悪魔な義妹の神乳バブみ

東風北

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第三十七話 試験①

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 「そういえば、皆テスト勉強どうなってる!?」

 授業の合間の短い休憩時間に周囲の席に座る健次郎や凪介に安彦が焦った様子で中間テストへの対策の如何いかんを窺ってきた。

 「してるわけないだろ」

 「ん~。まあまあ……かな?」

 「「……え!?鎌倉、勉強してんの!?」」

 健次郎と安彦が凪介の予想だにしない返答に驚き、声を荒げる。

 「い、一応、ね」
 
 「ふざけんな!この裏切り者がぁっ!」

 「そうだぞ!一人だけ抜け駆けなんて許さん!いつからそんな真面目になったんだ!」

 二人の剣幕に怯む凪介は詰め寄る二人から逃げるように顔を背ける。
 
 「ら、来年は受験だし、やっぱりちゃんとしておこうと思ってさ。……ははは」

 もっともらしい理由を挙げて何とかその場を取り繕おうとするが、ここで安彦と健次郎に加勢が入る。

 「そういえば鎌倉くんって、最近図書室で三年生に勉強教わってるけど、あの綺麗な女性ひとって、前に鎌倉くん訪ねて来た先輩だよね?」

 花子は無邪気な笑顔を浮かべ、凪介が恵に勉強を教わっている件を、安彦と健次郎に丁寧に説明するかのように質問した。
 しかし、案の定と言うべきか、花子の言葉を聞いた二人は険しい形相で凪介を睨んだ。

 「「は?」」

 「…………花子ちゃん、わざとでしょ」

 「ううん。そんなことないよ?」

 可愛く舌を出してにっこり笑う花子の顔は凪介には不思議と悪魔に見えた。
 だが、今はそんな悪魔よりも何とかしなければならない面倒臭い妖怪、童貞拗らせ小僧が二人もいる。が、かと言って今の凪介に言い逃れできる余裕は無かった。
 鬼の様な顔つきになり超至近距離で詰める二人に大量の汗を流して目を逸らす凪介だが、それを逃す二人ではない。

 「おいおいおいおい鎌倉さんよぉ。最近ちょいと女っ気が多いんじゃないかねえぇ!ええ!?この前の可愛い後輩ちゃんといい、その美人な先輩といい、あれか?モテ期か?モテ期なのかよ!!おぉん!?」

 「傷心中だろうからって優しくしてたらこの仕打ちかい?お?お?お?俺達を差し置いて随分と高い所まで大人の階段を登ってらっしゃるんですかねぇ?うおい!」

 瞳孔が完全に開き切ったまなこに凪介を捉える二人。極寒の殺気が宿ったその瞳には一切の光が無く、大量殺人鬼として紹介したとしても、恐らく誰もが疑わないであろう程に二人はドス黒い空気を纏っていた。
 
 「さ……高田さんのことはともかく、田中先輩にはただ勉強を教わってるだけだし、特に何もないって!」

 「「ほう?」」

 凪介は真実を語っているのだが、妖怪童貞拗らせ小僧は、女性と何らかのプライベートの繋がりを持つ男の言葉は基本的に信じる事がないというひがみ100%の性質を持つ為、怪訝な表情で凪介を睨みつける。
 疑いを晴らす余地が無いかに見えた状況に予想外の助けが入る。

