俺は幼馴染を幸せにしたい

もずく

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俺は幼馴染に恋してる

一つ屋根の下

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進路を決めなきゃいけないそんな頃、龍都は高校生になったら独り暮らしを始めると言い出した。

もちろん龍都のお母様は反対し、料理なんかもできないのに一人で住めるわけないと猛反対だ。

そこで俺は提案をすることにした。
俺が一緒に住んでも駄目ですか…?と。

俺はこれでも家事全般できるし、しっかりしていると龍都のお母様には評価されている。
咲良くんがいれば安心ね、としょっちゅう言われるぐらいだ。
俺が一緒に住むといえば了承してくれるのではないか?

結果は成功だった。

高校ももちろん同じところを選んでいた為すんなりとOKが貰えた。




「咲良!ほんと、マジでありがとうな!」

新居に届いたダンボールを二人で開けて整理していると、突然龍都に感謝される。

龍都、俺はその言葉を貰えるだけで嬉しいよ。

「こちらこそ、なんかごめんね…勝手に俺も住むって決めちゃって…独り暮らしじゃなくなっちゃったね…。」

俺がしょんぼり眉を下げながら顔を覗き込む。

「いや、いいって!咲良とだったら俺も安心だし!」

嬉しい、純粋に嬉しい。
二人で住むってことがもう嬉しいし、それを嫌がることなく受け入れてくれるのも嬉しい。
これから3年間ずっと一緒に暮らすと思うと、胸がドキドキしてくる。

「なぁ、咲良!久しぶりに一緒に風呂でも入らねぇ?背中流してやるよ!」

え、これって誘われてる?
…いや、違うよね、分かってるさ。

「うん、いいよ!俺も龍都のこと洗ってあげる!」



なぜか俺は龍都に石鹸をつけた手で直接触られている。

背中から抱きしめるような体勢で身体を洗われて鏡の向こうの俺も心なしか興奮しているように見える。

そのせいもあってか、龍都の手が触れるたびにピクッと反応してしまう。

「あっ…」

俺が声を漏らすと、ピタッと龍都の手が止まった。

気持ち悪かったかな…。

堪らえようとは思ってはいたが、龍都に触られている状況に興奮してしまい、声が漏れてしまった。

龍都を鏡越しで見ても俯いていて表情がよくわからない。

「え、ひぁっ、ん、りゅうと、そこは…!」

龍都は急に動き出したかと思うと俺の乳首を激しく擦り、尻も割れ目の間まで指を入れ洗ってくる。

こんなに激しいと、わざとやってるのではないかとさえ思えてくる。

俺のが勃ってきてしまっていて慌てて内股にして両手で覆い隠す。

「あ、りゅうとっ、あっ、んっ…」

擦っていただけだったのが乳首の先端をきゅっ…と摘まれた。

「ひあ、あああああっ!」

ビクビクと痙攣したように体が勝手に動き、すぐ力が抜けて龍都の体にもたれかかる。

手の中にあるベトベトしたもので俺が乳首を弄られただけでイッてしまったことがわかる。

鏡越しで龍都を見ると酷く驚いた顔をしていた。

「りゅうと…?」

俺がまだぼんやりとした頭のまま龍都を見上げると、ハッとこちらを見て、慌てて立ち上がった。

「お、俺ちょっとのぼせたみたいだから先に上がるわ!!」

「え、」

龍都は目をバシャバシャと泳がせながら慌てて風呂から出ていってしまう。

え、これどうすんの…?

俺は手のひらにある精液を少し悲しい気持ちになりながらシャワーで洗い流した。

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