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本編
126:吸収し過ぎだろう
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次は称号の変化によって称号の名前を冠していた装備や技能などを確認していこう。
[縁覚の編纂士装束]
レガシー装備[追憶の編纂士装束]が***の請願と装備者の有り様により変化したもの。有り様が変われば形や能力が変わる。
揺籃の時を終え、縁覚に至った。
プレイヤー【トウノ】専用装備。
耐久力:破壊不可
品質:EX
分類:セット装備[胴体、腰、足、アウター、武器、アクセサリー]
効果:装備者の一部ステータス、装備の変化
素材:追憶の編纂士装束、***の請願、星の胤
製作技能:-
製作者:-
まぁ、大体『揺籃』が『縁覚』に変化して、説明文も少し変わっただけに見える────いや、ちょっと待て。
セット装備に『アウター』が増えている? あと『効果』欄も微妙に変化があるような……とりあえず装備のアウタースロットを確認して…………手で顔を覆って空を仰ぐ。
「どうした」
僕のその様子にバラムが声をかけてくる。僕は息をゆっくり吐きながら思考を整理して、端的に確認した事象を伝える。
「それが……バラムから貰ったマントがこの『縁覚の編纂士装束』に吸収、されてしまったらしい……」
「……あ?」
それを聞いたバラムが理解し難いというな訝しげな表情になる。
……何だかとても嫌な予感がするので《解析》で詳細を確かめてみると────。
[縁覚の編纂士装束:外套]
装備者に馴染んだ装備が変化し、ユニーク装備セットの一つとなった。
有り様が変われば形や能力が変わる。
揺籃の時を終え、縁覚に至った。
耐久力:破壊不可
品質:EX
分類:アウター装備
効果:防御力+35、防寒、防水、防塵、《認識阻害》(フード着用時)
特殊効果:《幻梟の夢渡り》
素材:ムートンのマント
製作技能:-
製作者:-
《幻梟の夢渡り》
『縁覚の編纂士装束:外套』の《認識阻害》の影響を受けた者に幻梟が取り憑き、主を害する意志を察知すると自動で設定した技が発動する。
自動発動する毎に設定した技の発動に必要な力が消費される。
発動技:-
「……この特殊効果はテロか何かか?」
外套の効果の影響を受けただけで“取り憑く”とは。しかもこれ無差別なんじゃないか……? ま、まぁ、一応僕に対する害意が無ければ何も悪さはしないようだが……しかも取り憑く期限が書かれていないのがさらに怖いところだ。
さらっと防御力も大幅アップしているし。
『“テロ”が何かは分からんが、これだけで主殿の身が大分安全になりそうであるな!』
「まぁ……お前の守りが固くなるなら良い。ここの自動発動技は“アレ”にしろよ」
『うむ! “アレ”一択である!』
「2人とも何だか箍が外れてきてないか……?」
この特殊効果の自動発動技に“アレ”を設定したらシナジーが高過ぎて、所謂“害悪”レベルだと思うのだが。
「人で無くなったんだ、今更だろ」
『であるな。我は元々人では無いしのぅ!』
「…………それもそうか」
確かにあの秘技を自重せずに使ってきたこの道中は驚くほど安全に来れたし、多分だが中々厄介そうだった野盗の頭目も一撃で倒す事が出来て損害はほぼゼロだった。
そもそも僕へ害意を向けなければ発動しないので、正当防衛……とはやはり言えないかもしれないが、そんなに問題にならないだろう。
「よし、じゃああの秘技を設定……」
〈秘技〈淡き宵の訪い〉が〈宵暗の帳〉へ進化しました〉