 「凪介の言ってることは本当だぞ」

 「「うぇ?」」

 健次郎と安彦は突如聞こえた声に追求を止めて振り向く。
 すると、そこには凪介の友人である中村京平の姿があった。
 
 「あ、大津由美香にしめられた上に犯されたらしい中村!」

 「おお!大津由美香にのされたあと美味しく頂かれたらしい中村じゃん!」
 
 「大津由美香ちゃんにいじめられて泣きながら貞操を差し出したらしい中村くんだ!」

 「おい、ちょっと待て」

 京平に一斉に向けられた不名誉な枕詞紛いの何か。
 すぐさま平坦なトーンで反応するが、それが逆に三人の放つ空気にアクセントを付けた。

 「聞き捨てならないワードがいくつも聞こえたぞ」

 「「「はえ?」」」 

 花子が小首を傾げ、人差し指を薄桜の下唇に当てて愛らしさを演出すると、健次郎と安彦も彼女に習って全く同じ動きをした。

 「器用に合わせんな。あと花子ちゃん以外は気持ち悪いだけだからな」

 「は?そんな訳ないだろ。俺の方がベリ~ベルィ~キュートだわ!」

 「寝言は寝て言えよ青山。俺と違ってお前が可愛い瞬間なんてこれまでもこれからもただの一瞬だって無かったわ。」

 「いや、どっちも可愛くないし気持ち悪いよ」
 
 京平の言葉に対して、根拠の見えない自画自賛を口にする健次郎と安彦。
 凪介はそんな彼等に冷淡な言葉で突っ込みを入れた。

 「んで、話戻すけど--」

 京平は凪介の肩に腕を回すと、空気を変えるように安彦達へ語りかける。

 「勿体無いことに、田中先輩と凪介の間には本当に何も無いらしいぞ。綺麗な先輩と二人きりの時間があるんだから、もう少し色々と有効活用した方がいいとは思うんだが、そこは我らがヘタレな凪介くんってとこかね」

 「……なるほど。まぁ鎌倉らしいっちゃらしいな」

 「っか~!本当に勿体無いな!俺が同じ状況だったらもっとガンガンに行くのに!」
 
 敢えて凪介を揶揄うような口振りで安彦達からのヘイトを躱した京平。
 チラリと京平へ視線を向けると一瞬だけ目が合い、ウィンクで合図をされる。
 貸しを作ったことを察した凪介は誰にも気付かれないよう小さく嘆息した。

 「てか、鎌倉って一年の頃からそんな勉強してたの?」
 
 一学年の頃はクラスが違った安彦は凪介の変化に対し素朴な疑問をぶつける。

 「いや、全然だよ。テストの点数はいつも中の中か、中の下くらいだったかな」
 
 「ほーん。そんじゃなんでまた?」

 続いて健次郎も追って質問を重ねる。

 「……まぁ、親と話し合って、進学するならちゃんと成績上げなきゃいけないなってさ」
 
 「なるほどねぇ。確かにそうだよねー」

 肝心な部分は伏せて自分の置かれた状況を話す凪介。
 嘘ではないが、真実と呼ぶには些か具体性に欠ける内容であることと、何より、友人達に本当のことを話せない後ろめたさに顔を引き攣らせる。
 
 「……まぁ、俺も進学するだろうし、そろそろ勉強始めるか…………」

 「今からじゃ付け焼き刃にもなるか分からんけどな」
 
 「うっせ!やらないよりましだろ!」
 
 安彦と健次郎のやりとりに軽い笑いが起きる。
 そうして、凪介は彼らとの何気ない談笑で細やかな休憩時間を過ごしていった。




*******

 同日の晩。
 最近の凪介は夕食の前後と寝る前に自室で勉強の時間をとるようになっていた。
 勿論、今までそんな時間を作ることは無かったが、父、洋海と交わした約束もあり、近頃は勧んで勉強をするようになったのだ。
 しかし、そんな勤勉な姿勢とは程遠い状況が凪介の自室にて行われていた。

 「んっんっんっ!」

 オフィスチェアが激しく軋む音とリズムを合わせて淫らな吐息が溢れる。
 そんな卑猥な音を漏らす正体は、椅子に座る凪介と彼の膝に対面する形で跨る凪沙が、下半身を情熱的に結合させていた為だった。
 
 「んっんっ、気持ちいい!んっ、気持ちいいよ、凪沙!んむっ!」

 「うんっ、うんっ!私も気持ちいい!ね、もっと吸って!」

 凪沙の腕に抱かれながら、胸に顔を埋める凪介は相も変わらず彼女の乳房に吸い付いていた。
 器用に腰を上下に動かしながら口の中で綺麗な乳頭を弄ぶ。
 大好物の凪沙のおっぱいを味わうことで挿入した肉棒が感じる快楽は倍増する。

