半分と少ししか入らないとは……流石にこのままピストンを初めては俺も痛いのでちょうどいいサイズにチンコを変体させる。
サイズ変更が済み、ゆっくりと前後運動を始める。初めて味わう腟内の快感に今すぐにでもイッてしまいそうに感じる。
小さめのヒダが数多くあるキョウカのマンコ。俺が浅くなったり深くなったりする度にヒダが引っかかって気持ちがいい。
「アウゥゥ…💕アウゥゥ…💕」と息を漏らすように喘ぐキョウカ。俺はそんなキョウカにするピストンの速度を段々とあげていくことにした。
パンパンパン、パンパンパンと一定のリズムを刻みながら俺とキョウカの腰と腰がぶつかり合う。キョウカの愛液があまりにも大量に湧いたのでぐちゅぐちゅと卑猥な音が立っている。
俺とキョウカのセックスが激しくなっていくのに比例して、2種類の音の鳴る感覚が次第に早く、また大きくなっていく。
「ひ、ヒカル!わ、私なんか変!」
「変って?」
余程快感に対する違和感があったのだろうか、今までは声になっていない声を出していたキョウカが大きな声を出した。
「な、なんかこの辺りがジンジンするの!💕」
「それが気持ちいいって事だぞ!」
初めて『快感』を知ったキョウカは驚くほど大胆にその喜びを表現する様になった。
「気持ちいい!💕気持ちいよぉ!💕」
キョウカ史上一番の大声で快感の悦びを叫ぶ様子に、俺はもう我慢ができなかった。
「キョウカ!イクぞ!」
「うん!ヒカル、来て!💕」
おそらくキョウカとしては「行く」という動詞に「来て」と返したつもりなのだろうが、この会話のスラングを知っている俺としては余りにも自然すぎて興奮が増した。
素早いピストンをさらに高速化するといよいよ我慢が持たない。
「イクぞ!」
「わ、私もイクぅぅぅ!!💕」
俺の大量の精子が猛スピードでキョウカの卵子目掛けて放出される。スキルで一射精あたり10リットルまで引き上げられた精液がキョウカの膣内を埋めていく。
ドクドクと俺のチンコが波打つ度に大量の子種が湧き出るのであっという間にキョウカの膣内は俺の精液でパンパンになってしまった。俺は精液を溢れるギリギリまで注ぎ込み、それでも尚止まらないので失神中のキョウカの身体に目掛けてぶっかけた。
目の前には俺の精子を纏いながら気を失っているキョウカ……流石に調節して儀式を進めることにした。
セイラが発明した石製ナイフはまだまだ小さかったので武器として使うことはできなかったが、細かい作業をするにはちょうど良い大きさだった。
先日冷たい川で沐浴をしていた際に、いつか見たようなイノシシが襲ってきた。俺とショウヘイしかいなかったので2人がかりでそれを倒した。
これまでにも何度か同じようなことがあったのだが、今までは火葬して終わりだった。だが、今は違う。ナイフがあるのだ。
イノシシ肉のどこが上手いとかは分からないが、とりあえず食べれそうな部分を適当にカットして持って帰る。ショウヘイには少しグロテスクだったのか、持ち帰る際に顔を青くして嫌がっていた。
拠点で様々な作業をしていたみんなも、初めて嗅ぐ血なまぐさい匂いに反応して集まってきた。俺は聖火から適当な木の棒に火を移し、肉を焼いた。流石に聖火に直火は気が引けた。
初めての肉食なので一応念入りに15分ほど火を通し、食べやすいサイズにカットした。
みんながビクビクして食べようとしないので、冷めないうちに俺が1口食べた。じっくり焼きが上手い良い肉で、久しぶりの肉に頬が綻ぶのが自分でも分かる。
その様子を見ていたキョウカが恐る恐る手を伸ばし、焼きたての熱さに驚きながらも初めてのイノシシ肉を堪能。セイラ、ナナも続いた。
ただ1人イノシシの解体からここまでの一部始終を見ていたショウヘイだけは頑なに食べようとしなかったが、3人からの熱烈な勧めに折れて1口食べるとすぐに2切れ目を口に放り込んだ。
