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第六章 愛民の王太子 メイヴィス VS 仮面伯爵
10・偽装商会への立入調査
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騎士団のベンとダンは、暗闇から偽装商会の建物を監視していた、二人の周りには警ら隊も数人待機している。
少し前に商会の建物へ数人の男が入って行ったので様子を伺っていると、黒い袋を持った男二人が出てきた、黒い袋を馬車に積み込もうとしている。
ベンとダンは顔を見合わせて、音を立てずに素早く近づいて二人の男を手刀で倒す、意識を失った男達を警ら隊に任せて、袋の中を覗くと奴隷らしき女性がいた。
丁度体が入る大きさの箱の中で、口枷と足枷を嵌められて三角座りをしている、ざっと見た上では怪我も無く意識もハッキリしているようだ。
「僕達はこの国の騎士団だ心配いらない、口枷を外すけど騒がないと約束出来るかな?」
藍色髪の騎士ダンが、女性に優しく話し掛けると、彼女はコクコクと頷いた、ダンがそっと口枷を外す。
「君を保護する前に少しだけ、中に居る人間の事を教えてもらえるかな?」
ベンとダンの二人は奴隷商人に関する情報を聞き出すと、彼女の身柄を警ら隊に任せて突入する、ベンが火魔法で小さな爆発を起こして、中の人間の注意を引き付けた。
「爆火」 ボヴンッ!!
爆発で混乱した建物内へ二人は同時に乗り込むと、手近な男二人を素早く打撃で倒した。
「誰だ!、お前達!」
「今の爆発はお前達の仕業か!」
商会に常駐している男女が、ベンとダンに身構える、男は剣を抜いて構えて女は鞭を手にした。
オレンジ色の髪をした大柄な騎士ベンが口を開いた。
「王国騎士団の者だ、不法に奴隷売買をした罪で、お前らを捕縛する」
「大人しく従った方が身の為ですよ」
藍色の髪でやや細身の騎士ダンが男女に忠告する。
「!!」
違法行為がバレた闇ギルドの男女は、目が座り戦闘体制に入った、剣を振りかざした男が藍色髪の騎士ダンに襲いかかる。
一方、女は鞭をしならせてオレンジ髪の騎士ベンに襲いかかった。
ダンは スラッ と剣を抜くと、上段から振り下ろされた男の剣を難なく受け止めた。
そして自身の剣を強く振り上げて、男の手から剣を弾き飛ばすと、体制の崩れた男に蹴りを入れる。
蹴り飛ばされた男は呻きながら尻をついた。
「ぐはっ!、かっ」
倒れた男に剣を持った藍色髪の騎士ダンが近づく、圧倒的な実力差に恐怖を感じた男は、尻を床につけたままズリズリと後ろへ逃げるが、今度は男の股間に蹴りが入った。
「XXXXX!!!」
あまりの激痛に男は股間を押さえて涙を流した、ダンは反撃に備えて男を見下ろすが、男は反撃どころか痛みに震えて動けなくなった。
ダンは、男の体を軽く蹴って上向きにすると、顔の横に ドスッ と剣を突き刺す、そして、股間を押さえる男の手の上に片足を乗せてジワジワと体重をかけていく。
「色々と話して貰おうか、でなければココを潰す」
ダンが冷やかに言うと、大事な逸物をじわじわと踏まれた男は恐怖で顔が青ざめる。
「止めてくれ!、何でも話すから!!」
男はあっさり降参した。
◆◇◆◇◆◇
バシッ!!、ビシッ!!、バシィッ!!
女の鞭がオレンジ髪の騎士ベンを狙って放たれる、ベンは暫くそれを避けていたが、一転して鞭の先を掴んで引っ張り、女がタタラを踏むと一気に鞭を手繰り寄せた。
ベンは鞭に付いてきた女の身体を拘束すると、鞭とグリップの結合部分を火魔法で攻撃して焼き離した。
「バッカ」 ボウンッ!!