「うぅん……」
「今度は何だ」
「例の秘技が『進化』した……」
「まぁ…………効果が高くなったなら良いんじゃねぇか……」
バラムは一瞬空を仰いだ後、脱力した表情でそう言った。なんとなく投げやりな雰囲気だ。
「……そうだな。…………設定した」
僕も同じ気分だったので、もう深く考える事はやめて〈宵暗の帳〉を《幻梟の夢渡り》の発動技に設定した。
ちなみに〈宵暗の帳〉の効果は〈淡き宵の訪い〉よりも効果持続時間が長くなっていたり、相手が見ている夢の内容が見れるようになったようだ。単純に効果や使い勝手が向上していた。
………………うん、最後に技能の確認をしよう。
「まずは効果がなんとなく分かる《変化》からにするか。これはアンクレットと効果が被っているが……」
『変化のアンクレットが吸収された代わりに技能として現れたのであろうな』
「えっ……本当だ、無くなってる……」
どうやら転生によってマントだけでなくアンクレットまで吸収してしまったらしい。転生の影響がここまで及ぶのは流石に予想出来なかった。
『元々児戯のような代物であったしな、主殿も夜狗の小僧も自力で変化出来るようになったのであればもう不要な物であったろう』
「そう、か……でも、こんな形で貰った物を失ってしまってすまない。バラムも」
予想出来なかったとはいえ、2人から貰ってそれなりに使っていて思い入れが出来始めていた物だった。2人に申し訳ないという気持ちもあるが、追いついてきた喪失感がじわじわと僕の心に影を落とす。
俯いた僕の頬に温かい大きな手が当てられて親指で宥めるようにゆっくり撫でられる。
「気にすんな。これからも本とか食い物とかお前の好きそうな物くらい見繕ってきてやる」
『フッ……であるな。主殿のその心だけで十分過ぎる程である』
「……ああ、ありがとう」
2人からの温かい言葉に僕を蝕み始めていた喪失感があっという間に解けて、心が晴れる。
「さて、気を取り直して……《変化》の技能はアンクレットの効果と大体同じみたいだな。……変化出来る姿の欄にスコップオウル以外に鍵マークのかかった欄があるのが気になるが」
『ほほぅ、その内我のように他の姿もとれるようになるのではないか?』
「なるほど。まぁ、スコップオウルになれるなら今まで通りだな」
いや、今までアンクレットが1つしか無かったからバラムと僕が同時に変化する事が出来なかったが、これからはそれも可能になるので今まで通りでは無いか? 同時に変化するようなシチュエーションがあるのかは謎だが。
それはさておき。
「よし、最後に《底根の根》という技能だが……」
『永く生きた我でも全く未知の技能であるな! 胸が高鳴るである!』
「新しく作られたらしい僕の種族由来な事だけは間違いないからな……よし《解析》」
《底根の根》
消費AP:-(消費するAPを選択する)
底根族の種族技能。
暗い根を伸ばして触れたものから生気を吸い上げて己の糧とする。逆に己の力を送る事も出来る。
しかし新たに作られた種族の技能の為、本当のところはよく分からない。
「うぅん……」
『投げやりな説明文であるな』
「そりゃ、投げたくもなるだろ」
「むしろ、この世界に生まれたばかりの種族や技能の説明にしては頑張っている方なのかもしれないな……」
『であるな!』
種族の詳細に続いて最後の一文がまた投げやりだった事に対して、僕達から口々に感想が漏れる。
この技能を使っていったらそれこそ文字通り“解析”が進むかもしれないので、今後に期待しよう。
「それにしても生気を吸って糧にするって、なんか物騒だな」
吸血鬼か何かだろうか?
