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ロボ・デ・マル大谷さんに行って来たよ!
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ロボ・デ・マル大谷さんに行って来たよ
LOBO DE MAR OTANI(ロボ・デ・マル・オオタニ)
住所
〒432-8055 浜松市南区 卸本町45-1
電話番号
053-581-7551
https://www.instagram.com/lobodemarotanijapan/
浜松市は中田島の辺りに、浜松市卸商センターってのがあって。
正確には
協同組合 浜松卸商センター
という。国道1号線で豊橋から天竜川に向かって行くと、途中にでっかく
「卸」
と書かれたカンバンがあるので、その交差点(その名も「卸本町」)を北へ。
昭和中期に作られた卸団地で、真ん中には風変わりな(帰ってきたウルトラマンに出て来る怪獣みたいな)建物が聳え立っている。このアルラなる建物が協同組合の事務所兼会議所や集会所となっており、その周囲をぐるっと囲むように色んな会社、お店、公園などがある。
今どき珍しいタコの滑り台がある。涼しくなったら写真でも撮りに行こう。
でウロウロしているとペルー料理屋さんがあって。
ロボ・デ・マルって名前は地図や案内にも載ってたので、なるほどスペイン語っぽい店名だと思ってたら本当にスペイン語だった。
入ってみるととても広いし、綺麗だし、天井が高くて白い壁がさわやかで。
お肉を焼く匂いも含めて、なんだかなつかしい。
18歳の春にちょっとだけ居たメキシコを思い出す雰囲気。
メニューは豊富だし魚介類からお肉もテルネ(牛肉)とポヨ(鶏肉)と色々あるので迷ってしまった…ので、牛肉の炒め物と、ペルー風チキンカレーと両方注文しました。
牛肉の炒め物(名前を忘れてしまった…!)は店員さんのオススメで、一番人気ですよーと言われたので試しに食べてみることに。
チキンカレーはフツーに美味しそうだったのと、写真がカレーってよりオムライスに見えるくらい黄色いカレーに興味がわいたので。
待っている間に、とトウモロコシの揚げたやつと、お料理にかけて食べると美味しいアヒのサルサを出してくれた。
この揚げトウモロコシが美味しかったなあ。カタチは落花生みたいだけど味や香りはトウモロコシ。どういう品種なんだろう?
ジャイアントコーンも南米のものだし、ああいう形の種類があるのかな。
牛肉の炒め物、お肉に厚いタマネギとトマト、フライドポテトが入っている。あとパクチーもふわっと。で、このお肉の油をタマネギやポテトが吸って美味いんだ。
お肉の焼けた匂いで、思わず美味しそう!ってより、懐かしい!と思ったもの。
あの匂い。道路端で信号待ちしてると、すぐ近くで軒を連ねる屋台のどれかからケムリに乗ってフワーーっと漂って来てた、あの匂いだ。
ついぞ立ち寄って食べてみるような余裕も無く、いつも同じ屋台で5つで11ペソのタコスを食ってた私の、思い出の奥底に燻り続ける焼け木杭に火が点いたような感覚。
牛肉自体も美味しいし、やわらかいし、食べやすい。
またタマネギが甘いんだ。コレも懐かしい甘さだった。タマネギ、甘くて美味しいんだよ。メキシコとペルーでどう違うかわからないけど、私がナウカルパンで食べてたタマネギ、とくに屋台のタコスに入ってたり、付け合わせに乗ってたセポジータの丸焼きは、そこまで火を通してなくても甘くて美味しい。全然、辛くないしツンともしない。食べやすいタマネギの見本みたいな味だった。それが、殆どそっくりそのまま出て来た。嬉しくなっちゃったな。
同じお皿にご飯も乗っているので、その汁を吸ったご飯や、まだ白いままのところと一緒に搔っ込むとたまらない。
ペルー風チキンカレーは、黄色い唐辛子の色をしたカレーの中にほろほろの鶏肉が溶け込むように混ざり合っていた。オリーブとタマゴがちょこんと乗ってて、カレーの下には茹でたお芋が入っている。ジャガイモっぽいけど、ちょっと粘っこく感じる。タロイモとかなんだろうか?
