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僕っ子ちゃん、がんばる!!?

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ここは放課後の教室。アンジュとナナ以外に誰も居ない。
(あ~~~~リバーヌ様ぁ~~~帰らないでほしかったなぁ~~~~~)

「アンジュ様、僕に何か御用でしょうか…?」
「御用も何も!!!!貴方、リバーヌに近づきすぎではないかしら!!?」
「いや…僕は何もしてませんし…」
((ナナは嫁いだという行為をしたのは黙っておこう by作者))
「じゃあなんでリバーヌは貴方に好意的なの!!!!!?」
「知りませんよ…」
「おかしい!!!!おかしいおかしい!!!!」
アンジュはその場でジタバタし始めた。
(アンジュ様、意外と年齢よりも性格が幼いな…)
「リバーヌに相応しいのは私なのに!!!!」
「なんで貴方が選ばれるの!!!」
「選ばれてないですし…」
アンジュが悪い顔をした
「そうだわ。貴方のリバーヌの隣に居られないような噂を流せばいいのよ。
我ながら名案だわ!!最高ね!!」
「え、」

(僕の、噂を流されればお父様の家に帰ることができる…?



でも、僕は。何故か心の何処かで、「リバーヌ様」と一緒に居たい、と思っているのはなんでなんだろう。)

「僕の…噂は…なが、さないでくださ…」
「駄目です!!!!!ナナはおれのものです!!!!!!」
後ろを振り向くとそこにはリバーヌの姿があった
「り、リバーヌ!!?貴方なんでここに…!」
「そりゃあ、アンジュがナナの良さにやっと気づいたのかな~って見に来たら、こんなになってるんだもん。」
(うわ、いい意味で鈍感な所が働いてる)
「アンジュ、今のことは一体どういう事かな、?」
「だって…だって!!!!
私が先にリバーヌを好きになったのに!!!」

「「「え」」」

「あ、あ…いや!そういう事じゃなくて!!!!」
「アンジュ様…か、可愛い…!!!!」
「そ、そうでしょう!?私は可愛いのよ!!」
「ええ!!とっても可愛かったです!!!僕が惚れてしまいそうなほどに!!」
「って、ナナ!!!!?さっきもいったけどナナはおれのものです~!!!」


アンジュとナナが親友になるのはまた後の話

~次回予告~
「ナナ、おれのこと、好きになってくれた?」
「す、好きになってなんかいません!!」
「そ、んじゃ好きにさせるから!!!!デートしよ?」
「ほ、え~~~~~~~~~~~~!!!!!!!?????」
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