『効果だけ見れば何とも夢魔的であるな。夢魔は他者から生気を吸えば回復出来るである』
「なるほど」
「危なくなったら俺から吸えよ」
「えっ、それは……」
バラムがさも当然だというような顔でとんでもない事を言う。
『おお! 夜狗の小僧は転生してさらに生命力が増したであるからな、良き献身であるぞ!』
「いや、だからって……」
シルヴァもノリノリで賛同してきて困ってしまう。
「試しにちょっと吸ってみろよ」
「ええ……」
さらには技能の試運転を自分でしてみろという。ちょっと目に好奇心が揺らめいて見えるのは何なんだ……。
「まだ、加減とかどうなってしまうのか分からないのに、危なくないか……」
「でも試さないとずっと分からないままだぞ。ぶっつけ本番より、今の内にどんなもんか掴んでおいた方が良いだろうが」
「それは、そうだが……」
うぅん、バラムの意見の方が分があるように思うが、それで取り返しのつかない事になってしまわないだろうか……。
『まずはその“根”とやらを出してから改めて此奴を実験体にするか、その辺の魔物を実験体にするか考えるのはどうであろう?』
「ああ、それもそうだな」
「ふん」
ということで早速《底根の根》を発動してみる。
すると────。
僕の影からウネウネと蠢く、黒い触手のような物体が出てきた。
[縁覚の編纂士装束]
レガシー装備[追憶の編纂士装束]が***の請願と装備者の有り様により変化したもの。有り様が変われば形や能力が変わる。
揺籃の時を終え、縁覚に至った。
プレイヤー【トウノ】専用装備。
耐久力:破壊不可
品質:EX
分類:セット装備[胴体、腰、足、アウター、武器、アクセサリー]
効果:装備者の一部ステータス、装備の変化
素材:追憶の編纂士装束、***の請願、星の胤
製作技能:-
製作者:-
まぁ、大体『揺籃』が『縁覚』に変化して、説明文も少し変わっただけに見える────いや、ちょっと待て。
セット装備に『アウター』が増えている? あと『効果』欄も微妙に変化があるような……とりあえず装備のアウタースロットを確認して…………手で顔を覆って空を仰ぐ。
「どうした」
僕のその様子にバラムが声をかけてくる。僕は息をゆっくり吐きながら思考を整理して、端的に確認した事象を伝える。
「それが……バラムから貰ったマントがこの『縁覚の編纂士装束』に吸収、されてしまったらしい……」
「……あ?」
それを聞いたバラムが理解し難いというな訝しげな表情になる。
……何だかとても嫌な予感がするので《解析》で詳細を確かめてみると────。
[縁覚の編纂士装束:外套]
装備者に馴染んだ装備が変化し、ユニーク装備セットの一つとなった。
有り様が変われば形や能力が変わる。
揺籃の時を終え、縁覚に至った。
耐久力:破壊不可
品質:EX
分類:アウター装備
効果:防御力+35、防寒、防水、防塵、《認識阻害》(フード着用時)
特殊効果:《幻梟の夢渡り》
素材:ムートンのマント
製作技能:-
製作者:-
《幻梟の夢渡り》
『縁覚の編纂士装束:外套』の《認識阻害》の影響を受けた者に幻梟が取り憑き、主を害する意志を察知すると自動で設定した技が発動する。
自動発動する毎に設定した技の発動に必要な力が消費される。
発動技:-
「……この特殊効果はテロか何かか?」
外套の効果の影響を受けただけで“取り憑く”とは。しかもこれ無差別なんじゃないか……? ま、まぁ、一応僕に対する害意が無ければ何も悪さはしないようだが……しかも取り憑く期限が書かれていないのがさらに怖いところだ。
さらっと防御力も大幅アップしているし。
『“テロ”が何かは分からんが、これだけで主殿の身が大分安全になりそうであるな!』
「まぁ……お前の守りが固くなるなら良い。ここの自動発動技は“アレ”にしろよ」
『うむ! “アレ”一択である!』
「2人とも何だか箍が外れてきてないか……?」
この特殊効果の自動発動技に“アレ”を設定したらシナジーが高過ぎて、所謂“害悪”レベルだと思うのだが。
「人で無くなったんだ、今更だろ」
『であるな。我は元々人では無いしのぅ!』
「…………それもそうか」
確かにあの秘技を自重せずに使ってきたこの道中は驚くほど安全に来れたし、多分だが中々厄介そうだった野盗の頭目も一撃で倒す事が出来て損害はほぼゼロだった。
そもそも僕へ害意を向けなければ発動しないので、正当防衛……とはやはり言えないかもしれないが、そんなに問題にならないだろう。
「よし、じゃああの秘技を設定……」
〈秘技〈淡き宵の訪い〉が〈宵暗の帳〉へ進化しました〉
「うぅん……」
「今度は何だ」
「例の秘技が『進化』した……」
「まぁ…………効果が高くなったなら良いんじゃねぇか……」
バラムは一瞬空を仰いだ後、脱力した表情でそう言った。なんとなく投げやりな雰囲気だ。