見事全員でイノシシ肉の虜となってしまった訳だが、俺は肉を食べることで身体の中の何かが反応するのを捉えていた。
はじめはそれが何なのか分からなかったが、しばらく考えていると結論にたどり着いた。肉が刺激していたのは俺の「性欲」だ。
新世界入りして以来ずっと俺は精子を放出していない。オナニーをする暇があまり無かったのと、あの強烈な香りでアシが着くのも避けたかったからだ。
しかし周りを見れば従順でほぼ裸体の女子が3人もいる状況、俺の理性はギリギリまで消耗されていて、肉によって本能が刺激され理性の壁を超えそうになっているというわけだ。
俺もそろそろセックスをしてもいい頃合いだとは思っていた。するとなると新世界史上初めての行為となる。と、なれば何か儀式的なものを催して盛大なことをして俺自身を「神格化」させても面白いかもしれない。
俺は日々の生活を送りながら「儀式」の計画を着々と建てて行った。性欲が絡んだ時の男の集中力というのは本能的に活性化されるのか、考え始めてから1日が経つ頃にはほとんどの内容が決まっていた。
それから儀式にイノシシを使うことにした。儀式が始まる前に特定の動物の肉を食べる…なんともそれっぽいじゃないか!
計画が定まった日の夜、俺はみんなに明日儀式を行うことを伝えた。いきなり言われたので少し困惑していたみんなだったが、俺の「眼力支配」のスキルの効果もあってすんなり理解してくれた。(まだ羞恥心などが芽生えていないため、恥ずかしがることなども無かった)
翌朝、いつもより早い時間に起床した俺たちはそれぞれ儀式の準備に取り掛かった。
セイラとナナは森へ果物を採取しに、ショウヘイとキョウカはイノシシを狩りに出かけた。そして本日の主役である俺はと言うと、洞窟の中で一人瞑想をしていた。(こうすることで神聖度が上がるといいな。と思っている)
2時間ほどが経っただろうか、4人がそれぞれの仕事をやり遂げて拠点に帰ってきた。俺はそれらを外に敷いてある長猫じゃらしで作られた御座の上に置くように指示を出した。それも全て終わると俺はようやく目を開いた。
今日は俺のチート能力「世界統治」の力を最大限使って壮大な儀式にする。脳内シュミレーションも完璧にできている。
俺は洞窟から出ると同時に晴天にしていた気象設定を雷雲に変更する。神妙な顔つきで1歩俺が踏み出す度にゴロゴロという雷の音が響く。
ゆったりとした足取りで俺は予定通りの場所に置かれた座布団の上に神妙な面持ちで安座した。すぐ前には3つの御座が敷いてあり、左からミカン、イノシシ肉、リンゴの順に置かれている。その後ろにはセイラ、キョウカ、ナナの3人が裸体の状態で正座している。そして3人の後方にショウヘイも裸体のままに正座をしている。
俺は指示した通りの配置になっていることを視線を動かさないままに確認した。確認が済むといよいよ口を開く。
「これより『聖行始めの儀』を始める。」
俺の言葉と同時に大きな雷が落ちる。驚いた4人が身体を仰け反らせるが俺はそれを静かに睨んだ。4人にビクついた緊張が走り、空気は1層厳かなものに変わった。
1呼吸おいてから俺はリンゴを食べ始めた。次にミカンを、そして最後にイノシシ肉を平らげる。
なぜこんなことをするのか、それは「神聖な力」を高めるためとでも言っておこうか。これによって3つの食料が後世神聖な食べ物にでもなっていたら面白い。
集められた食料を平らげた俺はチートを使って黄金に輝くオーラを目に見えるようにした。
「ウォーーーー!!!」という激しい雄叫びと共に可視化されたオーラは4人に人生で1番の驚きを与え、若干の恐怖感情も湧かせてしまったかもしれない。
「ひ、ヒカル?どうし…」
心配にそうに声をかけてきたキョウカを眼力で黙らせる。視線が一直線上にぶつかる。いつもは威勢のいい彼女だが、今のような特殊な状況に置いては1番弱い。