「バカとは何だ!、あっ熱い!」
「馬鹿なんて言って無いだろ?」
ベンはうるさく騒ぐ女の両腕を、使い物にならなくなった鞭を使って後ろ手に縛った。
女は激しく動いて拘束を解こうとする、体にピッタリとした服を着ている為、女が身を捩るたびに胸が揺れて、むっちりとした太腿が強調される。
「女、お前中々良い体をしているな」
オレンジ髪の騎士ベンが、背後から女の身体を撫で始めた、太腿から尻や胸の丸みにまで手が這う、股間を擦り付けて熱に浮かされた言葉を言った。
「カッカするぜ」
情欲の対象にされたと知った女は、怒りで赤面すると共に恐怖を感じた。
「ふざけるな!、アタシに触るな!」
荒くれ者の騎士達が時には犯罪者を相手に性欲を満たす事があると聞く。まさか噂は本当なのか?、一度も捕縛された事が無い女は、真偽の定かではない噂に慄いた。
「カッカ」
再び欲情したらしい言葉を言うと、男の手が当たっている所だけが燃える様に熱くなる、見ると本当にじわじわと服が燃えていた。
「ヒィッ!!、なっ何!?、熱い!」
オレンジ髪の騎士ベンは、女の喉を ぐぐっ と掴んで軽く身体を持ち上げた、女はつま先立ちになる、ベンは怯える女に凄んだ。
「動くなよ、いま俺の集中を乱したら、お前の体が燃えるぞ?」
肌に火傷を負わさずに服だけを燃やす、超高難度な火魔法に女は驚いた、紙が燃えるように服だけが炭になっていく、大雑把そうな外見とは正反対な、繊細な魔力コントロールだ。
「ぁ、ぁぁ、あ、ぁ」
「良い子だ、そのまま大人しくしてろよ」
ベンの手は女の乳房を撫でて、下腹を這い股間までゆっくりと移動した、女は燃える様に肌が熱かったが、火傷を負わない為に耐えた、気付くと胴体部分の服が燃え尽きて、恥ずかしい所が丸見えになっていた。
「どうだ、俺の火魔法[滑火]だ、凄いだろ?」
ベンは掴んでいた喉を離して女の身体を回すと、正面からその出来栄えを確認した、胸から臍をたどり股間まで肌が露出している、恥毛が少し焼けているが、それはご愛嬌だ。
女の首には赤い手形が付いていて、そして火に炙られた肌も赤くなっていた。
「良い眺めだ」
「見るな!!」
女は三十代だが体の線は崩れておらず、ハリは失われたが逆に肉が柔らかくなり、それが魅力となっている。恥辱を受けて女の赤い肌が更に赤く染まった、怒りで震える乳房にベンが軽く触れる。
「止めろ!、何をする気だ!」
出来栄えに満足したベンは、女を一人掛けのソファに座らせると、肘掛けに足を引っ掛けた。M字に開脚させられた女は秘所が丸見えになる、後ろ手に縛られた上に足も動かせなくなった。
「ああ、良いぜ、凄え唆られる」
ベンが少し離れて繁々と女を眺めていると、どうやらダンが呼び寄せたらしく、待機していた残りの警ら隊が中に入って来た。
「女、どうやらお別れだ、尋問室でまた会おう、俺の名前は アド・ベン・チャーリー=ベアードだ」
女は驚愕して眼を見開く。
…アドベンチャー・ベア、ふざけた名前だ…
オレンジ髪の騎士ベンは髪を撫で付けると、キメ顔をして流し目で女を見た。
「俺のフルネームを聞いた奴は、余りのカッコ良さに皆んな驚く、今のお前の様にな」
唖然として女の口が開く。
…皆んな、名前にもお前にも呆れてるだけだ…
ベンとダンは警ら隊に男女を任せると、入り口付近で倒した男二人を連れて騎士団の詰め所へ戻る事にした、そう遠くないので二人は徒歩で移動する。
その途中、ダンが苦々しげにベンに意見をした。