「……そうだな。…………設定した」
僕も同じ気分だったので、もう深く考える事はやめて〈宵暗の帳〉を《幻梟の夢渡り》の発動技に設定した。
ちなみに〈宵暗の帳〉の効果は〈淡き宵の訪い〉よりも効果持続時間が長くなっていたり、相手が見ている夢の内容が見れるようになったようだ。単純に効果や使い勝手が向上していた。
………………うん、最後に技能の確認をしよう。
「まずは効果がなんとなく分かる《変化》からにするか。これはアンクレットと効果が被っているが……」
『変化のアンクレットが吸収された代わりに技能として現れたのであろうな』
「えっ……本当だ、無くなってる……」
どうやら転生によってマントだけでなくアンクレットまで吸収してしまったらしい。転生の影響がここまで及ぶのは流石に予想出来なかった。
『元々児戯のような代物であったしな、主殿も夜狗の小僧も自力で変化出来るようになったのであればもう不要な物であったろう』
「そう、か……でも、こんな形で貰った物を失ってしまってすまない。バラムも」
予想出来なかったとはいえ、2人から貰ってそれなりに使っていて思い入れが出来始めていた物だった。2人に申し訳ないという気持ちもあるが、追いついてきた喪失感がじわじわと僕の心に影を落とす。
俯いた僕の頬に温かい大きな手が当てられて親指で宥めるようにゆっくり撫でられる。
「気にすんな。これからも本とか食い物とかお前の好きそうな物くらい見繕ってきてやる」
『フッ……であるな。主殿のその心だけで十分過ぎる程である』
「……ああ、ありがとう」
2人からの温かい言葉に僕を蝕み始めていた喪失感があっという間に解けて、心が晴れる。
「さて、気を取り直して……《変化》の技能はアンクレットの効果と大体同じみたいだな。……変化出来る姿の欄にスコップオウル以外に鍵マークのかかった欄があるのが気になるが」
『ほほぅ、その内我のように他の姿もとれるようになるのではないか?』
「なるほど。まぁ、スコップオウルになれるなら今まで通りだな」
いや、今までアンクレットが1つしか無かったからバラムと僕が同時に変化する事が出来なかったが、これからはそれも可能になるので今まで通りでは無いか? 同時に変化するようなシチュエーションがあるのかは謎だが。
それはさておき。
「よし、最後に《底根の根》という技能だが……」
『永く生きた我でも全く未知の技能であるな! 胸が高鳴るである!』
「新しく作られたらしい僕の種族由来な事だけは間違いないからな……よし《解析》」
《底根の根》
消費AP:-(消費するAPを選択する)
底根族の種族技能。
暗い根を伸ばして触れたものから生気を吸い上げて己の糧とする。逆に己の力を送る事も出来る。
しかし新たに作られた種族の技能の為、本当のところはよく分からない。
「うぅん……」
『投げやりな説明文であるな』
「そりゃ、投げたくもなるだろ」
「むしろ、この世界に生まれたばかりの種族や技能の説明にしては頑張っている方なのかもしれないな……」
『であるな!』
種族の詳細に続いて最後の一文がまた投げやりだった事に対して、僕達から口々に感想が漏れる。
この技能を使っていったらそれこそ文字通り“解析”が進むかもしれないので、今後に期待しよう。
「それにしても生気を吸って糧にするって、なんか物騒だな」
吸血鬼か何かだろうか?
『効果だけ見れば何とも夢魔的であるな。夢魔は他者から生気を吸えば回復出来るである』
「なるほど」
「危なくなったら俺から吸えよ」
「えっ、それは……」
バラムがさも当然だというような顔でとんでもない事を言う。
『おお! 夜狗の小僧は転生してさらに生命力が増したであるからな、良き献身であるぞ!』
「いや、だからって……」
シルヴァもノリノリで賛同してきて困ってしまう。
「試しにちょっと吸ってみろよ」
「ええ……」
さらには技能の試運転を自分でしてみろという。ちょっと目に好奇心が揺らめいて見えるのは何なんだ……。
「まだ、加減とかどうなってしまうのか分からないのに、危なくないか……」
「でも試さないとずっと分からないままだぞ。ぶっつけ本番より、今の内にどんなもんか掴んでおいた方が良いだろうが」
「それは、そうだが……」
うぅん、バラムの意見の方が分があるように思うが、それで取り返しのつかない事になってしまわないだろうか……。
『まずはその“根”とやらを出してから改めて此奴を実験体にするか、その辺の魔物を実験体にするか考えるのはどうであろう?』
「ああ、それもそうだな」
「ふん」
ということで早速《底根の根》を発動してみる。
すると────。
僕の影からウネウネと蠢く、黒い触手のような物体が出てきた。
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