俺はゆったりとした足取りでキョウカとの距離を詰めていく。オーラによるインパクトが余程の物だったのか、手を後ろ側に着くようにしながら後退りをする。しかし眼力支配の効果もあってそれ以上身動きが取れなくなってしまった。
そんな俺とキョウカの様子を他の3人は固唾を飲んで見守っていた。4人に伝えていたには儀式のここまでの部分だけで、以降は俺の指示通りにするように言っていた。
「立て。キョウカ」
俺が少し重々しいトーンで指示を出す。キョウカはビクつきながらゆっくりと立ち上がる。少し日焼けした肌の色が、曇天の元により深い色に染まっているように見える。
「な、何をするn…」
口数が減らないキョウカを唇を無理やり奪う形で黙らせた。「ん!」と驚くキョウカ。そのほかの3人も同じように驚いている。
唇と唇を重ねてすぐに舌を押し込んだ。ムードもへったくれも無いかもしれないが、新世界生まれの3人には前提となるものが存在しないので、俺側から多少強引にコトを進める他ない。
「ん…ん…」
本能的にそういうスイッチが押されたのだろうか。キョウカは俺とのディープキスに対して自分も舌を動かし始める。いろいろと慣れてきたのか吐息もほろっと漏らすようになった。
「どうだ?」
一旦キスを止めてキョウカに聞いた。原始状態だったキョウカの表情はキスという行為を経て少しだけ変化を起こしている様だ。
「なんというか……なんというか…」
初めての経験で返事を詰まらせるキョウカ。情けなくも同じく初体験の俺の感想としては、なんでこんないいものを元いた世界で出来なかったのか後悔している。まあこれから新世界で散々楽しむからいいか。
俺は再びキョウカの唇を塞ぐ。今度は右手でキョウカの薄峰を撫でる。人間共通の感部を触られたキョウカはその身をブルブルと細かく振動させて喜んだ。
指を立てながら乳首を揺すると「ハァン💕」と吐息混じりの喘ぎを漏らすようになった。初めて聞く生の喘ぎ声に俺の理性と息子は準備を整え終わる。
徐々に膨張と硬化を始める俺のチンコは熱を帯びていて、早く穴に入りたいと叫んでいるようだ。それを何とか抑えながら俺はキョウカへの愛撫を続ける。
周りのみんなはどういう反応をしているのかをチラチラと確認してみる。セイラは顔を梅干家の様に真っ赤にさせ、握りこぶしをギュッと硬く結び膝の上に置いて固まったままこちらを凝視している。
ナナはこちらを溶けた目で見ていて、その右手は本能的に彼女の陰部へと伸びていた。
このようにそれぞれ影響を受けている女性陣だったが、唯一の男子であるショウヘイはさらに大きな被害を受けていた。大きく設定された彼の肉棒は既に最大限の急成長を済ませており、触れてもいないのに透明な我慢汁がその棒にまとわりついている。しかし、何よりもその事にショウヘイが気づいていないほど俺とキョウカに釘付けになっていたのだ。
「ショウヘイ」
俺が呼ぶとショウヘイの自我が戻ってきた。俺に返事をすると共に自らの身体で起こった洪水に気付き、慌てて触ろうとした。
「動くな。お前は俺と女たちを見ていろ。」
かなり強めの眼力支配をショウヘイにかける。ショウヘイは返事をすると再び先程までと同じように自我を失くした。
俺はキョウカに戻り、微かに覚えているAVの内容を元に今度は首まわりを舐めてみた。舌が首の裏側へと進んでいくほど、立っているキョウカの身体はぐらついた。
首の当たりを堪能した俺は軽いキスとともにキョウカの体前にかがんだ。ちょうど目の前にはキョウカの秘部がいやらしくも愛液を滴らせている。
「こ、今度は何をするんだ?」
怯えと期待が入り交じった声を震わせながら言うキョウカの声を聞き終えるかどうかの瞬間、俺は顔を股にうずめた。顔にキョウカの愛液をベッタリつけながら舌を細かく左右に動かしてさらに湧かせる様にいじめる。
初めて異物がマンコに触れたキョウカは俺の攻撃に対してあっという間に敗北し、崩れるようにして仰向けになった。