「フルネームを名乗るな、名乗るならスタンダードネームにしろ」
「何でだよ、凄えカッコいいじゃん」
自分の名前が大好きなベンは不満気に答える。
「そう思っているのは、お前だけだ」
ダンの顔がますます厳しくなる。
「ダンのフルネームも凄えカッコ良いのに、名乗らないよな」
ダンが何故怒っているのか分からないベンは、不思議そうに話す。
「当たり前だ、恥ずかしいからな」
どこが恥ずかしいのだろう?、ベンはダンのフルネームを口にしてみた。
「ホーリィ・ダン・ジョン=スカ‥ムガムガ」
ベンがダンのフルネームを言いかけたが、ダンが口を押さえて阻止した、そして恐ろしい顔で凄んだ。
「口に出すな!」
ダンに睨まれたベンはコクコクと頷いた。
◆◇◆◇◆◇
偽装商会の建物に入った警ら隊の三人は、目にした光景に驚いていた、白目を剥いて気絶した男はお漏らしをしており、女はまるで露出狂のようだ。
男は意識が戻らないうちに縄をかけて床に転がす、女は…………唆られる体をしていた、胸や秘所を露わにして、男を誘っているとしか思えない。
警ら隊の一人が服から逸物を取り出して、シコシコと扱きだした。
「お、おい!、何してんだよ!」
「だって、あの女を見ろよ、我慢出来ない」
「ああ、やるか?」
始めに雄を扱いていた男が女に近づき、開いた足を掴んだ。
「止めろ!、お前ら法を守る奴らが女を痛ぶるのか!?、ふざけるな!!」
自由にならない体で女が暴れる、だが男の力には敵わず押さえつけられ、秘所にヌルヌルの肉棒を当てられた。
「お前この国の人間じゃ無いだろ?、教えてやるよ。この国は奴隷売買に関しては特に厳しくてな、奴隷商人にのみ適用される罰則が有るんだ」
話す間も男が肉棒をズリズリと擦り付けて、秘所を潤そうとする。
「それは[奴隷商人に対する行いは全て不問に付す]つまり、俺達はお前に何をしても問題にならないんだよ!」
ぐぶぶっ!!
「ああああああ!!!」
言葉が終わると同時に男の肉棒が女を貫いた、噂があながち間違っていなかった事を、女奴隷商人は身をもって知った。
今まで数えきれない程の女性を奴隷として売ってきた女奴隷商人は、これから女奴隷と同じ扱いを受けて罪を償うのだ。
この後、女は声が出なくなるまで啼かされた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
* 関連話 *
ベアード VS 女奴隷商人【騎士団の危ない二人】
少し前に商会の建物へ数人の男が入って行ったので様子を伺っていると、黒い袋を持った男二人が出てきた、黒い袋を馬車に積み込もうとしている。
ベンとダンは顔を見合わせて、音を立てずに素早く近づいて二人の男を手刀で倒す、意識を失った男達を警ら隊に任せて、袋の中を覗くと奴隷らしき女性がいた。
丁度体が入る大きさの箱の中で、口枷と足枷を嵌められて三角座りをしている、ざっと見た上では怪我も無く意識もハッキリしているようだ。
「僕達はこの国の騎士団だ心配いらない、口枷を外すけど騒がないと約束出来るかな?」
藍色髪の騎士ダンが、女性に優しく話し掛けると、彼女はコクコクと頷いた、ダンがそっと口枷を外す。
「君を保護する前に少しだけ、中に居る人間の事を教えてもらえるかな?」
ベンとダンの二人は奴隷商人に関する情報を聞き出すと、彼女の身柄を警ら隊に任せて突入する、ベンが火魔法で小さな爆発を起こして、中の人間の注意を引き付けた。
「爆火」 ボヴンッ!!