カレーは辛くなく、例のアヒをかけて食べるとちょうどいいくらい。
ホントはデザートも気になってたし、ロボ・デ・マル・サラダも美味しそうだった。店員さんも明るくてステキな人達だったし、また行きたい…というか、夏のうちに、暑いうちにまた行きたい。カロールなほうが南米料理は美味しいはずである。
十代の私がボケタンと突っ立ってるナウカルパンの街は、いつまで経っても夏のままだから。
というか、あの国には乾季と雨季しかないんだけど。
LOBO DE MAR OTANI(ロボ・デ・マル・オオタニ)
住所
〒432-8055 浜松市南区 卸本町45-1
電話番号
053-581-7551
https://www.instagram.com/lobodemarotanijapan/
浜松市は中田島の辺りに、浜松市卸商センターってのがあって。
正確には
協同組合 浜松卸商センター
という。国道1号線で豊橋から天竜川に向かって行くと、途中にでっかく
「卸」
と書かれたカンバンがあるので、その交差点(その名も「卸本町」)を北へ。
昭和中期に作られた卸団地で、真ん中には風変わりな(帰ってきたウルトラマンに出て来る怪獣みたいな)建物が聳え立っている。このアルラなる建物が協同組合の事務所兼会議所や集会所となっており、その周囲をぐるっと囲むように色んな会社、お店、公園などがある。
今どき珍しいタコの滑り台がある。涼しくなったら写真でも撮りに行こう。
でウロウロしているとペルー料理屋さんがあって。
ロボ・デ・マルって名前は地図や案内にも載ってたので、なるほどスペイン語っぽい店名だと思ってたら本当にスペイン語だった。
入ってみるととても広いし、綺麗だし、天井が高くて白い壁がさわやかで。
お肉を焼く匂いも含めて、なんだかなつかしい。
18歳の春にちょっとだけ居たメキシコを思い出す雰囲気。
メニューは豊富だし魚介類からお肉もテルネ(牛肉)とポヨ(鶏肉)と色々あるので迷ってしまった…ので、牛肉の炒め物と、ペルー風チキンカレーと両方注文しました。
牛肉の炒め物(名前を忘れてしまった…!)は店員さんのオススメで、一番人気ですよーと言われたので試しに食べてみることに。
チキンカレーはフツーに美味しそうだったのと、写真がカレーってよりオムライスに見えるくらい黄色いカレーに興味がわいたので。
待っている間に、とトウモロコシの揚げたやつと、お料理にかけて食べると美味しいアヒのサルサを出してくれた。
この揚げトウモロコシが美味しかったなあ。カタチは落花生みたいだけど味や香りはトウモロコシ。どういう品種なんだろう?
ジャイアントコーンも南米のものだし、ああいう形の種類があるのかな。
牛肉の炒め物、お肉に厚いタマネギとトマト、フライドポテトが入っている。あとパクチーもふわっと。で、このお肉の油をタマネギやポテトが吸って美味いんだ。
お肉の焼けた匂いで、思わず美味しそう!ってより、懐かしい!と思ったもの。
あの匂い。道路端で信号待ちしてると、すぐ近くで軒を連ねる屋台のどれかからケムリに乗ってフワーーっと漂って来てた、あの匂いだ。
ついぞ立ち寄って食べてみるような余裕も無く、いつも同じ屋台で5つで11ペソのタコスを食ってた私の、思い出の奥底に燻り続ける焼け木杭に火が点いたような感覚。
牛肉自体も美味しいし、やわらかいし、食べやすい。
またタマネギが甘いんだ。コレも懐かしい甘さだった。タマネギ、甘くて美味しいんだよ。メキシコとペルーでどう違うかわからないけど、私がナウカルパンで食べてたタマネギ、とくに屋台のタコスに入ってたり、付け合わせに乗ってたセポジータの丸焼きは、そこまで火を通してなくても甘くて美味しい。全然、辛くないしツンともしない。食べやすいタマネギの見本みたいな味だった。それが、殆どそっくりそのまま出て来た。嬉しくなっちゃったな。
同じお皿にご飯も乗っているので、その汁を吸ったご飯や、まだ白いままのところと一緒に搔っ込むとたまらない。
ペルー風チキンカレーは、黄色い唐辛子の色をしたカレーの中にほろほろの鶏肉が溶け込むように混ざり合っていた。オリーブとタマゴがちょこんと乗ってて、カレーの下には茹でたお芋が入っている。ジャガイモっぽいけど、ちょっと粘っこく感じる。タロイモとかなんだろうか?
カレーは辛くなく、例のアヒをかけて食べるとちょうどいいくらい。
ホントはデザートも気になってたし、ロボ・デ・マル・サラダも美味しそうだった。店員さんも明るくてステキな人達だったし、また行きたい…というか、夏のうちに、暑いうちにまた行きたい。カロールなほうが南米料理は美味しいはずである。
十代の私がボケタンと突っ立ってるナウカルパンの街は、いつまで経っても夏のままだから。
というか、あの国には乾季と雨季しかないんだけど。
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