キョウカのソコはもちろん既に支度は終わっており、俺の方もショウヘイをバカにできないくらい、十分すぎるくらいに勃起を完了させている。
俺は仰向けのままのキョウカに上から覆い被さるかたちで密着した。暑く火照っているキョウカの体温が伝わってくるとまた一段と太く硬い息子が出来上がった。
密着した状態でキスなどの軽めの愛撫をしてから挿入することにした。
ギンギンに膨らんだチンコを今も尚愛液を出し続けるマンコに押し当てる。たったこれだけなのにキョウカは腰を浮かせている。
「ここからが本番だぞ」
キョウカの腰を持ち、俺の腰を近づける。女のいちばん弱いところの入口を俺のチンコが押し割って進んでいく。小陰唇がチンコにピタッとくっついて来るのを俺のパワーで拒み、いよいよ門を潜った。
キョウカが「アァ💕︎💕」と嬉しい反応を見せる中、いつか見た情報を頼りにまずは俺の肉棒が入り切るまでゆっくりと腰を進める。
処女膜をペリペリ言わせながら破った俺の丸太は、亀が歩くよりもゆったりとしたスピードで最深部を目指して行った。
しかし俺の考えとは反対に俺の愛息の探検は短い期間で終わった。俺が腰を押してもそれ以上深度深く挿入することはできず、キョウカが強く善がるだけだった。
「もう、もう入らないよ……」
まさかだった。いくらスキルで超大なものに化けているとは言え、半分と少ししか入らないとは……流石にこのままピストンを初めては俺も痛いのでちょうどいいサイズにチンコを変体させる。
サイズ変更が済み、ゆっくりと前後運動を始める。初めて味わう腟内の快感に今すぐにでもイッてしまいそうに感じる。
小さめのヒダが数多くあるキョウカのマンコ。俺が浅くなったり深くなったりする度にヒダが引っかかって気持ちがいい。
「アウゥゥ…💕アウゥゥ…💕」と息を漏らすように喘ぐキョウカ。俺はそんなキョウカにするピストンの速度を段々とあげていくことにした。
パンパンパン、パンパンパンと一定のリズムを刻みながら俺とキョウカの腰と腰がぶつかり合う。キョウカの愛液があまりにも大量に湧いたのでぐちゅぐちゅと卑猥な音が立っている。
俺とキョウカのセックスが激しくなっていくのに比例して、2種類の音の鳴る感覚が次第に早く、また大きくなっていく。
「ひ、ヒカル!わ、私なんか変!」
「変って?」
余程快感に対する違和感があったのだろうか、今までは声になっていない声を出していたキョウカが大きな声を出した。
「な、なんかこの辺りがジンジンするの!💕」
「それが気持ちいいって事だぞ!」
初めて『快感』を知ったキョウカは驚くほど大胆にその喜びを表現する様になった。
「気持ちいい!💕気持ちいよぉ!💕」
キョウカ史上一番の大声で快感の悦びを叫ぶ様子に、俺はもう我慢ができなかった。
「キョウカ!イクぞ!」
「うん!ヒカル、来て!💕」
おそらくキョウカとしては「行く」という動詞に「来て」と返したつもりなのだろうが、この会話のスラングを知っている俺としては余りにも自然すぎて興奮が増した。
素早いピストンをさらに高速化するといよいよ我慢が持たない。
「イクぞ!」
「わ、私もイクぅぅぅ!!💕」
俺の大量の精子が猛スピードでキョウカの卵子目掛けて放出される。スキルで一射精あたり10リットルまで引き上げられた精液がキョウカの膣内を埋めていく。
ドクドクと俺のチンコが波打つ度に大量の子種が湧き出るのであっという間にキョウカの膣内は俺の精液でパンパンになってしまった。俺は精液を溢れるギリギリまで注ぎ込み、それでも尚止まらないので失神中のキョウカの身体に目掛けてぶっかけた。
目の前には俺の精子を纏いながら気を失っているキョウカ……流石に調節して儀式を進めることにした。
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