爆発で混乱した建物内へ二人は同時に乗り込むと、手近な男二人を素早く打撃で倒した。
「誰だ!、お前達!」
「今の爆発はお前達の仕業か!」
商会に常駐している男女が、ベンとダンに身構える、男は剣を抜いて構えて女は鞭を手にした。
オレンジ色の髪をした大柄な騎士ベンが口を開いた。
「王国騎士団の者だ、不法に奴隷売買をした罪で、お前らを捕縛する」
「大人しく従った方が身の為ですよ」
藍色の髪でやや細身の騎士ダンが男女に忠告する。
「!!」
違法行為がバレた闇ギルドの男女は、目が座り戦闘体制に入った、剣を振りかざした男が藍色髪の騎士ダンに襲いかかる。
一方、女は鞭をしならせてオレンジ髪の騎士ベンに襲いかかった。
ダンは スラッ と剣を抜くと、上段から振り下ろされた男の剣を難なく受け止めた。
そして自身の剣を強く振り上げて、男の手から剣を弾き飛ばすと、体制の崩れた男に蹴りを入れる。
蹴り飛ばされた男は呻きながら尻をついた。
「ぐはっ!、かっ」
倒れた男に剣を持った藍色髪の騎士ダンが近づく、圧倒的な実力差に恐怖を感じた男は、尻を床につけたままズリズリと後ろへ逃げるが、今度は男の股間に蹴りが入った。
「XXXXX!!!」
あまりの激痛に男は股間を押さえて涙を流した、ダンは反撃に備えて男を見下ろすが、男は反撃どころか痛みに震えて動けなくなった。
ダンは、男の体を軽く蹴って上向きにすると、顔の横に ドスッ と剣を突き刺す、そして、股間を押さえる男の手の上に片足を乗せてジワジワと体重をかけていく。
「色々と話して貰おうか、でなければココを潰す」
ダンが冷やかに言うと、大事な逸物をじわじわと踏まれた男は恐怖で顔が青ざめる。
「止めてくれ!、何でも話すから!!」
男はあっさり降参した。
◆◇◆◇◆◇
バシッ!!、ビシッ!!、バシィッ!!
女の鞭がオレンジ髪の騎士ベンを狙って放たれる、ベンは暫くそれを避けていたが、一転して鞭の先を掴んで引っ張り、女がタタラを踏むと一気に鞭を手繰り寄せた。
ベンは鞭に付いてきた女の身体を拘束すると、鞭とグリップの結合部分を火魔法で攻撃して焼き離した。
「バッカ」 ボウンッ!!
「バカとは何だ!、あっ熱い!」
「馬鹿なんて言って無いだろ?」
ベンはうるさく騒ぐ女の両腕を、使い物にならなくなった鞭を使って後ろ手に縛った。
女は激しく動いて拘束を解こうとする、体にピッタリとした服を着ている為、女が身を捩るたびに胸が揺れて、むっちりとした太腿が強調される。
「女、お前中々良い体をしているな」
オレンジ髪の騎士ベンが、背後から女の身体を撫で始めた、太腿から尻や胸の丸みにまで手が這う、股間を擦り付けて熱に浮かされた言葉を言った。
「カッカするぜ」
情欲の対象にされたと知った女は、怒りで赤面すると共に恐怖を感じた。
「ふざけるな!、アタシに触るな!」
荒くれ者の騎士達が時には犯罪者を相手に性欲を満たす事があると聞く。まさか噂は本当なのか?、一度も捕縛された事が無い女は、真偽の定かではない噂に慄いた。
「カッカ」
再び欲情したらしい言葉を言うと、男の手が当たっている所だけが燃える様に熱くなる、見ると本当にじわじわと服が燃えていた。
「ヒィッ!!、なっ何!?、熱い!」
オレンジ髪の騎士ベンは、女の喉を ぐぐっ と掴んで軽く身体を持ち上げた、女はつま先立ちになる、ベンは怯える女に凄んだ。
「動くなよ、いま俺の集中を乱したら、お前の体が燃えるぞ?」
肌に火傷を負わさずに服だけを燃やす、超高難度な火魔法に女は驚いた、紙が燃えるように服だけが炭になっていく、大雑把そうな外見とは正反対な、繊細な魔力コントロールだ。
「ぁ、ぁぁ、あ、ぁ」
「良い子だ、そのまま大人しくしてろよ」
ベンの手は女の乳房を撫でて、下腹を這い股間までゆっくりと移動した、女は燃える様に肌が熱かったが、火傷を負わない為に耐えた、気付くと胴体部分の服が燃え尽きて、恥ずかしい所が丸見えになっていた。
「どうだ、俺の火魔法[滑火]だ、凄いだろ?」