 「んんっ!んんっ!んっんっんっんん」

 「はぁっ!んっんっんっ!きも……ちっ……いい!凪介、もっと!もっと!」

 興奮した凪介は凪沙の肉体をより求めるように、彼女の背中に腕を回して抱き寄せる。
 凪沙の肉体が重力に身を委ねたことで体重が乗った刺激がポルチオに響く。
 怒張した肉棒がその先端を子宮口にぶつける度に膣全体が締め付けを強くしてより濃密な快楽を生み出す。
 
 「ぐぅっ!す、すごく締まる!!気持ちいい!!」
 
 「凪介!凪介!!私もすごく気持ちいい」
 
 顔を上げた凪介と唇を重ねる凪沙。何度も啄み合い、濃厚な口付けを交わすと、ねっとり舌を絡ませた。
 瑞々しく張りのある凪沙の唇はゼリーのように甘く、心地が良い。
 生温かい唾液を啜ると淫猥な喉越しに興奮して舌を唸らせて凪沙の口内を乱暴に犯していく。
 
 「んっんんっ!凪、んう……介っ!んんっ!んっ!!」
 
 舌触りの良い凪沙の口内を味わうと情欲がさらに掻き立てられて膣道への抽送が激化する。
 大きな男根で満たされた膣内。肉襞が粘液を分泌しながら肉棒に絡み付き、極上の快感が脳幹を走る。

 「んふっ、んんっ、はぁっ!凪沙の膣内気持ちいい!」

 「んっんっはぁ!私も、凪介の凄く気持ちいい」
 
 凪介は再び凪沙の乳房へ喰らいつく。大好物のものを口に含んで果てたいらしい。
 激しい運動をしている為か、凪沙の身体は火照って血の巡りが良いのか、充血した濃いピンクの乳首は硬く勃起している。
 それがまたこりこりと歯触りが良く、舌先で転がす堪らない感触に夢中になっていく。
 
 「んぐっ、うんっ、んっんむっはむっ」
 
 「いい!もっと!乳首もっと弄って!」

 膣の奥を小突きながら揺れる凪沙の美乳を巧みに口で咥える凪介。
 唇に感じるすべすべの白い乳肌と吸い込まれるような優しい弾力。それを口の中で味わいながら、舌で桜色の突起を濃密に舐る。
 乳輪をなぞるようにゆっくりと舌の先端で縁を描き、舌の側面は乳首をさり気なく撫でて二重に刺激する。
 しかし、それでも凪介の乳欲は鎮まらない。それどころかさらに活発になる。
 頬を窪ませ強く吸い込み、口の中で乳首をベロベロと下品に舐め回す。
 そうして凪沙の美しくたわわな果実を美味しそうに味わう凪介は陰茎のピストン運動を加速させ、フィニッシュへの準備を始めた。

 「んっんむっ!ぅんっんんっ!」

 「あっあっあっあっ!凪介激しいっ!」
 
 肉棒が膣道を押し広げて力強く打ち込まれる度に生じる甘美な刺激が凪沙の脳天を衝く。
 腹の中から一定のリズムで重く鈍い音が響くと、震源地からぐつぐつと何かが熱を持って煮えていくのが分かった。

 「ああっ!ああっ!来る来る来るっ!奥で熱いのが来る!」

 凪沙の興奮が最高潮へと達すると、感度を上げた膣全体がさらに締まり、咥え込んだ肉棒をきつく包み込む。
 
 「んぐっ!?んん……っ!ふつふっふっふっ!!」

 「あっあっあっあっああっ!!」
 
 陰茎が締め付けられ刺激が増すと先程までとは比にならない気持ちよさに抽送がより速度を上げた。
 すると、精管へ熱いものが駆け上がるのを感じた凪介は背筋をぞくりと震わせた。

 「ふんっふんっふんっふんんっ!!!」

 「んあっあっあっあっあっあっあっ!」

 凪沙の膣奥を猛々しく突き上げるリズムが間隔を狭める。
 身体の芯から重い衝撃が頭に何度も伝わる。そして、その度に脳内でじんわりと生温かいものが滲んで、目の奥が熱くなっていく。意識は霞んで、ただただ愛しい男を淫猥な欲求に身を任せて求めた。
 自分の乳房を未だ尚加えて離さない凪介を見ると胸の奥が心地良い温もりで満たされる。
 恍惚一色に表情を染めて乳頭を夢中になって吸うその男を想うままに抱きしめて頭を撫でた。

