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催眠を解いてから、やめろと叫ぶグリードを何度も突っ込んでイかせると諦めたのか、やめろと言わなくなった。
拘束を外しても暴れないぐらいに、おとなしくなったグリードは、ベッドに腰掛けている。
俺は用意していたものをグリードの首に巻きつける。
「おい…なんだよ、これ…。」
「…ん?」
「だから、この首に巻いたやつは何だって言ってんだよ…。」
「首輪。」
グリードに巻いた首輪は黒色で、浅黒いグリードの肌によく似合っている。
「ふっ、似合ってるぞ。」
微笑みながら、グリードの頭をポンポンと触る。
「う、嬉しくなんか…ねぇし…。つか、なんで首輪…。」
え、そりゃあ…。
「グリードは俺のだし。」
「…っ…なんで、そんなに俺に拘る…。他にもいるだろ…もっと可愛いやつ。それにマオ…だったらその、女の子にもモテるだろ…。」
そりゃ恋愛対象が男だからな。
何度も言うが、俺は女の子にモテても嬉しいわけじゃない。
それこそ胸を一部露出させた女の子よりも、全部丸見えで腰の際どいところまで見えてるグリードに興奮するのは当然だろう。
「グリードの体に興奮したから…それじゃ駄目か?」
「か、体目当てかよっ…!」
「ああ、でも…グリードの声も好きだぞ。」
「うっ、そういうことじゃ…なっ…」
口を塞ぎ、舌を入れて歯列をなぞる。
「んっ…ふ…んんっ…ぁ……」
深くキスを続けていくと、グリードの目が次第に目がとろけていく。
唇を離すとどちらのかもわからない唾液の糸が引く。
「そういうことじゃないって、じゃあどういうことだ?」
「な、にが…?」
「いや、覚えてないならいい。」
俺はグリードを押し倒し、また深い口づけをするのだった。
拘束を外しても暴れないぐらいに、おとなしくなったグリードは、ベッドに腰掛けている。
俺は用意していたものをグリードの首に巻きつける。
「おい…なんだよ、これ…。」
「…ん?」
「だから、この首に巻いたやつは何だって言ってんだよ…。」
「首輪。」
グリードに巻いた首輪は黒色で、浅黒いグリードの肌によく似合っている。
「ふっ、似合ってるぞ。」
微笑みながら、グリードの頭をポンポンと触る。
「う、嬉しくなんか…ねぇし…。つか、なんで首輪…。」
え、そりゃあ…。
「グリードは俺のだし。」
「…っ…なんで、そんなに俺に拘る…。他にもいるだろ…もっと可愛いやつ。それにマオ…だったらその、女の子にもモテるだろ…。」
そりゃ恋愛対象が男だからな。
何度も言うが、俺は女の子にモテても嬉しいわけじゃない。
それこそ胸を一部露出させた女の子よりも、全部丸見えで腰の際どいところまで見えてるグリードに興奮するのは当然だろう。
「グリードの体に興奮したから…それじゃ駄目か?」
「か、体目当てかよっ…!」
「ああ、でも…グリードの声も好きだぞ。」
「うっ、そういうことじゃ…なっ…」
口を塞ぎ、舌を入れて歯列をなぞる。
「んっ…ふ…んんっ…ぁ……」
深くキスを続けていくと、グリードの目が次第に目がとろけていく。
唇を離すとどちらのかもわからない唾液の糸が引く。
「そういうことじゃないって、じゃあどういうことだ?」
「な、にが…?」
「いや、覚えてないならいい。」
俺はグリードを押し倒し、また深い口づけをするのだった。
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