ベンは掴んでいた喉を離して女の身体を回すと、正面からその出来栄えを確認した、胸から臍をたどり股間まで肌が露出している、恥毛が少し焼けているが、それはご愛嬌だ。
女の首には赤い手形が付いていて、そして火に炙られた肌も赤くなっていた。
「良い眺めだ」
「見るな!!」
女は三十代だが体の線は崩れておらず、ハリは失われたが逆に肉が柔らかくなり、それが魅力となっている。恥辱を受けて女の赤い肌が更に赤く染まった、怒りで震える乳房にベンが軽く触れる。
「止めろ!、何をする気だ!」
出来栄えに満足したベンは、女を一人掛けのソファに座らせると、肘掛けに足を引っ掛けた。M字に開脚させられた女は秘所が丸見えになる、後ろ手に縛られた上に足も動かせなくなった。
「ああ、良いぜ、凄え唆られる」
ベンが少し離れて繁々と女を眺めていると、どうやらダンが呼び寄せたらしく、待機していた残りの警ら隊が中に入って来た。
「女、どうやらお別れだ、尋問室でまた会おう、俺の名前は アド・ベン・チャーリー=ベアードだ」
女は驚愕して眼を見開く。
…アドベンチャー・ベア、ふざけた名前だ…
オレンジ髪の騎士ベンは髪を撫で付けると、キメ顔をして流し目で女を見た。
「俺のフルネームを聞いた奴は、余りのカッコ良さに皆んな驚く、今のお前の様にな」
唖然として女の口が開く。
…皆んな、名前にもお前にも呆れてるだけだ…
ベンとダンは警ら隊に男女を任せると、入り口付近で倒した男二人を連れて騎士団の詰め所へ戻る事にした、そう遠くないので二人は徒歩で移動する。
その途中、ダンが苦々しげにベンに意見をした。
「フルネームを名乗るな、名乗るならスタンダードネームにしろ」
「何でだよ、凄えカッコいいじゃん」
自分の名前が大好きなベンは不満気に答える。
「そう思っているのは、お前だけだ」
ダンの顔がますます厳しくなる。
「ダンのフルネームも凄えカッコ良いのに、名乗らないよな」
ダンが何故怒っているのか分からないベンは、不思議そうに話す。
「当たり前だ、恥ずかしいからな」
どこが恥ずかしいのだろう?、ベンはダンのフルネームを口にしてみた。
「ホーリィ・ダン・ジョン=スカ‥ムガムガ」
ベンがダンのフルネームを言いかけたが、ダンが口を押さえて阻止した、そして恐ろしい顔で凄んだ。
「口に出すな!」
ダンに睨まれたベンはコクコクと頷いた。
◆◇◆◇◆◇
偽装商会の建物に入った警ら隊の三人は、目にした光景に驚いていた、白目を剥いて気絶した男はお漏らしをしており、女はまるで露出狂のようだ。
男は意識が戻らないうちに縄をかけて床に転がす、女は…………唆られる体をしていた、胸や秘所を露わにして、男を誘っているとしか思えない。
警ら隊の一人が服から逸物を取り出して、シコシコと扱きだした。
「お、おい!、何してんだよ!」
「だって、あの女を見ろよ、我慢出来ない」
「ああ、やるか?」
始めに雄を扱いていた男が女に近づき、開いた足を掴んだ。
「止めろ!、お前ら法を守る奴らが女を痛ぶるのか!?、ふざけるな!!」
自由にならない体で女が暴れる、だが男の力には敵わず押さえつけられ、秘所にヌルヌルの肉棒を当てられた。
「お前この国の人間じゃ無いだろ?、教えてやるよ。この国は奴隷売買に関しては特に厳しくてな、奴隷商人にのみ適用される罰則が有るんだ」
話す間も男が肉棒をズリズリと擦り付けて、秘所を潤そうとする。
「それは[奴隷商人に対する行いは全て不問に付す]つまり、俺達はお前に何をしても問題にならないんだよ!」
ぐぶぶっ!!
「ああああああ!!!」
言葉が終わると同時に男の肉棒が女を貫いた、噂があながち間違っていなかった事を、女奴隷商人は身をもって知った。
今まで数えきれない程の女性を奴隷として売ってきた女奴隷商人は、これから女奴隷と同じ扱いを受けて罪を償うのだ。
この後、女は声が出なくなるまで啼かされた。
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