 「「んっんっんっんっんっ…………っ」」

 激しく淫らに乱れた二人はほんの僅かな瞬間に静けさを取り戻す。
 だがそれは前兆に過ぎない。瞬き程にも満たない時間が通り過ぎれば、獣の本能が濁流となって肉欲を満たすであろうことを二人は知っている。
 そして、それはやってきた。

 「「んぐぅぅぅっっっ…………!!!!」」
 
 腰を大きく痙攣させている凪沙。膣奥へコンドーム越しに高熱の白濁液を勢いよく流し込まれると、熱い快感に絶頂してしまっていた。
 差し込まれた肉棒は何度も脈打ち、長い時間射精を続けていた。
 その間、射精による強烈な快感に小さく手を震わせる凪介。
 凪沙を抱きしめ、顔を彼女の美乳に埋めて飽きずに乳首を優しく吸いながら乱れる息が落ち着くの待った。

 


*******

 行為の後、二人はベッドに移ると、抱きしめ合いながら横になっていた。

 「ねぇ。凪介」

 「うん?」

 腕の中、胸板に顔を預けながら名前を呼んだ凪沙を見つめる凪介。

 「いよいよ来週テストだね」

 「……うん」

 「緊張してる?」

 凪介を見上げる凪沙。

 「……そりゃあ、ね。……ある意味受験の時よりしてるかも」

 凪沙の二重の大きな猫目が庇護欲を唆る上目遣いで凪介を捉える。
 不謹慎にも心臓が小さく跳ねると思わず凪沙の額に優しくキスをした。
 
 「……私も。まだ入学したばかりで五位以内なんてできるかな?」

 視線を落として再び頭を胸に預けると、凪介の手が丁寧な指遣いで頭を撫でる。

 「……凪沙は大丈夫じゃないか?中学の頃もずっと成績良かったじゃない?」

 「まぁ、そうだけど……。いざパパにあんなこと言われるとプレッシャー感じちゃう」

 頭を撫でられる度に胸の内が温かくなり安心感が満ちていく。
 だが、それでも洋海に言われたことを思い出すと不安がぶり返してしまう。

 「そう、だよな。でも大丈夫だよ。父さんも意味なくあんなこと言ったわけじゃない。凪沙もそれは分かってるだろ?」

 凪沙が抱く決して小さくない暗い気持ちをなるべく軽くしようと凪介は言葉を紡ぐ。
 
 「……うん」

 「それに、父さんは条件じゃなく、証明と言ってた」

 「え?」

 「付き合うとか別れる為の条件じゃなく、ただ、証明しろって言ってた」

 凪介は洋海から提示された目標をその言葉以上の意味で受け取っていた。しかし、凪沙をこれ以上不安にさせまいと、それを口にすることはなかった。
 何よりも、それを言葉にしてしまえば自分自身が不安になってしまうという恐怖が強くあった。

 「たし、かに。そういえばそう言ってた」

 洋海の言葉を思い出した凪沙は、不安が薄れたのか、表情が軽くなる。
 
 「だから、どんな結果が出たとしてもきっと大丈夫だよ」

 「……うん」

 凪介に抱きしめられた凪沙は、やさしく微笑んでそっと瞼を閉じた。
 暫くすると、凪介の腕の中で細い寝息を立てて安らかに眠った凪沙。
 そんな義妹を愛おしそうに見つめる凪介は、今回のテストが自分の人生の分水嶺になることを朧げに予感していた。
 "きっと大丈夫"などと軽口を叩いていても、胸の内には大きな不安が渦巻いていた。
 父に提示された目標は確かに条件ではない。だが、それを提示したという事は現在の自分では圧倒的な凪沙に相応しくないと告げられていることと同義であった。
 たが、それでも今日まで凪沙の側を離れるという考えがただの一瞬たりとも過ぎることはなかった。
 だからこそ、嫌な胸騒ぎに不安になる。言い知れない悪い予感が凪介の頭を満たしていく。
 そして、その予感が今の凪沙と凪介にとって不都合な形で現実となることを、未だ二人は知らない…………。
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